鯨尺が見つかった!

   

房が付いた鯨尺など(勇魚文庫所蔵)

1.鯨尺とは

多くの人は30aくらいのプラスチック製の透明な「物差し」を持っております。

竹製のものやセルロイド製、アルミ製、鉄製、ステンレス製のものもありました。

物の長さを測り、物を作り、直線を引くのに用い、各家庭に数本は必ずありました。

この物差しの素材がヒゲクジラのひげ板で作られているものが「鯨尺」です。

主に和裁用に使われました。

 

  

ひげ板で作られた「鯨尺」ふさまでついて立派! (勇魚文庫所蔵)

現在、クジラのひげ板で作られた鯨尺はほとんど残っておらず、私にとってこの鯨尺

は初めて見るクジラのひげ製「鯨尺」でした。

虫に喰われたり、腐食したりし、服装も和服から洋服に代わってしまい鯨尺は使われ

なくなったため見つけることができないのでしょう。また尺貫法からメートル法に

代わったせいかも分かりません。

江戸・明治時代にかけ、プラスチックがなかった時期、クジラのひげ板が物差しの

素材として使われておりました。鯨製品(鯨油・ひげ板・すじなど)は石油が発見

される以前は現在の石油、プラスチック等の化成品の役目をしていたわけです。

                   竹製鯨尺(上)・クジラひげ製鯨尺(下2本)

2.ヒゲクジラとは

歯の代わりにひげ板を持っているクジラが「ヒゲクジラ」類です。シロナガスクジラ

ナガスクジラ、イワシクジラ、ザトウクジラ、セミクジラ、ホッキョククジラなどの

大型のクジラたちです。

ヒゲクジラ類には上下の「歯」はありません。その代わりに上顎・口蓋部の皮膚が変

化して「ひげ板」となって垂れ下がっています。左右300枚くらいのひげ板が密に並

び三角状の内側部分に繊毛が密生して生えています。餌を濾すフィルターの役目をし、

小さい餌を大量に集めて食べる仕組みになっています。

なお、歯を持っているクジラは「ハクジラ」類です。知られているクジラは「マッコ

ウクジラ」「シャチ」と多くの「イルカ類」です。

(シロナガスクジラのひげ板:勇魚文庫所蔵)

(参考)

ハクジラとヒゲクジラの違い

http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/3011/ha-higehikaku.html

 

3.クジラのひげ板とは

ひげ板はヒゲクジラの口の中、上顎・口蓋部(人では歯ぐき部)にあります。

ひげ板は三角形の板状をしており厚さは2〜5_位、長さはセミクジラのものは3b、

シロナガスクジラのものは1b位、弾力性があるのでゼンマイや人形浄瑠璃のかしら

を動かす部分に使われたりしておりました。

ひげ板の組成は皮膚の角質組織と同じケラチンで、私たちの「爪」に似ております。

色は黒・黒褐色・茶色・黄色など鯨の種類により違いがあります。

セミクジラのひげ板(日本鯨類研究所)

(参考)

セミクジラのひげ板

http://www.catv296.ne.jp/~whale/03-semihige.jpg

「ヒゲ板」ってナニ?」

http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/3011/20020130173911.html

「ヒゲクジラ類のひげ比較」

http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/3011/higehikaku.html

ヒゲクジラ類のヒゲ板・食事方法

http://www.catv296.ne.jp/~whale/hige.html

 

