RealFlight Controllerの自作



NEW 2024/03/25 up 

futaba FF7を改造してUSB接続のRealFlight Controllerを作る

 Interlink DX controllerを使っていましたがニュートラルが悪く飛行調整には使用することができなくなったので プロポを改造してコントローラーを作ることにしました。 RF9は汎用joystickが使用できるので以前MMJOY2を使って製作したジョイスティックの基盤を利用してプロポに組み込みプロポをジョイスティック化できないかトライしてみました。
プロポのポテンショメータがそのまま使用できるか心配でしたが分解能は落ちますがなんとか使用できることがわかり製作することにしました。
デジタル・トリムのあるプロポを使いたかったのですが全く使うことが無くなったFF7を改造することにしました。 FF7はアナログ・トリムなのでトリム・ノブの下にマイクロスイッチが取り付けられるか確認したところ問題なく付けれることがわかりました。

プロポの分解
 プロポを分解してジンバルからの配線を残し他の配線はすべて取り除きます。 sw基盤、ジンバル、メイン基板も一度取り外し不要な配線を取り除きます。
ジンバルのトリム部分の不要部分を取り除きそこにマイクロスイッチを瞬間接着剤で固定します。 手持ちのいろいろな部品から集めたSWを使ったので不ぞろいですが使うことができます。
ジンバルにはトリム用のポテンショメータも付いているので基盤のパターンをカットします。 ジンバル・アッセンブリーから出ている不要なトリム用の配線はカットします。

プロポの基盤は押しボタンスイッチの部分だけ使用します。不要なパターンはカットします。配線とつながる不要な抵抗を取り除きます。swは6個ありますが必要なのは5個なので頻繁に使うリセットswをダブルにしました。
sw基盤の不要なパターンもカットします。 配線図に従い各SWにダイオードと配線を半田付けします。
ポテンショメーターの配線をします。

pro micro基盤の作成と結線
以前作ったMCPの基盤を流用したので使わない部分もありますが参考までに。 一から考えればもっと良い配線ができると思います。
5Axes,21buttonsの配線でbutton matrixは4ROWs,7columnsです。 (註:optionのロータリー・エンコーダー用の配線が残っているので1ROW増えています。実際は3ROWを使用します)
6 chのフラップ用の3ポジションSWは手持ちのSWを使いました。7CHは押しボタンSWを増設して2つのSWで操作できます。


MMJOY2プログラムで設定
 5Axesを設定してbutton matrixの4ROWs,7columnsを割り当てます。 hw buttonのjoystick buttonへの割り当てはDXコントローラーのボタンに合わせました。
2ポジションswのモードは"switch"にします。他のSWは"button"です。
PDF:dx controllerのボタン配列 


REALFLIGHTでコントローラーの設定
editモードで各チャンネルとswを割り当てます。 次にキャリブレーションを行います。
すべて設定するとプロポからリセットや機体の選択、デジタルトリムが行うことができます。
一番の目的はニュートラル精度が良くリセットとデジタルトリムができflapが3ポジションSWで操作できることだったので満足できる結果でした。
<使用時の注意点>
2ポジションSWはオフ・ポジションで接続すること。オンで接続するとオン・オフが反転するので注意すること。 この件が不具合ですが使用には問題ありません。



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