佐倉城址の見事なモミジ (7枚)

 

04年12月2日(木)

(千葉県 佐倉市区)

  (EOS Kiss Digital 使用)

 今年は猛暑のお蔭で一向に秋の気配が感じられないと思っていたが、ヒガンバナを皮切りに次々と秋の花が咲き出したとの花便り。 意外に訪れが早い秋に振り回されどおしだった。 この日、ふと佐倉城址公園のモミジのことを思い出し、もしかしてもう終わってしまったんじゃないだろうか・・と気になりだした。 急いで出かけてみると、運良く公園のモミジの大木は今盛りと秋の日に輝いていた。 ここのモミジをこんな綺麗な状態で見れたのは久しぶりだった。


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敷き詰められた落葉

 モミジの大木が生える林に行ってみると、既に散った紅葉が敷き詰められた林の周辺は5〜6人のカメラマンの先客が陣取っていた。 

陽に輝くモミジ

 姥が池の方に張り出したモミジの枝に陽が当たっていた。 色が変わった葉と未だ緑の残る葉の色模様が綺麗だった。

影のような紅葉

 お日様を背にした大きなモミジの枝は陰になり、明るい里山の中に影絵のように見えていた。

     

張り出すモミジ

 モミジ林と里山の境の空間を、モミジが競い合うように枝を伸ばし、その伸びたモミジを陽が照らしていた。

重なり合うモミジ

 モミジ林の中を見上げると、真っ赤に色付いた葉が重なり合って燃えるようであった。

モミジの大木

 空高く枝を伸ばしたモミジの大木の梢が、小さな赤い星を青空にちりばめているかのようであった。


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