『薬は鯨・薬は油』

 

日本では一時期を除き、鯨全体を捨てることなく有効に利用しました。

食料は勿論のこと、戦後、鯨油はヨーロッパへの輸出品として外貨を稼ぎました。

鯨油から薬品をつくり、鯨の骨・血・歯・体内の異物をも薬用にしました。

 

油・脂は調べてみると色々の動・植物に含まれ、それぞれに薬効があります。

油は薬、鯨は薬・健康食品といえる資料も見られます。種々の油の薬効を調べてみました。

 

1)万能薬・軟膏←鯨油・鯨ロウ(脳油)

現在、インドネシアのレンバタ島ラマレラ村ではマッコウクジラを銛で突く原始的な捕

鯨をしております。生肉は食用、肉・皮を軒先に吊るして滴り落ちる油を採取し、油や乾

燥肉は近隣の山村部との物々交換で山の食料に替えております。

ここではマッコウクジラの油は「万能薬」として使われております。

 

国内で売られている万能薬としては「馬油」・「ガマの油」・「タイガーバーム(萬

金油)」・「メンソレータム(メンターム)」「オロナイン軟膏」などがありご存知

の方も多いと思います。

昔から鯨油はランプの油として用いられ、石油が発見される以前、魚油・獣油・植物油と

共に鯨油は光をもたらす重要な資源でした。

 

1712年、アメリカ・ナンタケット島の鯨取りHusseyがセミクジラを追って操業して

いるときに沖へ流され、マッコウクジラに遭遇しました。マッコウクジラにモリを投

げると上手く突き刺さり捕獲することが出来ました。これが「アメリカ式捕鯨」の始

まりです。

恐いと思われていたマッコウクジラが捕れたのです。マッコウクジラの脳油は万能薬

とされ金と同じくらいの価格だった時代です。マッコウクジラの油は灯油として良質

なため高価でした。イギリスに輸出され、さらにロウソク産業を起こし、潤滑油・精

密機械油として米欧の産業革命を支えました。

 

鯨蝋(げいろう)とはマッコウクジラの頭部に詰まっている油脂で脳油とも云いま

す。白濁した状態が精液に類似しているためにマッコウクジラの英名“sperm

whale(精液鯨)の由来となりました。

欧米では鯨蝋は化粧品(口紅や皮膚クリーム)の製造に使われていました。20世紀の

オランダのハンドクリームのラベルには、ZINKSALBEと書かれています。

(資料:日本とクジラ・福岡市博物館)

昭和時代のハンドクリーム容器に、マッコウクジラの脳油から作られ、「捕鯨者の間

で火傷やしもやけに効くといわれた」と効能書きにあります。(資料:勇魚文庫)

日本の資料には「血は薬用」とも書かれていますが詳細な薬効は不明です。

 

2)糖尿病治療薬:インスリン←鯨膵臓

近代に入っても鯨は薬品・化粧品・サプリメントとして使われました。大洋漁業(現:マ

ルハ・ニチロ ホールディングス)では1947年から鯨のすい臓からインスリン抽出を計

画、清水製薬と技術交流し5年後から鯨インスリンを製造、1968年まで続いたといわれ

ています。このインスリンを用いた血糖管理、糖尿病の治療を「インスリン療法

と云います。

3)狭心症治療薬:ニトログリセリン ←鯨油

火薬の原料である「ニトログリセリン」 (nitroglycerin) は、C3H5(ONO2)3 と表される

有機化合物です。爆薬の一種ですが、狭心症治療薬としても用いられています。

ニトログリセリンの原料となるグリセリンは鯨油脂の加水分解によって得られます。

(資料:ウェキペディア)

 

4)肝油←鯨油・肝油

 戦後鼻をつまんで飲んだ肝油です。肝油ドロップもありました。健康食品です

肝臓から採取される油脂で、ビタミン類を豊富に含むため薬用に用いられました。

クジラから採った肝油は、「鯨油」と呼ぶことはありませんでした。

 

