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宵明けの青空に -2- ジラーはどこへ行った
十字架によってとどめを刺された。
政教分離を果たしたルボータン王国は、墓地を新しくすることになった。
死ぬことは二度と甦ることがないと知られていたが、
ルボータン王国では、死んだ者の為に医療技術を施すことになったのである。
つまり、修理の概念である。
世の中はこれ以上の進歩が無いように思われたが、
神様の矛盾も見透かしたのように、最新の技術が魔法文明にアプローチを掛けていた。
それは、テレビの奥にいるソースと呼ばれる人々が考えあぐねた結果だった。
ルボータン王国を良くしようとする人々が、教会の不正に気付いたのである。
果たして教会という不良組織はルボータン王国から排斥されたが、
ジャポネスク王国から神社がやって来るとは、ルボータン王国も想像してなかったのである。
僕は考えていた。
「ジラーめ、あいつはどこへ行ったのだろう。」
ガレージでお茶をしていると、スノーがやってきた。
「ライアン君、いろいろと修理されたんじゃないの。」
「何を言います、スノーこそ修理されたんじゃないか。」
「私なんか直すところないわよ。」
「それより、教会がこれで終わるわけないわ。」
「教会の奇跡も相対の逆発想で見抜けたんじゃないのか。」
「不良の次はヤクザよ。」
「ばっかやろう、もういいよ。死ぬよ。」
「そんなこと言ってると死ぬわよ。」
「ジラーも探さなくちゃいけないし。」
「そのまさかよ。」
ヤクザなんて伝説上の生き物だった、いや考えたくない。
どこにもないのは不良も同じなのだが。
「ライアン君が迂闊なんじゃないの。」
ピラミッドを追わないのか、僕はまた悩み始めた。
それは夢ではあるが、死といえば死だった。
病院の次は神社ということなのだが、
その裏には必ずお寺があるのである。
禁じられた遊びを早く見抜かなくてはならない。