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この冬は大変厳しい寒さが続き、２９日には思わぬ雪にまで見舞われましたが、３月の声を聞けば春の兆しが感じられるようになってくると思います。ロウバイの香りも終わりに近づき、そろそろ梅がほころび始めているようです。
ところで、県政では現在、２月定例県議会の一般質問が行われているところです。２月議会は例年、新年度予算案の審議が中心議題となるのですが、千葉県の平成２４年度一般会計の当初予算案は、総額で１兆６００１億円余りとなり、予算規模では実質的に過去最大となっています。前年度比２・６％増と積極予算ですが、その中身は社会保障費などの義務的経費が増大し、財源不足が生じるなど議会として今後もしっかり監視していかなければならないと思っています。
一方、うれしいお知らせもあります。私が昨年１２月議会の一般質問で取り上げた子ども医療費の県費助成の拡大について、小学３年生までだった入院医療費の助成対象が、新年度予算案では中学３年生まで拡大され、今年１２月から実施される見通しになりました。
千葉県の従来の子ども医療費助成事業は、入院も、通院も小学３年生まででしたが、私が１２月議会で「森田知事が選挙公約で掲げた対象年齢を中学３年生まで拡大するという県民への約束は、どうなったのか」と質したことへの回答だと思っています。ただし、中学３年生までの拡大は、現状ではまだ入院の場合に限られていますので、通院も含め今後もしっかり要望していきたいと思います。
なお、３月７日午前１１時から予算委員会での質問を行いますので、時間があったら千葉テレビをご覧下さい。
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