ピーナッツを干す秋の田園 (19枚)

10月 9日(木)

  (EOS Kiss Digital にて撮影)

 10月に入ると我が酒々井町のある北総台地はピーナッツの収穫が始まり、 ピーナッツが付いたままの株を丸く積みあけて天日干しする「ピーナッツ・ボッチ」が見られるようになる。 この情景が晩秋まで続くのだが、これが見られるようになると秋も本番。 そしてその頃、田園には秋の草花も一斉に咲き競う。 こんな情景が好きで、天気が良いと辺りを散策するのが大の楽しみなのだ。 この日も好天に恵まれ田圃や里山の細道をカメラ片手に歩いていたら、思わぬ珍しい花との出会いにも恵まれ、楽しい一日を過ごすことが出来た。(写真は馬橋地区の畑の「ピーナッツ・ボッチ」)

 

 

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アキカラマツ

 (キンポウゲ科カラマツソウ属) 

この辺りでは、秋になると里山の縁に真っ先にこの花が咲き出す。普通大きくなるがこれは小さくて可愛かった。

イヌゴマ

(シソ科イヌゴマ属)  

里山の縁で未だこの花が咲き残っていた。 秋はこんな色の花は少ないので思わず目が留まる。

カタバミ 

 (カタバミ科カタバミ属) 

今草原で多いのはこのカタバミ。 年中咲いてるが秋は特に良く目立つ。 一所懸命咲いてるんだ!

セイタカアワダチソウ

  (キク科アキノキリンソウ属)

休耕田のこの花の黄色が目立ち始めた。 最近はこの花が秋を彩る花としてすっかりお馴染。

セタカアワダチソウ群落

  

休耕田を埋め尽くす様は正に壮観!しばらくはこの花の天下が続くのだ。

ホトケノザ

 (シソ科オドリコソウ属) 

おや? ホトケノザが咲いている!とこの時期珍しいくて嬉しくなる。 年中咲いてるのに気付かぬだけだが・・。

タコノアシ

(ベンケイソウ科タコノアシ属)  

この湿原植物を街外れの休耕田で見つけて以来毎年会いに来る。 蛸の足とは良く言ったもんだ!

タコノアシ群落

  

昔は遠くの湿原植物群落地へ見に行ったもんだが、近頃はここが一番なので気楽に見れてありがたい。

ツリフネソウ

 (ツリフネソウ科ツリフネソウ属)  

ツリフネソウの群落地はどうなってるかなあ・・・と行ってみたら、未だミゾソバと競い合って咲いていた! 

ノコンギク??

(キク科シオン属) 

秋の山野の紫の野菊ほど魅惑的な花は無いのだが、似たのが多くて名が分からぬのがもどかしい。

ゲンノショウコ

(フウロソウ科フウロソウ属) 

この辺り、何処にでも咲いているこの花も可愛くて大好きだ。 家の裏庭にも咲いていた。

ゴンズイ

 (ミツバウツギ科ゴンズイ属)  

里山を飾る赤い実の一つ、クサギやガマズミと並んで三役を務めるが、黒光する種が又魅力的!

イヌホオズキ

  (ナス科ナス属)

地味で小さな花を付けるこの花は普段気にも留めないが、秋のこの時期は群生していていやでも目に入る。

ブタナ咲く草原

(キク科エゾコウゾリナ属)

ブタナとは名が良くないが好きな花の一つだ。 さびれた公園や空き地を見事に飾ってくれるから。

ノコギリソウ

  (キク科ノコギリソウ属) 

これは野生なのかどうか分からぬが、荒れた畑地の草むらに咲いていた。

コシオガマ

(ゴマノハグサ科コシオガマ属) 

これは何だ! と初対面の花に興奮。 WEB友達が名を教えてくれました。

 ヤマハッカ

(シソ科ヤマハッカ属) 

ついこの前まではアキノタムラソウの天下だったのに、里山は今このヤマハッカの花盛りだ。 

カントウヨメナ??

(キク科ヨメナ属)  

この「秋の野菊」、花びらが多くて綺麗だと撮ったのだが、やっぱり名前は定かでない。

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