小さい秋見〜つけた♪ (16枚)

 

04年9月17日(金)

(千葉県 酒々井町 伊篠新田地区)

  (EOS Kiss Digital、  28-135mm使用)

 薄曇の湿った空気が立ち込めていたこの日、 歩くには幾分ましかなあ・・と秋を求めて町の外れの谷津田を再び訪れた。  田圃の畦や里山の縁には秋の装いに衣替えを始めた野草が増えてきた。 中には咲く時期を間違えたのか、ホタルブクロまで咲いている。 里山の林に入ってみるとカシワバハグマが咲き出していた。 去年は蕾にしか出会ってなかったので懐かしい。 ふと見上げると小さな木の葉が色づいている。 


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時期外れのホタルブクロ

 あれ〜、今頃?? と遠目にもそれと分かるホタルブクロが里山の縁に咲いていた。 きっと季節を間違えたんだろう。

ハナタデ

 里山の縁を歩いていると、可愛い小さな花穂を付けたタデが目立つようになってきた。 この花が開くのももうすぐ。

ミズヒキ

 ビッシリと花の付いた色の濃いミズヒキに出会った・・、 と思ったら実は真上から見ていたからだった。

     

カシワバハグマ その1

 先日確かめたカシワバハグマの蕾は咲き出したかなあ・・と林の中に入って探してみたら未だ殆ど蕾。 中に一輪だけ咲いてるのを見つけた。

カシワバハグマ その2

 この綺麗な細い縮れた花びらの様子をはっきり確認したのは今回が初めてかもしれない。これはキク科のコウヤボウキ属の植物なのだ。

カシワバハグマ その3

 花に蜂のような虫が飛んできた。 ホバリングしながら蜜を吸っている。 この虫、よく見かけるが、「ホソヒラタアブ」という虻の仲間らしい。

   

キバナアキギリ その1

 里山の縁でキバナアキギリがひっそりと咲いていた。 この花が咲き出す里山はしっとりとした秋に雰囲気に包まれる。

キバナアキギリ その2

 秋の花は春のような華やかさは無い。 只静かにたたずむだけである。

トキリマメ (タンキリマメ属)

 雑木林の縁に絡まる蔓性植物に赤い豆の鞘が生っていた。 つい先日まで黄色い花が咲いてたと思ってたのに・・。

ツリバナ (ニシキギ科ニシキギ属)

 里山の縁で赤い実を見つけた。 ツリバナの実だ。 樹を見ても分からないが実を見て初めてそれと気付く。 この辺りで初めて出会った!

ノブドウ

 小径を歩いていたら頭上かノブドウが垂れ下がっていた。 この実は食べられないと図鑑に書いてあるが、どうみても食欲はそそられない。

名の分からぬ雑草

 谷津田の奥の湿地に数ミリの小さな花を付けたこの草が群生していた。よく見かける雑草のようだが何の花だか分からなかい。

キンエノコロ

 色々ある中で房の長さ3〜4cmの一番好きなネコジャラシ。 我ながら物好きだと思いつつ、出会う度に写真を撮っている。 

ヒナタイノコズチ

 何処でも生えてるイノコズチ、よく見ると形が違うのがあることに最近気が付いた。 調べたら、イノコズチだけでなく、 ヒナタやヒカゲと付くものがあることが分かった。

ヤブガラシの実

 里山の縁の籔に絡まった蔓草に変わった実が生っていた。 一瞬これは何だろう?と思ったが、葉から見るとヤブガラシのようだ。 そういえばもう何年もの間、この実が生ってるのを見てなかった。


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