5)化粧品:ステアリルアルコール←マッコウ鯨油

「ステアリルアルコール」は鯨ロウやマッコウ鯨油から作られます。

または「オレイルアルコール」に水素添加して作られます。

用途は乳化剤、乳化安定剤、油剤、親水性増粘剤、親油製増粘剤、起泡剤として使われ

ます。

また皮膚を保護し、肌にうるおいを与え、なめらかにする目的で、化粧品に配合されて

います。(資料:化粧品成分用語辞典)

 

6)薬品・媚薬:竜涎香←腸内異物

竜涎香はマッコウクジラの腸内に出来る結石状の物で香水・薬品・媚薬として珍重

されました。保香剤として使われ、現在は合成されております。

アラビヤでは、龍涎香は龍が交尾する時に流した涎(よだれ)が固まって出来た

ものといわれていました。塊の匂いを嗅ぐと嫌なにおいがするが、微量ではいい香り

がするといわれています。

19世紀まで、てんかんやチフスの特効薬、不老長寿の薬としても使われました。

 

7)薬品・健康食品:コンドロイチン・コラーゲン←軟骨

日本ではクジラの軟骨を用いて変形関節症に有効とされるコンドロイチンや、美容製品

に用いられるコラーゲンなど多くの製品が作られています。

コンドロイチンは、従来牛や鯨から取っていましたが、捕鯨モラトリアム(捕鯨一時停止)

、牛のBSE・狂牛病・豚や鳥のインフルエンザなどの問題が起こり、現在、コンドロイ

チンは主にサメから取られています。

コンドロイチンに効果がある症状は主に関節炎、乾燥肌、免疫強化、中性脂肪の多い人、

紫外線を浴びる機会の多い人などに効果があります。

特に関節に関しては潤滑油、クッションの働き、ひざや肩の栄養剤でもあります。

コンドロイチンは主にフカヒレ、納豆、山芋、オクラ、なめこ、鳥の皮、鳥の軟骨、牛、

豚、スッポンなどに多く含まれています。

(資料:http://chondroitin11.sblo.jp/ )(資料:ウェキペディア)

 

8)精力剤:ユニコール←イッカクの角(本当は歯)

国内では薬局や漢方薬局のショウウインドーに飾れている2〜3bの細長い左巻き角状

の歯です。精力剤・ユニコール(一角獣のこと)・催春剤・媚薬(びやく)・催淫薬・抗痙

攣薬・解熱剤として用いられたようです。

ユニコーンの角は解毒作用があると考えられたため、中世欧州では王や貴族に珍重され

、ユニコーンの角と偽ってイッカクの角が多数売買されました。

 