4.ヒゲクジラの食事方法

ヒゲクジラ類の餌の食べ方には二つの方法があります。「のみこみ型」と「こしとり型」

です。

「のみこみ型」は大きく口をあけて、餌(プランクトンや小魚)を含んだ海水を、腹を

フグのように膨張させ腹いっぱいに飲み込みます。オタマジャクシのおなかに例えた方

がいいくらい。

餌を含んだ海水を飲み込んだ後は口を閉じ気味にしてゴムみたいな腹の「畝:うね」を縮

こませながら逆流させ、舌とひげ板のフィルターを通して海水だけを吐き出します。

ひげ板の先は細い繊毛のひげが密生しており、餌はひげで濾しとられ餌だけが残ります。

これを四つの胃に流し込み消化させます。これを「飲み込み型」摂食といいます。

牛が牧草をたくさん食べて四つの胃で消化させるのに似ております。

腹部を大きくふくらませる厚いゴム状の部分は「畝(うね)」と言われ絵や映像で見ると

口の下部からへそ部付近まで多くの線が縦に見え描かれています。

この畝は燻製になり「クジラ・べーコン」として私たちの口に入る高級食材です。

 

ミンククジラの口部 模型・舌部(くじらの博物館)

(参考)

ヒゲクジラ類・おなかの畝

http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/3011/une.html

クジラのエサ・プランクトン

http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/3011/plankton.html

クジラン・レストラン・メニュー

http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/3011/foods.html

クジラのお好みメニューは?

http://www.catv296.ne.jp/~whale/esa.html

 

「こしとり型」は口先端にひげ板はなく口を開けたまま前進し、数ミリの餌(プランク

トン)を含んだ海水を連続的に口に通し、左右にあるひげ板のフィルターを通して餌を

こし左右の口角部から海水だけを口外にだし、たまった餌をのどに入れる摂食法です。

セミクジラ類の餌の食べ方では、海水を腹いっぱい飲み込まないのでゴム状の畝(うね)

はありません。

餌のプランクトンは小さく数ミリのものです。セミクジラ類は口が大きくひげ板は

3〜6bと細長い三角状です。

フィルターのひげは極細で長く、方々に分布している微小浮遊生物を休みなく大量に

食べる仕組みができております。

この様にして餌を超大量に食べるヒゲクジラ類は巨体になりました。

地球上最大の生物シロナガスクジラの体長は30b超、体重は200d位です。

陸上で最大の哺乳類「ゾウ」鼻を長くし歩きながら沢山の餌をとります。沢山食べ

て大きくなりました。

 

4.利用されたクジラのひげ板

ひげ板は合成樹脂がなかった時代、ひげ板の弾力性としなやかさを活かして多くのもの

に活用されております。

釣竿 弾力性を生かした釣竿の先端部分。釣り具「毛ばり」。ウナギ釣竿。

ワカサギ釣竿。

衣服 :コルセットやクリノリン(女性のスカートを広げる張り骨)などの女性用下着。

    ドレスの腰部。腰を細く絞るボディス。ブラジャー。腰当て。胸当て。

裃(かみしも)の肩。

(女性を飾る材料である「ひげ板」のために多くのセミクジラ・ホッキョククジラが

捕獲されたのでクジラ資源を絶滅させたのは女性だと云われることもあります)

(クリノリンは1850年代後半にスカートを膨らませるために発明された

鯨ひげや針金を輪状にして重ねた骨組みの下着である:資料ウィキペディア)

クリノリン(資料:ウィキペディア)

張り骨:提灯や扇子の骨。傘の骨。「まびさし」のある帽子。帽子。ヘルメット。カツラ

    提灯の取手先端。煙草盆の持ち手部。

道具:編物細工棒。ペーパーナイフ。パイ切りカッター。撥(ばち)。

ブラシ(床・ヘアー):煙突掃除用ブラシ。シリンダーブラシ。歯ブラシ

呉服尺:着物の仕立て専用のものさしの材料。鯨尺。呉服尺。曲げ尺(折りたたみ用)。

ぜんまいばね:からくり人形などで使用。時計のスプリング

   湿度計。鵜飼い。文楽人形(文楽人形のかしらのバネ 操作索)

