又々秋の谷津田(酒々井町南部) (13枚)

10月 23日(木)

  (EOS Kiss Digital にて撮影)

 秋の草花を楽しみながらの田園散策ももう終盤。 今のうちにゆっくり見ておこうとこの日は酒々井町南部の谷津田を散策した。 青々と生い茂っていた夏草は既に枯れ、露出した地面が広がり始めた中でセイタカアワダチソウの黄色い絨毯だけが一際鮮やかだ。 田圃の中を流れる用水を覗いてみたら、ここでもアメンボが水面に輪を描いていた。 未だ歩いたことのない里山の小径に入った時、何処も咲き終わっているツリガネニンジンを見つけた。 見るとあちこちに咲き乱れている。 

(写真は酒々井町南部の谷津田)

 

 

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シマアメンボ

 

先日初めて知ったこのアメンボ、この地域には多いようだ。 なるほど体に縞が確認できる。 

アレチウリ

(ウリ科アレチウリ属)  

この夏、草薮にカボチャのようなこの雑草を見つけたが、その枯れかかった葉の下に実を見つけた。

イシミカワ 

 (タデ科タデ属) 

田圃道の草むらでこのはじめて見る草に出会った。 これがタデ科の植物というからビックリ。

  

カナムグラの雌花

 (クワ科カラハナソウ属) 

草薮で引っかき疵を付けられる厄介な草だが、ホップのような花を付けるんだから凄い。

ヤマノイモのムカゴ

  

似たような葉っぱの蔓性植物が里山には多いが、このムカゴが付いてるんでヤマノイモだ!と分かる。

タコノアシの群落

 (ベンケイソウ科タコノアシ属) 

家近くで珍しいタコノアシの群落地を発見して以来毎年紅葉の時期に見に来るが、今年は来るのが遅かった。

 

ピーナッツの収穫

 

近くの畑ではピーナッツの収穫が始まっていた。 引き抜いて裏返しに天日干ししているのだ。

サラシナショウマ

(キンポウゲ科サラシナショウマ属)  

実はこの花を探していた。いつもの場所には無く、諦めてたら里山の奥でやっと対面出来ホッとする。

フジバカマウ

 (キク科フィジバカマ属)  

たまには違った径を通って帰ろうと、入った里山の縁でこの花に対面。えっ未だ咲いてるんだ!とビックリ。

ツリガネニンジン

 (キキョウ科ツリガネニンジン属) 

そしてツリガネニンジンも咲いていた。 この辺りではもうとっくに咲き終わってるのに!

ツリガネニンジン

(背景はヤクシソウ)  

なんとあちこちにこの花が咲いていた。 この径は花の宝庫だ!

オトギリソウ

 (オトギリソウ科オトギリソウ属) 

この花、陽が陰ると花を閉じる。それにしてもこんなに蕾が赤いとは、どんな花を咲かせるのか気になる。

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