雲見くじら館のセミクジラ

2003年10月21日伊豆へ行き「雲見くじら館」を見ました。
風光明媚、綺麗な海の側にあります。トコロテンをご馳走になりました。
近くへ行かれたらお寄りください。見る価値はあります。
ご推薦の場所!クジラの大きさを実感できます。

1977年(昭和52年)4月15日に伊豆・雲見港に迷い込んだセミクジラです。
背びれはないので背が美しいセミクジラ。このセミクジラの骨格が展示されています
上写真は展示写真を複写。



セミクジラの頭部。上顎・下顎部分

アゴの部分・大きい上顎と下顎

前部から見た骨格・体長12b、体重20d

頭骨

首の部分・薄く重なった頚椎骨。後部右側は胸椎骨です。

首の部分・右側

胸の部分・下から見た胸椎骨、両側は肋骨

肋骨の部分・横は胸ビレの骨格です。上腕骨・尺骨・手根骨・指骨等。

胸ビレ付近・平たいのは肩甲骨です。

胸ビレの骨格・指状です

胸部。右側V状にぶら下がっているのはV字骨です。

尾の方からから見た骨格です。後から尾椎骨・腰椎骨・胸椎骨の順です。
右上の黒く三角に見えるのは尻尾でした。


この図を参考にご覧ください!(参考:海の哺乳類 FAO種同定ガイド)


グリーナー銛砲。

グリーナー銛砲銛先

銛先

銛類

ロープがついた近代捕鯨・ノルウェー式捕鯨銛(下の銛)

解剖具等・大包丁など

セミクジラのペニスのホルマリン漬け。若年だそうです
成熟したオスは長さ3bくらいあります。

マッコウクジラのあばら骨一本も展示

セミクジラとはこんなクジラです



フィギュアのセミクジラです。セミクジラはこんな体形です。側面と腹部。
 
■セミクジラ■
学名Balaena glacialis
学名語源Balaena(クジラ)glacialis(氷の)
英名Right whale
英名語源Right(本当の)捕り易い鯨
漢字表記背美鯨
漢字語源背びれがなくて背中が美しいため
特長クチが体長の1/3と非常に大きい。
ヒゲ板は3bと長く小さいプランクトンを食べる。
背びれはない。背美鯨の命名の由来となった。
腹部に筋(ウネ)はない。
睾丸が直径1bと地球上で最大、睾丸の重さも対で1dと
大きく精子戦争に勝つためです。
体形はずんぐり、泳ぐスピードが遅い
寒い所に棲むので皮脂が50aと厚い。クジラのオーバーです。
スピードが遅く死ぬと浮くので昔は捕獲しやすかった。
日本でも昔は主にこのクジラを捕っていました。
体長オス15.0m、最大17.8m
メス15.0m、最大17.1m
体重オス50t、最大78.5t
メス最大67.2t
寿命30年以上
繁殖期北半球では冬
妊娠期間10〜11ヶ月

特別付録:セミクジラの交尾
セミクジラの交接器と交尾

長さ3b







上がメス、下がオス


デビット・アッテンボローの大自然物語(第7回水中をすみかに)
NHKテレビの画像