梅雨時の里山の花 (16枚)

6月  9日(月)

  (SONY DSC-F707にて撮影)

 梅雨に入った里山の様子が気になっていたこの日、つかの間の晴れ間を狙って我が町・酒々井の墨地区を訪れました。

もう稲が青々と茂る谷津田の周辺は、コモチマンネングサやママコノシリヌグイが咲きだし、里山ではウツギが僅かに咲き残り、イボタノキやムラサキシキブが小さな花を付けていました。 周辺の里山はそろそろ初夏から夏への衣替えの季節になっているようでした。

 

 

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コモチマンネングサ

(ベンケイソウ科キリンソウ属)   

田圃の際に密集して咲いている小さなこの花、 なかなか可愛い花だと改めて見直しました。 

ヒルザキツキミソウ

(アカバナ科マツヨイグサ属) 

最近何処でも見かける北アメリカ原産の帰化植物。 こんな草原でも咲いているんだ!とその生命力に脱帽。

ママコノシリヌグイ

  (タデ科タデ属)      

もうこの花が咲いていました。 タデ科の花は小さくてほんとに可愛い! この花、大好きな花の一つなんです。

キキョウソウ

(キキョウ科キキョソウ属)

これは何だろう?と感激の初対面。 小さな花がキキョウに似てたのでキキョウ科を調べたら出てました。 北アメリカ原産の帰化植物だそうです。

キキョウソウの花

 

花を大きく撮ってみました。 蘂の形がキキョウと良く似てることが分かります。 珍しい花に出会えて今日は大収穫!と嬉しくなりました。

タンポポの綿毛

 

タンポポの綿毛が綺麗に残っているのに出会ったので撮ってみました。 見事な自然の造形にはいつ見ても感心してしまいます。

ホタルブクロ

(キキョウ科ホタルブクロ属)

里山のあちこちでホタルブクロが咲き誇っていました。 この花が今の季節の主役なんですねえ。

イボタノキ

(モクセイ科イボタノキ属)

 ラッパのような形をしたこの花がウツギの後の里山を楽しませてくれるんですが、どういうわけか今年は少なくて寂しいです。 

咲き残るウツギ

(ユキノシタ科ウツギ属)

咲き残ったウツギに出会いました。今年は五月晴れの下で咲いてるのに出会うことが出来なくて残念でなりません。

コナラの若葉

(ブナ科コナラ属)

道端にコナラの幼木が新芽を付けていました。産毛に包まれた葉が花のようで可愛いです。

ムラサキシキブの花

(クマツヅラ科ムラサキシキブ属)

ムラサキシキブが花を付けていました。 最初に出会ったときは、この小さな花がムラサキシキブだとは思っても見ませんでした。

スイカズラ

(スイカズラ科スイカズラ属)

里山の木にからまるスイカズラは、この時期、出会うのが楽しみな花なんです。 咲いてないかなあ・・といつも目を凝らしてしまいます。

テイカカズラ

(キョウチクトウ科テイカカズラ属)

樹に絡まるこの花も形が可愛くて好きな花です。 でもこの花は先月から咲き出しているんでもう終わりに近づいているようです。

クマノミズキの蕾

(ミズキ科ミズキ属)

 ミズキの花はどうかなあ?と大木があるところに行ってみたら、まだこの花は蕾でした。

この花、梅雨の真っ盛りに咲くんで良く見るチャンスが少ないんです。

ネジバナ

(ラン科ネジバナ属)

 帰り際に寄った町の運動公園の芝の中でこの花を見つけました。 もうネジバナの季節なんだ!と感慨深くなりました。

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