ヴァイオリンの弓: スティックの巻き線。

小物など: くつべら。兜の装飾。茶卓。爪楊枝。食器セット。ホーク・ナイフ。

舌のこけ取り。箱。鏡台。折りたたみ式携帯枕。髪飾り。かんざし。耳かき。

櫛。

玩具:ヒゲで作った帆船・南蛮船。汐吹鯨。

看板:珍しいひげ板部に絵や文字を描く。飾りや装飾の材料。

アクセサリー(鼈甲風):ネックレス。ペンダント。タイピン。ブローチ。ブレスレッド。

ストラップ。

食用:若い鯨のひげ基部

 

    

 

コルセットと鯨ようじ(勇魚文庫所蔵)

(参考)

クジラの利用・活用

http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/3011/kujira-yakudati-riyou.html

 

5.尺とは

 

物差し・尺のいろいろ

日本で以前は、長さ・重さの単位は尺や貫が使われておりました。メートルやキログラム・

トンという単位が使われるようになったのは明治時代です。さらに法律が改正され尺貫法

が使えなくなったのはつい最近です。

長さは尺(しゃく)、重さは貫(かん)・匁(もんめ)などを使っていてこの長さの単位で

ある「尺」が「物差し」のことを言い、「長さ」も「しゃく」というようになりました。

「尺」という字は元来古代中国では、手を広げて「親指」から「中指」の間の長さ

ことをさし漢字そのものも手を広げた形をあらわしています。当時の1尺は約18aで

した。人体の腕の「尺骨」は、尺とほぼ同じ長さであることが言葉の由来と云われる。

尺は時代の流れや使う目的によっていろいろな尺ができました。大尺、小尺、魯班尺、

鯨尺、曲尺(かねじゃく)、呉服尺、鉄尺、折衷尺(せっちゅうじゃく)、高麗尺など

など。

この尺の材質であるクジラのひげ板から「鯨尺」となったと云われております。

物差しのことを「尺・しゃく」「さし」とも呼ぶ、材質・形状によって「竹尺」

「曲尺」「巻き尺」といわれる。

 

物差しと定規:自宅で探し出した尺・物差し・定規

6.曲尺(かねじゃく)とは

日本では長さを測る物差しは「曲尺(かねじゃく)」と「鯨尺」等がありました。

鯨尺は1尺=25/66メートル(37.879 cm)、着物の仕立、裁縫用に用いられ、

曲尺は1尺=10/33メートル(30.303 cm)、主に建築用に用いられていました。

別に「呉服尺」(約37.4cm)もありましたが現在は使われていません。

中国では1尺=1/3メートル(約33.333cm)です。

現在の鯨尺は、曲尺で125分(約37.879 cm)、呉服尺は曲尺で12

(約36.4a)でした。

 

曲尺を「かねじゃく」と呼ぶのは不思議です。大工さんが必ず使う道具、金属製

のため「かねじゃく」、「L字型」に曲がっているので「曲尺」「きょくじゃく」

とも云われます。また「かなじゃく」「さしがね」とも呼ばれます。

L字の短い方が右に向くようにした時に見える目盛りが「表目」です。

逆に短い方を左に向けると「裏目:角目」が出ます。

曲尺を使って丸太の直径がわかり、直径からその丸太からとれる正四角形(角材)

の1辺の長さを知ることができます。また傾斜や勾配を測ったりもできる計算尺でも

あります。

曲尺(左のL型)の尺:単位は「センチ」

(上から2番目)クジラが描かれたミラクル尺

(資料)

曲尺利用に潜む数学

http://www.kumamotokokufu-h.ed.jp/kokufu/math/kanejaku.html

 

「折衷尺(30.3cm)」

「曲尺」は周時代、魯班という大工(または大工集団)が使いだしたもの、直角L

字型に曲げられ「長(1寸単位)」と「短(ルート22毎に刻まれている・1.41

単位)」からなり日本に伝えられました。

さらに大尺と小尺に分かれ、大尺が京都系の「竹尺(29.3cm)」と大阪系の「鉄尺

31,3cm)」に分かれました。

日本地図の測量で有名な伊能忠敬が竹尺と鉄尺の中間の長さを「折衷尺(30.3cm)」

決めて日本各地を歩き地図を作りました。この折衷尺を明治政府が公式の尺の長さ

としたものが今の曲尺です。

 

