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平成22年7月



副議長に就任しました


 6月定例県議会は6月22日に閉会しました。私は、最終日の正副議長選任の投票で副議長に選任されました。慣例では、正副議長とも1年交代とされていますが、この1年間は、議長に選任されたわが党の鈴木良紀氏を補佐し、副議長としての職責をしっかり果たしていきたいと思っています。

 6月議会でも、さまざまに取り上げられていましたが、民主党の目玉政策の一つの「個別所得補償モデル事業」について、多くの意見が出ています。制度が複雑で、分かりづらいことも原因とみられ、このモデル対策への農家の加入率が極めて低いことが、マスコミでも大きく取り上げられています。5月末現在の加入申請件数は、全国で共済加入者約180万人のうち、30%の54万人にとどまっています。わが千葉県では、1357人とわずかに2.2%という低い数字です。

 米の生産農家にとっては、個別補償とはいえ、制度の内容が明らかに「減反」と「転作」がセットになっているため、湿田が多く転作しづらい本県では、制度がなじみにくいことに加え、市場で高い評価を得ている本県産米を、あえて生産調整する代償として個別補償を得る方が得なのか、農家の皆さんも迷っているのではないでしょうか。民主党のマニフェストが、子ども手当ての支給額のように、ころころと代わり、制度の継続性に不信感があることも理由にあげられそうです。

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