臨海荘「黒汐資料館」(勝浦)



  勝浦市の臨海荘には伝統漁具や生活民具が沢山展示
されております。古式の捕鯨から現代の捕鯨にいたる
漁具が見られます。ツチクジラを捕獲するために使っ
たグリーナー銛砲も見ることができます。個人で作ら
れた博物館(矢代嘉春コレクション)。海を見ながら美味
しい食事も召し上がれます。庭にはすごく大きい甕!

上の写真は古式の捕鯨銛でこれを投げて鯨を捕獲しました

展示品は各コーナーに分かれています。
『矢代嘉春著作コーナー』
『民具コーナー』(油壷・酢壷・水壷・酒徳利、食事宴会陶磁器、
  米びつ、置きランプ等の灯火用具、重ね箱、うるし椀、大小さかずき)
『網元の家コーナー』(長ひばち、柱時計、サシコとドンザ、
  みのかさ、大ドックリ、算盤あんか、ぜにばこ)
『萬祝コーナー』(鶴亀図万祝、下絵図、染め用型紙、祝樽、
  ひょうたん徳利万祝人形)
『漁民用具コーナー』(釣道具箱、鰹節製造用具、鰹節生産番付表
  、枕箱、弁当箱、水樽、キセル、煙草入れ、携帯ランプ)
『漁村信仰コーナー』(フナダマほか)
『日本の鯨コーナー」(グリーナー砲、ヒゲ、ペニス、マッコウ
  クジラの歯、鯨車絵ほか)
『捕鯨砲コーナー』(捕鯨砲)
『和船模型コーナー』(押送船、五大力船、帆うたせ船など)
『船大工用具コーナー』(つばのみ、鋸、ちょうな、木こり鋸、
  道具箱など)
『和船の部材コーナー』(梶、イカリ、ろくろ、大漁旗、天秤、
  船灯、ラットなど)
『ほしか製造装置コーナー』(干鰯製造装置、サラエ、杓など)
『タコ絵馬コーナー』(絵馬)
『漁民の伝統漁具コーナー』(イカ角、見突き道具、仕掛け、
  擬餌針、網針、いけす、エビ網、タコ壷、糸車など)

ツチクジラ捕獲に使ったグリーナー銛砲

グリーナー銛砲の説明
明治初期に輸入され、外房のツチクジラ漁に使用されたものと
考えられている。現在の捕鯨砲の先駆をなす物であり、1857年
スコットランドのロバートチンダルが開発した。アメリカのカ
ルフォルニヤ沿岸で偉力を発揮し、コククジラを多く捕り1874
年頃までの20年間ほどで衰微した。「県立安房博物館」にも同
型がある。伊豆の「雲見くじら館」にも展示されていました。

捕鯨砲に使う薬きょう(真鍮の筒)・この力で銛を発射します


現代のノルウェー式捕鯨砲・2門

綱がついた古い尖頭銛(現在は平頭銛)と捕鯨砲

クジラの捕獲時に曲がった「先が尖った銛」・古い形です。


クジラの骨と歯

マッコウクジラの下あごの歯

びっくり!・クジラの円錐形のペニス剥製(上・下)
長いのは3bくらいかな?

古式捕鯨図