江戸時代イッカクの角(歯)はウニコールといわれて珍重、輸入され朝鮮人参・金並みの

価格だったそうです。新井白石が幼時に病気で死にそうになった時「ウニコール」という

高貴薬を飲んで命をとりとめたと書き残しています。

ユニコールは漢方薬として解熱剤・解毒剤が一般的ですが、今でも超高価な精力剤に含ま

れ売られているカタログを目にします。効果は不明です。

アザラシ、オットセイのペニスやウシ、ヒツジの睾丸などは精力増強作用がある

といわれている。

ハーレムをつくる動物は精力が強いといわれております。

オットセイ・セイウチ・アザラシなどは雄が多くの雌を連れて群をつくっております。

クジラもマッコウクジラは群を作り、雄鯨は繁殖期にこれに参加し多くの雌鯨と交尾

します。

マッコウクジラの睾丸をボイルし、薄くスライスして食べると美味しいです。このため

マッコウクジラの絶倫効果にあやかりたいという捕鯨従業員に大人気でした。

睾丸の大きさはラクビーのボールくらいでした。

 セミクジラはハーレムをつくりませんが「乱婚」のために多量の精子を必要とするのか

睾丸一対(左右)の重さは1dと動物界では最大です。なおペニスの長さも約3bと最長

です。

古い文献を見ると雄鯨の生殖器は「タケリ」「ハヤリ」「ラ」と云われ腹痛、

女性の「冷え性・血の病・帯下などに効く」と『鯨記』・『鯨志』・『鯨肉調味方』

などに記載されております。

雌鯨の「陰核」は「ヒナ」「マメ」「陰挺」などと云われ、男子の「泄利(腹くだし)」

に用いて功ありと『鯨史稿』に記載されています。雄のものは女性に効き、雌のものは

男性に効くという不思議です。

 

9)薬になる色々の油

ホホバの種

ホホバは多年草、アメリカ南西部などの砂漠に生息しています。ホホバの種に大量のオ

イルが含まれ昔からアメリカでは乾燥肌、傷ややけどの薬に利用されました。

従来はクジラから油を採取していたのですが、捕鯨禁止になってホホバが注目される

ようになりました。現在では研究が進み医療にも応用され使われるようになりました。

● 菜種油

一般的な菜種油は、健康によい不飽和脂肪酸をたっぷりと含んでいて、体によい野菜

として古くから親しまれていました。キャノーラ油。オメガ9が多い。

また中国では、腫れを控える効能から皮膚の外用薬としても使われていました。

● オリーブ油

地中海沿岸諸国ではオリーブ油は食用以外にも使用され、手や指に塗りこんだり、

皮膚の万能薬として使用されています。オリーブ油は医薬品でもあり、日焼け後の

肌、やけど・かぶれに役立ました。ニキビや軽い火傷にうすく塗っておくと治りが

早くなるといわれています。オメガ9(不飽和脂肪酸)を多く含む。

オリーブオイルは料理、化粧品、石鹸に使われ、かつてはオイルランプの燃料にも使

われました。現在でもギリシャなどの教会ではオイルランプの正式な燃料として用い

られています。

2006年、アメリカの健康専門月刊誌『ヘルス』による世界の5大健康食品が発表さ

れ、スペインのオリーブ油、日本大豆、ギリシャのヨーグルトインドダー

ル(マメ)韓国キムチ5品目が選出されました。(資料:ウェキペディア)

       椿油 

椿油はツバキ科ツバキ属のヤブツバキの種子から採取されます。利用の歴史は古く、

続日本紀に、777年、渤海国使が帰るときに海石榴(つばき)油を所望したので贈った

との記述があります。

ツバキ油は純油で、第二次世界大戦時にゼロ戦(戦闘機)の燃料として使われたそうです。

食用のほか、化粧品薬品、また石鹸などの原料としても用いられています。

 

長崎県の五島うどんは、引き延ばす際に地元の椿油を生地の表面に塗る伝統があります。

化粧品 髪油(鬢付け油)、スキンオイルなど薬用として日本薬局方に収載されており、

他の薬効成分と配合して用いられています。

(資料:『ウィキペディア(Wikipedia)』)

 

西海域では椿の木は古式捕鯨時代に突取捕鯨で用いた銛の棒・柄に使用されました。

捕鯨の鯨唄(作業歌・祝唄など)には椿は「めでたい木」として唄われております。

 

@『轆轤(ろくろ)巻き上げ唄』 

佐賀県唐津市呼子町小川島

『ツツジ椿は野山を照らす、ヨーイヨイ、

セミの子持ちは、ヤレ納屋照らす、ヨーイヨーイヨイヤナー、

ドートー、エンヤ巻いた、エンヤ巻いた、巻いた、巻いた』

*『轆轤』とは鯨を引き上げる人力ウィンチのこと

*『納屋』とは鯨の解体場・加工場・倉庫・事務所などの総称

<資料:『鯨さんの詩』(鯨歌)>

 

A『堺出島浜伝承唄 くじら音頭   (作者・成立年代不詳)

大阪府堺市堺区出島町

『つつじ椿は 野山を照らす(コラセ)

