長光寺の枝垂桜 (9枚)

 

2004年3月27日(土)   (千葉県山武町)

  (EOS Kiss Digital にて撮影)

 今年は随分早く桜が開花した。 あまりに早く咲き出しので毎年恒例なっている長光寺の枝垂桜を見損なっては・・と気にしていたら、その後の低温続きでなかなか満開にならない。 好天に恵まれたこの日、ようやく見頃になったこの桜を眺めに家族引き連れて訪れた。 今年は去年よりも花付が良く、青空に映える見事な桜が目を楽しませてくれた。 

 

 

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枝垂桜 その1

 

山門から続く杉並木を抜けると、正面に推定樹齢300年のこの枝垂桜の老木がある。幹の太さが5mもあるこの桜、昭和56年8月、突然左側の枝が折れて現在の姿になったという。

枝垂桜 その2

  

右側の枝は健在で、太い丸太で大切に支えられ、見事な花を付けていた。 この桜の種類は「ウバヒガンシダレザクラ」と書いてある。

枝垂桜 その3

  

老木で、年々花の数が少なくなって来ているようで寂しかったが、今年はどういうわけかいつもより沢山花を付けているように思える。 

 

 枝垂桜 その4

 

こんなに梢の先まで花を付けてるのは初めて見た!・・というような気がして嬉しかった。

枝垂桜 その5

 

この本堂脇から眺める姿がお気に入り。 今日は特に艶やかに見える。

枝垂桜 その6

 

鐘楼側に回ってみると、ここから見る姿もなかなか良い。 

クロモジ

 

鐘楼の裏手に材が楊枝に珍重されたクロモジの樹が立っている。今年もやっぱり花を付けていた。 

クロモジの花

 

この樹を寺の周囲でも良く見かけるので調べたら、昔は油分の多いこの実を搾って油を採り、灯明に使った名残のようだった。

 

 

 

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