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平成23年3月



予算審議に臨んでいます


 2月定例議会が開会中です。昨年から副議長職を拝命しておりますので、特に議会中は緊張感をもって臨んでいます。選挙の足音も聞こえてきますが、3月11日の閉会日までは、議会に専念しています。特に2月県議会は、新年度予算案を審議する1年で最も重要な議会と言っても過言ではありません。

 平成23年度の一般会計当初予算案は、総額が1兆5594億円と昨年度の当初予算と比べて、1・7%増加しています。このところ景気も大分回復基調を示しており、円高による輸入増などもあって県税が増収となったほか、国が徴収して地方に配分する地方譲与税と地方交付税が二ケタ台の大幅な増加が見込まれることなどが理由です。従って、特例的な財源対策を取らずに収支均衡が図られるのは、実に14年ぶりとのことで、まずは一安心といったところでしょうか。

 しかし、実際には借金返済に充てる公債費が前年度より49億円(2・9%)も増加し、歳出予算のうちの1740億円も占めているほか、借金の総額を占めす県債残高は2兆7459億円に膨らみ、県民1人当たりの借金が44万円を超える高水準にありますので、財政健全化というには、まだまだ道は遠いと言わざるをえません。

 わが党は、県政においては与党ですので、予算編成論議には責任感をもって臨んでいます。森田知事の県政運営に対し、是々非々の立場でしっかり議論してまいります。

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