    せみの子持ちは 村照らす(マカセ)』

*「せみ」は背美鯨。「村」は「浦」とも、(原注)

<資料:『鯨さんの詩』(鯨歌)>

● バター 灯火用油、薬 

 バターは『聖書』や『マハーバーラタ』(乳脂として)にも記述があります。

起源は不明。バターは古代ギリシア時代にスキタイから西洋に渡ったようですが

野蛮人の食べ物と見られた事、オリーブオイルが普及していた事、チーズと違い

保存性が無い事などから、西洋では髪や体に塗る化粧品潤滑油として、

ごく一部で使われていました。

次第に食用としてのバターは普及し始めたましが、やはり野蛮人の食べ物と言う見方は

変わらず、貧しい者の食べ物とみなされていました。9世紀頃にフランスで本格的に食

用として利用されだすと、ようやく貴族もバターを食べ始めましたが、現在でもヨーロ

ッパではオリーブオイルが主流の地域とバターが主流の地域がはっきりと分かれていま

す。また、バターはランプの油の代用ともされました。

ルーアン大聖堂の『バターの塔』16世紀の四旬節に実際にランプの油にバターを

使っていた事からこう名付けられています。(資料:ウィキペディア)

● 珍しい動物性の油 !!!! 

ラード ヘット(牛脂) 骨脂 骨油 魚油 鶏油 鴨油 鵞鳥油 蛹油 蟹油 馬油

ラノリン(ウールグリース)シュマルツ バター エミューオイル 蘇油(酥油)

ギー ガマの油(主原料は馬油) 鯨油 イルカ油 ミンクオイル(皮革製品のメン

テナンスなどに利用) ペンギン油 スクワラン 卵黄油 肝油 鮫油 牛脚油 蜜蝋

 海獣油(シール(アザラシ)オイル オートセイ油 アシカ油)があります。 

● アザラシの油・シールオイルの効果 

DPA(ドコサペンタエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘ

キサエン酸)はオメガ3不飽和脂肪酸であり、健康効果が世界的に注目を集めて

います。

特にシールオイルと、ごく一部の鯨油だけに含まれるDPAは、EPAやDHAの

10倍以上の作用をするといわれる注目の成分で、現在、カナダでは様々な研究が

すすめられています。

シールオイルを摂取すると、DHA,EPA,DPAなどによって、血管の中に血栓が

できにくく血管の劣化を防ぎます。コレステロールのバランスを正常に保つ効果、中性

脂肪を減らす作用、血中成分を正常に保ち血液の状態を安定させ、高血圧などの血圧異

常も正す働きがあります。動脈硬化症、脳硬塞、脳出血、狭心症、心筋梗塞など現代人

に多い心血管系疾患にかかりにくくし、改善作用があるといわれています。

資料http://www.shinbashi-web.com/import/omega-bite.htm

10)植物油など

美容と化粧、健康、薬用に、役立つ資料です。

 

ココナッツオイル飽和脂肪酸を多く含み、加熱調理や化粧油としてよく使われる。

アーモンド油 :アーモンドから採取。食用が主だが、昔は薬用だった。

カシュー油 :カシューナッツから採取。虫歯の予防にも使われる。

ヘーゼルナッツ油:ヘーゼルナッツから採取。収れん作用(肌を引き締める)があるとさ

れ、スキンケアにも使われる。

ヒョウタン実油:ヒョウタンの種から採取。医薬、食用油。

月見草オイル:メマツヨイグサの種から採取。薬効がある。サプリメント。

皮膚細胞の新陳代謝を高める。炎症を抑える。肌荒れ改善。

 

リンゴ油:リンゴの種から採取。化粧品。食用。

アボカド油:オリーブオイルの代わり。化粧品

ボルネオ脂:フタバガキ科Shorea属の種であるBorneo tallow nutから採取。石鹸、

ロウソク、化粧品、医薬

ココアバター:カカオから採取。チョコレートの原料。化粧品に使われることもある。

 

