実りの谷津田 (10枚)

9月27日(土)

  (EOS Kiss Digital にて撮影)

実りの谷津田

 子供の頃から田舎暮らしが長かったお陰で、田園や里山を歩き回ると心が安らぐ。 秋晴れのこの日も田園の雰囲気に浸りたくなり、新しいカメラ片手に試し撮りを兼ねて散策に出掛けた。

 殆どの田圃は既に稲刈りが終わっているというのに、この伊篠地区の谷津田には未だたわわに実った稲が重そうに穂を垂れていた。 田圃の畦や里山の縁でお馴染の野草達がわが世の春・・じゃなくて秋を謳歌していた。

 

 

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イヌタデ

 (タデ科タデ属) 

畦道に、何処に行っても明るくむかえてくれるイヌタデが陽を受けて群れている。 

ヒレタゴボウ(アメリカミズキンバイ)

(アカバナ科チョウジタデ属)  

田の縁にこの小さな黄色い花が点々と咲いている。 北米原産と言うが、すっかりお馴染になっている。

ミゾソバ 

 (タデ科タデ属) 

田圃脇の用水路に群れる優しげなこの花に会うのも秋の楽しみ。 蕾も花もほんとに可愛い。

イヌショウマ

  (キンポウゲ科サラシナショウマ属)

田圃脇の薄暗い樹陰にいつものように咲くこの花と再会。 久しぶりに昔馴染みに会ったような気がした。 

アキノキリンソウ

 (キク科アキノキリンソウ属) 

木漏れ日を受けてアキノキリンソウが咲いていた。 そろそろこの花の季節がやって来たんだなあ・・・。

ガマズミの実

 (スイカズラ科ガマズミ属) 

薄暗い雑木林にガマズミの赤い実が一際鮮やか。 これに出会うと懐かしさがこみ上げる。

クサギの実

(クマツヅラ科クサギ属)  

ついこの前まで里山を白い花で飾っていたと思ったら、もう実になっていた。 しばらくはこの実が楽しめる。

 サワフタギの実

(ハイノキ科ハイノキ属)  

鮮やかな瑠璃色の実に思わず感嘆。初夏の里山を飾ったサワフタギの実だ。 

カシワハバハグマ

 (キク科コウヤボウキ属)  

林の中に、もう咲いてるかも・・と探してみたら未だ蕾だった。 ちょっと変わったこの花に会うのも楽しみ。

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