秋の谷津田(酒々井町伊篠) (12枚)

10月 20日(月)

  (EOS Kiss Digital にて撮影)

 珍しく昨日に続いて今日も晴れ。 お馴染の秋の草花に会いたくなってカメラ片手に家を出た。 何処に行こうかと迷ってるうちに足は自然と伊篠の里山に向かう。 田圃のあちこちに、ヒレタゴボウ(アメリカミズキンバイ)の黄色い花が秋の陽射しに輝いている。 タカサブロウも今年最後の花を咲かせている。 役目を終えた田圃の用水は綺麗に澄みきり、アメンボが忙しく動き回って水面に丸い輪を作っている。 里山の縁にベニバナボロギクが真っ白い綿毛を輝かせていた。

(写真はベニバナボロギクの綿毛)

 

 

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ヒレタゴボウ

 (アカバナ科チョウジタデ属) 

アメリカミズキンバイという方が馴染み深いこの花が、この時期の田圃では一際輝いていた。 

タカサブロウ

(キク科タカサブロウ属)  

夏は目立たないこの花も、秋深くなるまで咲き残って目立つようになる。花の跡の坊主頭も愛嬌があり面白い。

アゼトウガラシ 

 (ゴマノハグサ科ウリクサ属) 

ムラサキサギゴケ? トキワハゼ? 花はどれも同じ感じだけど葉の形と咲いてる場所が違うみたい。

  

ヤナギタデ

 (タデ科タデ属) 

田圃に生えてるこのタデの名を知ったのは最近のこと。 田圃のあちこちで地味な花を咲かせている。

シマアメンボ

  

水が澄んだ用水でアメンボを発見。随分小さなアメンボだなあと調べたらシマアメンボという種類。

ホトケノザ

 (シソ科オドリコソウ属) 

おっ、ホトケノザだ! 春を告げる花だが、この時期になるといつも姿を現してびっくりさせられる。

 

ミゾソバ

 (タデ科タデ属)

谷津田の奥の用水は未だミゾソバ咲き誇ってる。 咲く前も咲いた後もほんとに可憐で可愛い花だ。

マムシ草の実

(サトイモ科テンナンショウ属)  

この実に出会うとほんとにマムシが出そうな気がして、草むらを歩くのも恐る恐るになってしまう。

アキノキリンソウ

 (キク科アキノキリンソウ属)  

里山の縁のそこここにこの花が咲きだしていた。 この花に出会うと一層秋の深まりを感じる。

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ヤクシソウ

 (キク科オニタビラコ属) 

そしてヤクシソウ。 秋の里山の代表みたいな黄色いこの花も対面が嬉しい花の一つだ。

ムラサキシジミ

  

落葉の中に綺麗な花!かと思って良く見たら蝶たった。 寒くなって動けないのか、逃げずにじーとしている。