公開/1948年4月27日 98分 モノクロ 東宝
          製作/本木荘二郎
          脚本/植草圭之助、黒澤明
          撮影/伊藤武夫
          照明/吉沢欣三
          美術/松山崇、
          音楽/早坂文雄
          録音/小沼渡
          出演/志村喬、三船敏郎、
               山本礼三郎、木暮実千代、
               中北千枝子、千石規子、
               笠置シヅ子、進藤英太郎、
               清水将夫、殿山泰司、
               久我美子、ほか

谷口千吉監督「銀嶺の果て」(1947年東
宝配給)でデビューした三船敏郎の顔つ
きに惚れ込んだ監督が、準主役に起用。
三船敏郎のスピード感溢れる動きに、監
督自身、当初の構想を超える作品となり
「三船君は楽だ。」と言わしめた。後に共
に「世界の」という形容詞がつく二人が、
運命的な出会いを果たした作品。