JR 9X & 9XⅡ 送信機のSERVICE MODE

2021/02/08 NEW  

JR 9X送信機のサービス・モードで送信機の調整
 9Xはメモリーのバックアップ用リチウム電池を内蔵しています。9XⅡからはバックアップ電池はありません。 バックアップ・エラーでバックアップ電池交換後のサービスモードの入り方と設定を調べました。 バックアップ・エラーが出てメモリーが消えた場合は”Stick Nut(STICK NUTRAL)”、”Stick Ga.(STICK GAIN)”、”CORRECT”を実施する必要があります。
間違いもあるかもしれません。参考に。
画像は9XⅡです。


サービス・モードに入るには
1.送信機のスティック、トリム、ツマミはすべて中立、D/R SWは”0”側に倒しておくこと。
 (AIL D/R SWだけを”0”側に倒しておくだけでも良い)
2.送信機をシステム・モードで起動してTRIM STEPを選び"AILE"にカーソルを合わせる
3.TRAINER SWをUP側にHOLDしながら下記の操作をする。
JOG DIALをPUSH後AIL D/R SWを"1"側に倒す。JOG DIALをPUSH後AIL D/R SWを"0"側に倒す。
上記操作を繰り替えす。
(約10回JOG DIALをPUSHすると切り替わります)
BEEP音が鳴り"FACTORY SETTTING MENU"が表示されサービス・モードになる。


サービス・モード・メニュー
FACTORY SETTTING MENU


EXIT

サービスモードを終了します。
[ENT] FACTORY SETTING MENUに戻ります。
[LST] リセットスタート (初期化なし)、サービスモードを抜けるとき選びます。
[CLR] すべてモデルとシステムデータを初期化します
[4番目] システムデータのみ初期化します

SW test

入力キー、スイッチ、トリム、ダイヤルの操作を表示します。終了するには、[ENT]を押したままダイヤルを押します。
飛行機用プロポの場合
PE0:AIL D/R SW   PE1:ELE D/R SW   PE2:RUD D/R SW   PE3:MIX SW   PE6:GEAR SW   PE7:TRAINER SW   X2:FLAP SW   X3:AUX2 SW

Hard. Con (Hardware configuration)

Options are selected using the roller, and may vary depending on exact version of the transmitter; changing things here could probably seriously damage your radio:
Reduced TH: ON
スロットルスティックの動作範囲が制限されている場合はON(ストッパーが付いているのでメカニカルに制限されています)
Analog TRM: OFF
DIGITAL TRIMなのでOFFです
HZHD TYPE: OFF
Trim Popup: ON
possibly controls popup that appears when trim switches are used.
R.TRM Beep: OFF
INIT.TYPE: HELI
デフォルト・モデル・タイプの設定、HELIが選択されています。

9Xはこれ以降の設定の変更は出来ません。ジャンパー設定が必要と思われます。
ZPCM: INH
ZPCMを選択できるようにします。表示されるのは40MHZの時だけのようです
S.MODE: INH
"ACT"にするとシステムメニューでステック・モードを変更することができるようになります。
INI.S.MODE: 1
ステック・モードの初期設定、モード1が選択されています。
WARN: ON
TH.Dir: INH
スロットルのLOW/HIを逆にすることができます
IMODUL: SPCM
変調の初期設定を変更できます。現在は”SPCM"です。
TX H/W: [PCM9X_2]
possibly configures software for transmitter hardware version
[ENT] サービス・メニューに戻ります

Stick Nut (STICK NUTRAL)

 スティック及びスライダーのニュートラルポジションを設定します。各チャンネルには 2 つの値が表示されます。
上の値は、ニュートラル・オフセットが適用されたスティック位置です。ニュートラル・ポジションで”0”からずれている場合は調整が必要です。
下の値はニュートラル・オフセット値です。

[ENT] サービスメニューに戻ります。
[CLR] ニュートラル・オフセット値をクリアします。
[STO] 現在のスティックとスライダーの位置をセンターのポジションとして”0”になるよう自動的にオフセット値が変更され保存されます。その後、[Stick Ga.]を設定する必要があります。

Stick Ga. (STICK GAIN)

STICK GA.
ジンバルとスライダーの範囲を設定します。

[ENT] サービスメニューに戻る
[CLR] スティック範囲をクリアし、初期化プロセスを開始します。
すべてのステック及びスライダーの値が値が黒白の「125%」になります。 各ステック及びスライダーをフルストローク動かすと、値が黒白の「125%」から白黒の値に変わります。 スライダーを除いて、スティックが適切に中央に配置されている場合、これらの値は互いの 5% 以内になる可能性があります。 特にスロットルスティックでは、強く押しすぎないようにしてください。
CORRECT
バックアップ・リチウム電池及び送信機バッテリーの電圧値の調整、バッテリ アラーム電圧の調整 (デフォルトは 9.0V)、コンロラストの初期値の調整をします。
9XⅡはリチウム電池が無いので表示は”0.0”ボルトとなっています。

Initializ

Two options, no idea what they do.
[ENT] サービス・メニューに戻ります
[CLR] ジャンパー・セッティングによるステック・モードで初期化します
[4th] モデル・データーを初期化して再起動します

Transfer

[ENT] returns to service menu

The message "Connect DSC & POWER off" appears. The [LST] button is marked "TRANSMIT".

RAM Monit

Many hex values are displayed in a table, and can be scrolled through.

Editor

Probably allows editing of memory locations. Leave well alone.
Through this [ENT], [LST], [CLR] and [4th] refer to the buttons on the left hand side of the LCD, in that order, from top to bottom.



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