キャロブオイル:イナゴマメの種から採取。医薬品

コリアンダー種油:コリアンダーの種から採取。医薬品。薬や食品の香り付け。

アマニ油:乾性油の一種。オメガ3脂肪酸とリグナンを多く含み、薬用

グレープシードオイル:高温で調理しても劣化しにくい。サラダオイルや化粧油に。

マルーラ油:マルーラの木の実から採取。酸化防止作用と保湿効果があり、食用油、

化粧油に。

 

シソ油:シソの種から採取。食用油、薬用、肌用や、乾性油としても使われる。

ケシ油:ケシの種から取る。調理油や、肌の保湿油、石鹸に使われる。

アザミ油:マリアアザミの種から採取。スキンケアに使われる。

トマト油:トマトの種子から採取。不飽和脂肪酸とリシンを多く含む。サプリメント

として利用。

 

 コムギ油:コムギの胚芽から採取。サプリメントや薬用に用いられる。

 キハダ油:キハダ(アムールコルク)から採取、医薬や殺虫剤に。

 ニガキモドキ油:ニガキ科のニガキモドキの種から採取。医薬。

 バードックオイル:ゴボウの根から抽出する。薬用として頭皮に用いられる。

 キャンドルナット油:キャンドルナット(Aleurites moluccana)から採取。化粧油。 

 

 ニンジン種油:ニンジンの種から取れる油で、スキンケアに使われる。

 ひまし油:工業用、医薬用。原料となるトウゴマからは毒物のリシンも取れる。

 大風子油:イイギリ科のTaraktogenos kurziiの種から取れる。ハンセン病の治療薬。

梅毒、リューマチ、瘰癧(en:scrofula)、結核の治療にも使われた。

 レモン油医薬、防腐剤、化粧品にも用いられる。

 ニームオイル:センダン科のニームから取れる。化粧品、医薬品、殺虫剤

 

Ojonオイル:アメリカアブラヤシ(Elaeis oleifera)の実から取れる。

肌油、髪油に使われる。中南米では食用油。

 ローズヒップオイルスキンケア、年老いた肌、痛んだ肌に効果的

 シーバックソーンオイル:中国のシーバックソーンから採取。主に医薬品

 シアバター:シアーバターノキから採取スキンケアに使われる。

 スノーボールオイル:スイカズラ科ガマズミ属のカンボクの近隣種Viburnum opulus

の種から取れる。ビタミンE、カロテノイド、不飽和脂肪酸を多く含む。医薬品

 

アルガンドールオイル:モロッコだけに生育のアルガンの樹の実から採油。「モロッコの

黄金」と呼ばれる。美や健康に役立つ皮膚の炎症・傷口に塗るなど民間の治療薬

ビタミンEが2〜3倍と多く含まれ、体の内外に老化防止の機能を持つ。

ダイズ油大豆の種子から採取される油脂。リン脂質は大豆レシチンとして健康

食品に加工。

コーン油トウモロコシの胚芽を原料とした油脂。食用。

ベニバナ油ベニバナの種子から採取される油脂。紅花油(べにばなゆ)、サフラ

ワーオイルとも云う。ひまわり油(サンフラワー油)とは違うのでご注意

下さい。

1957年に、オレイン酸を主成分とするベニバナの変種が発見され、

品種改良によりハイオレイック(高オレイン酸)油として生産されて

いる。

 

エゴマ油:エゴマ(荏胡麻)はシソ科の一年草。シソ(青紫蘇)とは同種の変種。地方名

「ジュウネン」(食べると十年長生きできる、という謂れ)など。エゴマ油が

α-リノレン酸をはじめ、体脂肪の燃焼を助けるなど、健康によい成分を持つ

      (以上の資料:ウェキペディア)

 

※ただし、脂肪分の取りすぎは逆効果になります。

何事もバランスある摂取が大切です。