ジョイスティック コンバーターでゲームポート ジョイスティックの復活



NEW 2021/7/1 up 更新2021/7/5

ROCKFIRE製USB NEST (GAME PORT TO USB CONVERTER)でGAME PORT 15PIN JOYSTICKをUSB接続に変換

 15ピンのゲームポート接続のジョイティックはゲームポートの無い今のパソコンには接続できません。過去にUSB変換アダプターが販売されていましたがWINDOWS10の時代にはもう見かけることが無くなりました。 ネットで調べると中国からの取り寄せになりますがアマゾンjpでまだ販売されていることがわかりました。ROCKFIRE製USB NEST (RM203U)です。販売名は色々な名前で販売されていますが元は同じようです。 この変換器はアナログ・ジョイスティックなら4軸4ボタン+ハットスイッチまで変換できるようです。ただしゲームポート接続でもMS サイドワインダーのようなデジタル・シグナルのジョイスティックは使えません。
CH製のフライト・シム・ヨークなど一式が使えるようになるか試すことになりました。
4モードの切り替えスイッチがありCH製のジョイスティックはモード2を選択しました。
接続はWINDOWS10 USB3.0で行いました。

CH FLIGHT SIM YOKE
 フライトシムヨークの15ピンコネクターを変換器に接続して変換器のUSBコネクターをPCに接続すると自動的に認識されます。
コントロールパネルからジョイスティックの調整を選んでいきキャリブレーションを行います。
認識されたファンクションは
2軸+スロットル+4ボタン+ハットスイッチ(4方向)でした。
4ボタンはばらばらの位置でした。
ボタン1:コントロールホイール左前の赤いボタン
ボタン2:本体左側のSW(上・下共作動)
ボタン3:コントロールホイール右のグレーのSW
ボタン4:コントロールホイール右のグレーのSW


CH F16 FIGHTER STICK
認識されたファンクションは
2軸+スロットル+4ボタン(赤いボタン4個)
ハットスイッチは認識されませんでした。


CH F16 THROTTLE
認識されたファンクションは
スロットルのみ
その他のボタン類は全く認識されませんでした。(PS/2 キーボード割り当てのスイッチと思われる)


CH PRO PEDAL
ラダーペダルとして認識されました。


SFS THROTTLE ASSEMBlY
スロットルは右側がスライダーとしてに意識され左側はZ回転として認識されました。
その他のボタン類は全く認識されませんでした。(PS/2 キーボード割り当てのスイッチと思われる)
スロットル前部にZ回転をON/OFFするSWがあるのでラダーペダルを15ピンのコネクターで一緒に繋ぐ場合はZ回転をOFFにできます。 FS2004でジョイスティックを設定してボーイング737のパワーレバーにアサインして操作したところ左エンジン/右エンジンを別々にコントロールすることができました。 ただし、出力を合わせようとするとパワーレバーアライメントがずれます。ジョイスティックの調整をきちんとすれば合うのかもしれません。
PS/2コネクターをPCに接続して見ましたが入力は確認できませんでした。SWを操作するとLEDランプが点灯するものがあるので機能はしているようです。
おもしろいことに「CH F16 FIGHTER STICK」を繋いでスティックの4方向ボタンの一つと4ボタンの一部ががキー入力として認識されました。xpパソコンで設定すればキー入力として使えるかもしれません。

各機器を繋いで接続
1、「CH F16 FIGHTER STICK」と「CH F16 THROTTLE」を接続
2軸+スロットル(スライダー)として認識、4ボタンはどういうわけか認識されませんでした。
2、「CH F16 FIGHTER STICK」と「CH F16 THROTTLE」と「CH PRO PEDAL」を接続
2軸+スロットル(スライダー)+ラダー(Z回転)+4ボタンを認識しました。4軸4ボタンが機能し4舵が操作できるのでフライトシムに問題なく使えます。
3、「CH FLIGHT SIM YOKE」と「CH PRO PEDAL」を接続
2軸+スロットル(スライダー)+ラダー(Z回転)+4ボタン+ハットスイッチ(4方向)を認識しました。ハットスイッチが使えるのでこの組み合わせは良いですね。
4、「SFS THROTTLE ASSEMBlY」と「CH F16 FIGHTER STICK」の組み合わせではスティックの4ボタンは認識されなくなりました。
5、USBジョイスティックと組み合わせて使う。
スロットルとラダーペダルをUSBジョイスティック(MS Sidewinder Precision Pro) と組み合わせてFS2004で使用しましたが問題なく使えました。

MANUAL
英文取扱説明書
サンワサプライ JY-CVUSB 取扱説明書(参考)

この変換器は3000円以下の値段で購入でき過去の遺産を生かすことができました。 ただし基本機能のみの変換しかできないのでジョイスティックだけのためなら中古のUSB接続のジョイスティックを購入した方が機能的には良いかと思います。

ch F16 FIGHTER STICK と PRO THROTTLEのボタンをプログラムしてWINDOWS10で使う
 せっかくUSB接続してWINDOWS10で使えるようになりましたがボタンが使えないのは寂しいです。ボタンをプログラムするSPEEDKEYSというソフトがありますがWINDOWS98までのOSでした使えません。 私のWINDOWS10 PCにはPS/2のコネクターがあるのでWINDWOS98 PCでプログラムすれば使えるのではないかと思い挑戦してみることにしました。 ますPRO THROTTLEのPS/2コネクターをPCに繋いでみてボタンを押すと入力が反映されるかキーボード入力確認ソフトを使い調べてみました。ボタンを操作すると入力が反映されています。 以前にプログラムされたキーが反映されています。プログラムできれば使えそうです。
押し入れに眠っていたWINDOWS XPパソコンを引っ張り出しSPEEDKEYSソフトをインストしましたが予想通りJOYSTICKを認識せず使えませんでした。しかたなくWIN98時代に使っていたマザーボードを探してみると CPUとメモリーがついていたので組立、WIN98を入れて起動しましたが久しぶりに古いPCを組み立てたのでドライバーのインストールでてこずってしまいました。何とか使えるようになったのでSPEEDKEYSをインストールして プログラムできるかやってみました。今度はSTICK & THROTTLEを認識してメニュー画面が出てきました。取説を読みトライ&エラーでなんとか設定できたのでCFS3のKEYをマッピングしてみました。 CFS3を98パソコンにインストールして起動、ボタンが正しく機能するか試してはやり直し、なんとか設定できたのでWINDOWS10 PCに接続して試しました。
ジョイスティックはUSB接続のMS Sidewinder Precision Pro を使い、スロットルとラダーにCH PRO THROTTLEとPRO RUDDERをコンバーターに接続して組み合わせました。 PRO THROTTLEのボタンは正常に機能しCFS3がキーボードをほとんど使わなくても表示の切替や銃座の切り替えなどできるようになりました。
F16 FIGHTER STICKは中立付近でのデッドバンドがサイドワインダーより大きく操作しづらかったので設定はできましたが使わないことにしました。




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