五月、里山の花達 (23枚)

5月  1日(木)

  (SONY DSC-F707にて撮影)

 いよいよ五月。 好天のこの日、カタクリの後何が咲いてるかなあ・・、もうオドリコソウも咲いてるはずだがどうかなあ・・等と気になりだし、初夏の花を求めて藤の花が木々に絡む周囲の里山へ出かけました。

 カタクリの終わった里山の裾にはイカリソウが咲き、オドリコソウやホタルカズラも咲いていました。 林の中ではキンランも咲き出していて、初夏の風が爽快でした。 写真は里山に咲く白っぽいイカリソウです。

 

 

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イカリソウ (その1)

 

イカリソウの花の色は紫に近いピンクから白いものまでいろいろあるので楽しみです。

イカリソウ (その2)

 

あまりに華奢なこの花は、風が吹くとなかなかその姿を撮らせてくれないんです。

フデリンドウ

 

我が町の里山で初めて出会ったフデリンドウ。良くぞ咲いててくれました!と大喜びです。 

ホタルカズラの群落

 

この辺りでは良く見かけるこの花ですが、こんなに沢山咲いてるのを見るのは初めてでした。

ホタルカズラ

 

この花の色はなかなか写真では表現できないんです。 もっと鮮やかでハッとする色なんですがねえ・・。

ナルコユリ

 

小さな花の蕾を付けたナルコユリ。 この花が大きく目立つようになる頃は初夏最盛期なんです。

チゴユリ

 

10cmにも満たないような小さなユリ。 毎年この花に出会うのが楽しみなんです。

キンラン

 

里山の中にこの花を求めて分け入りました。ようやく開き始めたこの花に出会って一安心。 年々数が減ってるようで心配なんです。

ツルカノコソウ

 

薄暗い樹陰に白い花が目立ちました。 何だろうと近付いてみるとツルカノコソウでした。 地味なんで何度出会っても覚えません。

ヤブニンジン

 

これも樹陰に咲く雑草の花。 薄暗いところに線香花火のように白い火花を飛ばしてました。

樹に絡まる藤の花

 

この時期に里山を歩く楽しみの一つが藤の花なんです。 でも今年はこの藤の花が去年より少ないようで寂しいです。

コバノガマズミ

 

もうガマズミに似てる花が咲いている!とビックリ。 でも時期的に数週間早すぎるんで、これはきっとコバノガマズミなんでしょう。

  

ピンクのオドリコソウ

 

やっぱり咲いていました! でも雑草なんで草刈されると無くなっちゃう。 ちょっと勿体無い気分になってしまうんですけどねえ。

白いオドリコソウ

 

この花も色が微妙に違うのが多くて楽しめるんです。 雑草だから刈られる前に採ってきて鉢に植えておけば来年楽しめますけどねえ。

クサノオウ

 

この雑草もこの時期出会うのが楽しみの花ですが、やっぱり草刈の対象。 田植が終わってしばらくすると綺麗に刈られてしまいます。

カキドオシ

 

早春から咲き続けるこのカキドオシも好きな花の一つです。 何でかなあ・・。

麦畑

 

麦の背丈がだいぶ高くなってきました。 あと一月もすれば収穫なんですねえ。 この緑も好きですねえ。

農家の藤の花

 

日当たりの良い農家の脇の道がこの藤の花で飾られて思わず見惚れました。  

スギナとホトケノザ

 

耕すのをやめた畑にスギナが群生し、 その中からホトケノザが首を出している情景は毎年変わらぬここの風物になりました。

コバンソウ

 

このちょっと変わった植物、観賞用に栽培されてたのが今ではすっかり野生化してるみたいですねえ。

コメツブツメクサ

 

この草も道端や空き地、近くの公園どこでも見かけるようになりました。ヨーロッパや西アジア原産の帰化植物なんですねえ。

マツバウンラン

 

散策の帰りに駅の脇を通ったら、駅構内に北アメリカ原産のこの花が群生していました。 鉄道はやっぱり帰化植物の媒体なんですね。ところで、植物学者の調査によると、喜ぶべきか悲しむべきか、我が町、酒々井は帰化植物の宝庫なんだそうです。

 

     

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