6月4日(水)

   

 栃木県藤原町の上三依水生植物園を訪れました。 ここへはめったに見ることが出来ない日本の山野草を見るために時々訪れるのです。

 園内は今色とりどりの春の花が真っ盛り、初めて対面する花も多くてその度にレンズを向けるので時の経つのを忘れるほどでした。 

 その上この日は珍しい青いケシがこの植物園で展示中。 最近、あちこちの公園や植物園でこの「青いケシ」が咲いたというニュースを聞くことがほんとに多くなってますが、思わぬ花に出会ってビックリでした。 

(撮影にはSONYのDSC-F707を使用しました)

  

 (写真をクリックすると拡大表示されます。 ここに戻るにはプラウザの「戻る」で戻るのが便利です。)

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ヒマラヤのケシ 「メコノプシス」

「青いケシ」にも色々種類がある中で、ここで咲いてる花はブータンの国花になっている「メコノプシス」という花だと書いてありました。 (メコノプシス属のなんていう名前かは書いてなかったんで分かりませんが悪しからず) それにしても日本という国は世界中の花が見れるんですから凄いですねえ! 

 何たって日本は世界最大の花輸入国の一つなんですから・・・・。 在来種を守るために外来種の進入を必死に防ごうと努力しているオーストラリアなんかたあ大違いです

(追伸 帰り際に植物園の売店に寄ったら、ここで鉢植えの青いケシが1500円で売られてたのには又ビックリ)

  

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樹の花

カンボク 

(スイカズラ科ガマズミ属)

 

まるでカエデのような葉の樹に咲くアジサイのような花ですが、 これはガマズミの仲間なんですねえ。 主に北日本の山地に生育するんだそうですが、庭木としても広く普及してるみたいです。

イブキジャコウソウ 

(シソ科イブキジャコウソウ属)

 

この樹は、「イブキジャコウソウは樹でござる」と牧野富太郎博士が言ったという有名な高山植物ですよね。 実際に山で見たことは無いですが、乾いた日当たりの良い草地や岩石地に生えるんだそうです。

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山野草

チョウジソウ

(キョウチクトウ科チョウジソウ属)

 

湿った草地を好む植物だそうですが、 初対面のお花でした。

エゾノハナシノブ

(ハナシノブ科ハナシノブ属)

 

北海道と青森の深山に生える植物だそうで、 これは多分実際に山で対面することは無いでしょうねえ。

グンナイフウロ

(フウロソウ科フウロソウ属)

 

北海道や本州の高山に生える植物で、昔山登りしてた頃の思い出の花の一つです。

グンナイフウロ(白花)

(フウロソウ科フウロソウ属)

 

白い花もあるんですねえ。 これは初対面でした。

 

オキナグサ

(キンポウゲ科オキナグサ属)

 

山地の日当たりの良いところに生えるんだそうですが、 昔長野県白馬村の平川の川原で初めて出合った懐かしい花なんです。

ミヤマオダマキ

(キンポウゲ科オダマキ属)

 

高山の礫地に生える高山植物だそうですが、観賞用でもお馴染になってますねえ。

我が家でももう咲きました。

ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)

(ユリ科ワスレグサ属)

 

尾瀬や霧降高原のは有名ですが、図鑑を見ると本名がゼンテイカで、俗称がニッコウキスゲなんですねえ。 ゼンテイカと言われてもイメージが沸きませんよねえ。

シライトソウ

(ユリ科シライトソウ属)

 

樹陰に生えるんだそうですが、これも多分初対面のようです。 なかなか清楚で可愛い花なんで、 山で実際に会ってみたいです。

ルピナス

 

これは山野草と言って良いのかどうか・・、少なくとも日本の山野草では無いと思いますが、別名、ノボリフジとも呼ばれるようで大柄な割りになかなか品があって綺麗なんで好きな花なんです。

名前が分からない花

 

銘板を見落としたのか記憶から消えてしまったのか、名が分かりませんがなかなか可愛い花でした。

 

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アヤメ(アヤメ科)
植物園の水辺の花

アヤメの林
アヤメ

(アヤメ科アヤメ属)

 

この種の花は水辺の花と思っちゃいますが、アヤメは「山野に生える多年草」というからキショウブやカキツバタなんかとは違うんですねえ。

キショウブ

(アヤメ科アヤメ属)

 

この花は今は野生化してますが、「明治の中ごろ渡来し、栽培された」と図鑑に出てる。

そうとは知りませんでしたねえ!

  

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クリンソウ
クリンソウを巡る木道
清流とクリンソウ
クリンソウ

(サクラソウ科サクラソウ属)

山地の湿地に生えるんだそうですが自生してるのに出会ったことはありません。 一度見てみたいですねえ。

  

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