この日の午前中は、初夏の陽射しを浴びながらクレイドル山や道端の珍しい植物の花を眺めてダブ湖を一周。見たことも無い花に夢中になって歩くペースが遅れがち。
午後はロッジ近くのキングビリートラックの原生林を散策。 薄暗い巨大な樹木の林、苔むし朽ちた倒木、その上に育つ幼木、自然の営みがあるがままに目の前に展開されていた。
ポッサムやワラビー等、珍しい動物にも度々行き会った。 ロッジ周辺の背の高いユーカリの梢で鳴くワライカワセミには思わず感激。 昔、雑音の中からかすかに聞こえたオーストラリア放送局の日本語放送、その最初に流れるこの鳴き声が聞こえた時の感動が思い出されて懐かしかった。 |