「高麗尺(こまじゃく)」

鯨尺は着物等を測るために使われ、明治政府が折衷尺を正式の尺の長さとしたときに、

布地を測るために限定認定された尺である。

鯨尺は曲尺が使われる以前からあった「高麗尺(35.6cm)」の系統と云われる。

布地を測る尺には「呉服尺(36.4cm)」と、皇室で使われていた「鯨尺」と両方が

あったが江戸中期に鯨尺が標準になり生き残りました。

地方により、仕事の内容、測る対象の違いでいろいろな尺ができて、その長さも

いろいろと変わりました。

反物の幅自体が鯨尺のモジュール(基準)にあわせたものとなりました。

男ものはくじら一尺(約38センチ)、女ものでくじら九寸五分(約36センチ)

です。

布地である反物が「男用と女用」で幅が違うという性差も見られます。

女性用は身長が小さいためせまくなっています。合理的な考えかもわかりません。

 

畳の長さ、面積の坪

「坪(つぼ)」は尺貫法による面積の単位で、

1辺が6尺=1間[ケン]=(約1.8182m

の正方形の面積が1坪です。

また1坪は、一般的におよそ2畳(たたみ2枚分)の広さである。

最近の畳はいろいろの大きさがあります。

京間・本間   大きさ:63寸×315分(191cm×95.5cm

江戸間(五八間)大きさ:58寸×29寸(176cm×88cm

団地間(五六間)大きさ:56寸×28寸(170cm×85cm

 

「反(たん)」

「反」は、古代中国の長さの単位である端に由来。端は2丈、20尺のこと。

日本では「反」と書かれる。布の大きさの単位の反(「端」)は、おおむね

一着分の幅・丈の大きさである。

「反物(たんもの)」という呼び方はここから来ている。

その大きさは時代や布の材質により異なる。

 

「絹布」では幅95分〜1尺、長さ28尺〜3丈を1反とした(鯨尺による)。

「綿布」では幅95分、長さ28尺を1反とした(鯨尺による)。

後に、単に一着分の幅・丈として、

「着物用」は幅95分、長さ3丈以上、

「羽織用」の綿布は幅95分、長さ24尺以上、

「その他」は幅95分、長さ2丈以上を標準とした。

 

着物はゆったり余裕をもって仕立てられるので着るときも余裕があり洋服のように

センチ単位でのピッタリ裁断をしないので何回でも仕立て直しリサイクルができる

長所がある。

洋服は各部分ごとにセンチ単位で裁断され、仕立て直しがむつかしいです。

日本の着物文化は芸術的柄模様もあるエコ・キ・モ・ノです」。

 

7.人体部位を基準にした単位

世界各国で古代の人たちは物の長さ・重さ・広さ・距離などを測り、知る必要が

ありました。

身近にある体の部分を長さの単位として使い、測り、それを数倍してさらに遠距離

も測り、意志の疎通をし、物々交換、商行為、税金(年貢)の取り立てなどに使い

ました。

人により長さのちがいもあり統一することが必要になりました。しかし王様、幕府、

朝廷、統治者の都合や商行為の違い、物品の違いにより多くの単位が変化し、多く

の単位が生まれました。

 

「身体尺」

「尺」という文字は親指と人差指を広げた形、手を広げたときの親指の先から中指

の先までの長さを1尺とする「身体尺」でした。

尺の長さは時代と共に徐々に長く伸びて約30aから38aになりました。

世界的に見ても長さの単位の語源は人の部位の長さや歩く一歩の幅などを基準して

いましたが長さが人により異なるので統一されるようになりました。

 

