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神様のいない世界で -4- その宗教勧誘を断れ
空を見上げると、金色に燃える人工衛星が頭の上を通過するところだった。
「何だあれは。」
誰も言わないのか、月も燃えていた。
「異常だ。」
SNSの日記に思わず書いた頃、どいつも病院に通っていた。
「そうか、アメリカか。」
アメリカが原因だとして僕らに何ができるだろう。
テレビを見ると、非協力なコメントのような気もした。
そりゃそうだ国家機密なのかしれない。
情報制限というやつだった。
ロックダウンなのか、いや、、日本の休日。
言い換えれば、国家の投了が一度はあったのだろう。
そう、ベネズエラの国家破綻の話だ、
何故お金が狂ったのだろうか、webATMの関与は考えて良いはずだ。
サーバーとはそんなにジャストタイムな代物ではないと、
古くは言われていた。
インターネットのリアルタイム性とはルーター次第のはずだからだ。
しかし、僕らにはwebATMしかない。
電話は誰からも来ないからだ。
二ノ国の終了である。
J2もおかしいと聞いたことがある、近所のスーパーが潰れてしまった。
郵貯もゆくゆく崩れたのだ。
一の国の終了である。
戦略自衛隊に会ったことはあるか、僕らの学校の先生がそれだ。
ひっちゃかめっちゃかだ、不良じゃないのか。
「何があったんだ。」
「殺人の手前。」
だそうだ。
僕らは犯人の言い訳にされたわけだ。
情報制限の中で除菌アルコールを使っているエリートもまだいる。
そもそもは火炎放射器でも考えていたのだろうか。
そんなバーベキュー事件も記憶に新しい。
国立天文台が手帳の修正を終えたころ、僕らは2025年令和7年を迎えていた。
本当は令和9年じゃないか。。
季節は風と土の匂いなら、ぴったんこだ。
太陽と月が逆だったら、何月だろう。
肩に力が入ったところで、国全体で稼げばいいと思ったかもしれない。
富国強兵は良くないと考えると力が抜ける。
憲法改正は、敗戦国がすることだったはずだ。
僕らは平和を享受できる平和の先駆けの国である。
神様がいないなんて言えるのか、分かりますか。
知っちまったんです。
いないのに、いたらいいなと思う庶民の心。
いるからいたら困るという宗教の心。
宗教は食えない人のためにもあるらしい、愛じゃなくてもいいのか。
宗教に入ることは愛じゃない。
宗教は殺しがある。
「駄目なんだ、それ。」