雨あがりの萩山新田周辺(佐倉市) (22枚)

10月 19日(日)

  (EOS Kiss Digital にて撮影)

 今年はほんとに晴天が続かない。 ところがこの日は明け方まで降っていた雨があがって秋晴れの良い天気。 この機会を逃しては・・と朝早く家を飛び出して印旛沼に近い佐倉市の萩山新田の谷津田にやって来た。 佐倉のゴルフ場に入り組むここの谷津田は初めての訪門。 未だ陽が差し込まぬ里山の縁は昨夜の雨の雫で濡れていた。 暖かい陽の光りが射し込み始めた草むらからは湯気が立ちのぼり、雨に濡れた秋の草花が陽の光りに輝いていた。 陽が昇るに連れて秋とは思えぬ暖かな陽気になり、季節外れの花もちらほら咲いていた。

(写真は雨の雫に濡れたスギナに覆われた田圃の畦の情景)

 

 

写真をクリックすると拡大表示されます

スギナ

 (トクサ科) 

水滴を沢山つけて日の光にきらめいているのは何だろうと良く見たらスギナだった。水を蓄える生活の知恵!

チカラシバ

(イネ科チカラシバ属)  

陽が未だ差し込まぬ草むらでチカラシバ白く輝いていた。 あの猛々しい草もこうして見るとなかなか綺麗!

カントウヨメナ 

 (キク科ヨメナ属) 

花びらに水滴を載せてる姿が初々しいなあ・・と思わず見とれてしまう。

  

立ち上る湯気

  

陽の光りが差し込み始めた地面から湯気が立ち上っていました。 まるで春先のような・・・。

焚火の煙

  

誰も見えない田圃の脇で、焚火の煙が上がっていました。 ほのかな煙の匂いは里の匂いがします。

ススキ

 (イネ科ススキ属) 

この辺りではどこでも見られる情景なのに、何か懐かしさがこみ上げてシャッターを押しました。

 

アキアカネ

 

赤トンボがとまってました。 アキアカネが成長して赤くなったら秋本番ってTVで言ってましたっけ。

ヒメジソ??

  

又この前出合った花に出会いました。ほんとの名が分からないんです。

ヒメミソハギ?

   

これもこの時期良く見かける草のような気がするんですが、ヒメミソハギっていうものじゃないかなあ・・。

ホソバヒメミソハギ?

  

又違った花を見つけました。 これも初対面じゃない気がしますが名が分からないんです。

オオイヌノフグリ

 (ゴマノハグサ科クワガタソウ属) 

おや、オオイヌノフグリが咲いている! と思わずシャッターを押しました。 

スミレ

  

今度は田圃の畦の日溜りでスミレ発見! なんで今頃咲いてるんだろ?

アカバナユウゲショウ?

 (アカバナ科マツヨイグサ属) 

アカバナだ!と思ったらちょっと違うみたい。 図鑑でみたらアカバナユウゲショウってのに似てたんです。

ヨメナの群落

  

田圃の用水路の土手一面にこの花が咲いてました。 たぶんカントウヨメナだと思うんだけど定かでないです。

ヤマハッカの群落

 (シソ科ヤマハッカ属) 

里山の縁がこの紫の星で埋まってました。 まとまって咲いてると結構綺麗なもんです。

セイタカアワダチソウ

 (キク科アキノキリンソウ属) 

谷津田の中ほどの休耕田がこの花で黄色く染まって見事。

カエデ並木遠望

  

田圃の向こうに、佐倉市の運動公園に通じる道路のカエデ並木。 もう紅葉してるんだ! 

一里塚のエノキ

 (キク科アキノキリンソウ属) 

谷津田を出て印旛沼に向かう道筋にある一里塚。 僕の好きな所。

西印旛沼

  

西印旛沼を見下ろす湖畔荘跡にやってきました。 ここからボーと眺めるのが好きなんです。

ピクニックを楽しむ人達

 湖畔荘跡で 

この湖畔荘跡ではピクニックの人たちの楽しそうな声で賑わっていました。

川魚漁の網のある風景

 西印旛沼北端 

印旛沼は川魚漁が盛んです。 こんな網があちこちに仕掛けてあるんです。

前のページに戻る