尺貫法

:「すん」。親指の厚みまたは、掌の下端から脈を計る位置までの距離 3.03cm

:「あた」と読む。親指と中指とを広げた長さ。8寸。24.24cm

:開拇中指幅。定義10寸。30.3cm

:「ひろ」と読む。両腕幅。6尺:181.8cm

:「けん」。6尺:1.818m。(例)6尺ふんどし〈鯨尺の長さ〉。

:「ちょう」。:6尺を1間とする60間=360尺。

  1町は109.09、1kmは約9.1町。

:「り」:日本では約3.9km36町(日本)=2,160間。=12,960

:「たん」20尺のこと。1反は着物1枚を仕立てるに必要な長さと幅。

   1反は何尺というはっきりした決まりはない。

:「じょう」約 3.03 m(日本)定義10尺。(例)黄八丈。

:「ひき」2

 

手に由来する単位:

シャフトメイトsaftment:開母指拳幅・2パーム:15.24cm

ハンドhand:五本指幅・5デジット、4インチ:10.16cm

パームpalm: 四本指幅・掌幅・手を握った時の人差指から小指までの幅

:4デジット、3インチ:7.62cm7.4cmがある。

スパン:span: 手を広げたときの親指の先から小指の先までの幅、最大開手幅・

    3パーム:22.86cm

フィンガー:finger: @成人男性の「親指以外の指 (finger)」の幅に由来。

    「指の幅」ともいい、日本語では「指幅」。 1.9052.2225 cm

    A「中指の長さ」に由来。1⁄8 ヤード = 4 1⁄2 インチ= 11.43 cm

    二つの由来があり日本人にはむつかしい単位。

 (指幅は水割りする前のウィスキーの計量に用いられ、グラスに入れたとき

 の液高(液底から液面までの高さ)をフィンガーで計った。

 鯨飲の単位か約2a。面白い単位です。)

デジット:digit:指幅・親指以外の指1本の幅:1.85cm

ヤードyard:片腕長・2キュビット:91.44cm(下記キュビットと合わない?)

キュビットCubit:前腕長 指の先端までの長さに由来

  ・2スパン: 44.4cm

インチ:inch:母指幅、1単位の12分の1:2.46cm

 

足・歩みなどに由来する単位

フィート(足):foot:足に由来:29.6cm

ステップstep :歩み。一歩:74a

パップスpace:歩み:1.48m

パーチperch:棹:2.96m

マイルmile1000パップス・里程標:1480m:陸上で使う。

海のマイルと異なる。

海里(マイル):緯度1分の長さ、1852m。船舶・航空機に必要。

    速度はノット:1時間に1海里進む速さ。

(資料)

「長さ・距離の単位」

http://chg.cmpcmp.net/010/ent134.html

「雑学の間:」

http://homepage3.nifty.com/m_sada/TEAROOM/KANE.html

「収蔵物は語る」

http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/hakubutsukagaku/museum/syuzo/31-kujira/31-kujira.html

身体尺度考

http://slidesandswings.blogspot.jp/2013/03/blog-post_31.html

8.「クジラと大仏どっちが大きい」

上方落語に「鹿政談」という話があり曲尺と鯨尺が出てきます。

クジラは熊野のクジラ、土佐のクジラなどになっている。

鯨尺が曲(金)尺より約7a長いので大きいというオチです。

(内容)

『熊野の鯨が「大きぃほぉではわしも引けを取らん」といぅので、奈良の都

へやって来て、大仏さんと背ぇ比べをしたちゅう噺がある。ほな、鯨の方が

ちょっと高かったんやそぉです「カネと鯨で二寸違う」ちゅうんですが……、

今日はまぁ、少々お分かりいただけたよぉでございます。

尺貫法やとか何とか、もぉ分かりにくなってしまいました。』

(実際の奈良の大仏は諸説あるが像高約14.85m・台座3.05m)

(古式捕鯨時代のセミクジラの体長は15m18m

当時はほぼ同じ大きさとも云われる。

参考資料:

【上方落語メモ第3集】その112 鹿政談

http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug112.htm

ヒゲクジラ大きさ&長寿くらべ

http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/3011/nagasa-tosi.html