もの足りぬ夏も終りか (15枚)

8月25日(月)

  (SONY DSC-F707にて撮影)

殆ど花が終わった坂田ケ池の蓮

今年の夏は長い間天気が良くない日が続いたお陰で、なかなか散策の機会が来ませんでした。 やっと天気が持ち直したこの日、房総風土記の丘にある坂田ケ池の満開の蓮を期待して張り切って出かけてみたんです。 ところがなんと花はもう既に殆ど終わって実になっていました。 「寒い夏とはいえ、植物はきちんと花を付け種を実らせるんだなあ」と感嘆すやらがっかりするやら。

 

 

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アキノタムラソウ

 (シソ科アキギリ属) 

まだまだ暑くて汗がほとばしる風土記の丘でしたが、もう既にアキノタムラソウの天下でした。 

花の饗宴

   

競い合って咲くアキノタムラソウとヒメキンミズヒキ、 この風情が蒸し暑さを忘れさせてくれました。 

白花のアキノタムラソウ 

 (シソ科アキギリ属) 

白花のアキノタムラソウも咲いていました。 風土記の丘では時どき見かけるので探すのが楽しみなんです。

ヒヨドリバナの蕾

 (キク科フジバカマ属) 

未だ暑い盛りの里山で咲き始めたこの花に出会うと、汗をかいてても秋を感じてしまうから不思議です。

キツネノカミソリ

 (ヒガンバナ科ヒガンバナ属)  

大方は終わっているのに珍しく咲き残っているのに出会い、 思わずご苦労さん!と声を掛けました。

キツネノマゴ

(キツネノマゴ科キツネノマゴ属)   

何処でも咲いてる雑草なのに、この花ほんとに可愛いです。 出会うたびに写真撮ってる感じ。

コマツナギ

 (マメ科コマツナギ属) 

滅多に会えない長さ数cmのこの花穂が可愛くて昔から好きなんですが、ここで会えて嬉しくなりました。

ワレモコウ

 (バラ科ワレモコウ属) 

この花、別に別嬪さんって訳じゃないのに、何処か秋の風情を感じてしまうから不思議です。

ノハラアザミの蕾

 (キク科アザミ属) 

アザミの花の色が好きなこともありますが、ふと出会った蕾が可愛いくて撮りました。(ノアザミかも)

印旛中央水路

 

里山散策が終わった帰り道、中央水路のある印旛干拓田を通りました。

印旛干拓田(酒々井町方面)

  

田圃は冷夏にもかかわらず稲の穂が重そうに垂れているのを見てなんかホッとした気分になりました。

印旛干拓田(北印旛沼方面)

  

空も秋の気配が漂って、もう収穫の秋になっていましたが、今年の作柄は9分くらいとニュースで言ってました。

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鷺の群れ

 

早稲の田圃はもう刈り入れが始まっていました。 何か白い鳥が群れてると思ったら何やら餌を漁る鷺でした。

群れ飛ぶ鷺

   

コンバインが来ると舞い上がり、刈り終わった跡に又舞い降りていました。こんなに群がるとは、よほどご馳走があるに違いありません。