黄河第一橋から夏河へ

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  黄河第一橋はどこにあるか、それは下の地図で確認してください。黄河が大きく湾曲して唯一東から西に流れるところがあります。そこは甘粛省、青海省、四川省が交わるあたりで、そこを流れる黄河は黄色ではなく青いのです。そこは標高がかなり高く、木が一本もありません。黄河第一橋とは黄河最上流に架かる橋という意味のようです。

  橋の近くに瑪曲(マーチュイ)という西部劇に出てくるような小さい町がありました。チベット族の町で、チベット犬を繁殖する施設がありました。「旦那!犬を買いませんか」と声をかけられましたが・・・。黄河第一橋を見に瑪曲まで来た日本人は他にいないかもしれません。そこはとんでもない奥地で標高も高いのです。幸い高山病にはなりませんでした。瑪曲の町と黄河第一橋を空から見た写真はこのページの一番下にあります。
  
  タクシーをチャーターして瑪曲を出発して、まだ雪の残る3902mの峠を越えて、ヤクが水浴びをしている湖を右に見て、甘南高原を徐々に下り、黄砂に煙る合作市に着きました。合作市は漢族の多い街ですから、昼食に辛い中華料理の鍋料理を食べ、再びチベット族の町・夏河に向かいました。





中央の白い部分が瑪曲(マーチュイ)の町、下側に見えるのが青い黄河と黄河第一橋。

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