クジラは疲れ知らず

スーパーヘルシーフード・クジラは元気!

ヒゲクジラの赤肉には「バレニン」という成分が含まれ、ヒトの疲労を軽減する効果があると臨床試験で確認されました。

バレニン効果とは   

1.      運動をしているとき、疲れにくくなる。抗疲労効果。

2.      疲れても回復が早くなる。スポーツ疲労軽減効果

3.      普段の生活での疲労感が軽くなる。日常的疲労感の軽減

4.      運動しているときに精神面の安定感を保つ。リラクゼーション効果

ということです。現在の日本人に最も必要なものではないでしょうか。

ヒゲクジラは毎年休まず南北の大移動「回遊」をしております。摂餌回遊と生殖回遊と云い、摂餌回遊の時はエサを求めて

南極海や北洋等に向かい多くのエサを食べて巨大な体を作ります。

生殖回遊は子供を産み育てるために温暖な海域に移動しますがほとんどエサも食べずの大移動です。

(南半球のクジラと北半球のクジラでは南北の動きは逆になり交わることはありません。)

半年間はエサを食いだめし、後の半年間は絶食に近く、子づくりと子育てメスクジラは子供に濃厚なお乳を与え続けます。

この過酷な絶食と眠らず休みなく遊泳する長距離の大回遊に、クジラは物ともせず普段の生活を繰り返し、外敵にも

負けず、帰り道も忘れずに溺れることもなく生きつづけ、子孫を維持しております。「バレニン」を体肉に多く含んでいるので、

スパーパワーがもりもり、元気なクジラさんです。この元気さを我々もいただこうというのが高機能食品開発です。

高機能食品

南北の大移動をする動物には、休みなく翼を動かして大空を飛ぶ「渡り鳥」がいます。カモなどの鳥の胸肉には「カルノシン」

多く含まれ数千`の長旅をし、飛び続ける力を維持しています。

同様に魚類のマグロやカツオが回遊魚の代表選手です。遊泳を止めると死んでしまうので休みなく長時間・長距離、海中を

泳ぎ続け一生を過ごします。運動持久力の元は 「アンセリン」と云われております。

ヒゲクジラ類にある「バレニン」は渡り鳥や、マグロなどの回遊魚にはなく、クジラに主に存在するアミノ酸の一種で、「イミダゾール

ジペプチド」といわれ「カルノシン」「アンセリン」「バレニン」3種がありますが、ヒゲクジラ類はこれらのすべてを持っております。

「ペプチド」とはアミノ酸の結合体のことで、「イミダゾールジペプチド」とは「ヒスチジン」「アラニン」という二つのアミノ酸が結合した

ものです。

「アミノ酸」は下記の必須アミノ酸9種と非必須アミノ酸11種の計20種からなり私たちの身体のタンパク質を作っております。

アミノ酸はタンパク質を作る最小の成分と云われております。動物でも植物でも同じです。

髪の毛・皮膚・筋肉・骨格などからできた身体=ハコモノ=タンパク質はアミノ酸の組み合わせで作られておりこの設計図が

遺伝子情報=DNAで、この設計図に基づいて私たちの身体は作られ維持されております。そして親から子へ引き継がれ

よく似た家族を構成しているわけです。

遺伝については詳しくは下記をご覧ください。↓↓↓

§精子と卵子・受精§ http://www.catv296.ne.jp/~whale/seishi-to-rannshi-zyusei-ak.files/sheet001.html

 

<必須アミノ酸>   ロイシン イソロイシン バリン メチオニン スレオニン トリプトファン フェニールアラニン リジン

 ヒスチジン

<非必須アミノ酸> グリシン セリン グルタミン グルタミン酸 ブロイン チロシン システイン アラニン アスパラギン 

アスパラギン酸 アルギニン

 

鯨種別赤身の肉中に含まれるイミダソールペプチドの量(単位はmg/赤身肉100g

鯨種等             アンセリン    カルノシン    バレニン      計 

ミンク(北西太平洋)     14.0      116.0     1335.6     1465.6

ニタリ(北西太平洋)     57.3      290.6     1156.4     1504.3

イワシ(北西太平洋)     45.2      146.9     1485.6       1677.7

ナガス(南極海)          9.8      215.9     1204.0     1429.7

クロミンク(南極海)      8.2      138.4      1530.5     1677.1

ニワトリ           1201033     294         5

カツオ               1228      66              +

マグロ               656        +               +

ウシ               2496    226452      2

ウマ                +        770         +

ブタ                34      270475      48

出典:「鯨肉に含まれるバレニンについて」(畑中 寛)

   (北海道立釧路水産試験場(2008)より抜粋して作表)

<動物実験の結果>

バレニンおよびカルノシンには筋肉疲労の発生を予防し、さらに回復を早める作用を有する可能性がある。

<臨床試験結果>

鯨肉抽出物は身体作業による疲労および日常作業による疲労の両方に対して軽減効果を有することが

わかり、自律神経の調整作用(疲労からの回復を促進)も確認され報告されている。

<イミダゾールジペプチド>の特徴

カルノシン・・・疲労物質である乳酸の生成を抑制、体内の余剰糖分を体外に排出、抗酸化作用

        旨みやコクの元になる成分

アンセリン・・・疲労物質である乳酸の生成を抑制、尿酸値を下げる働き、抗酸化作用

バレニン・・・パワーの源、疲労物質の発生を抑制、体脂肪を燃やし減らす、肥満予防、筋肉耐久力の向上

       疲労防止、疲労回復、抗酸化、活性酵素の除去機能のなどの働きが期待できる。

       自律神経系の調整効果が期待できる。

 

     

最近はいくつかの会社でバレニンの商品化がすすめられ発売されております。検索しても多くの件数を

見ることができます。

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<うまみ成分>私たちが知っているアミノ酸は?

旨み成分として下記のものがあります。グルタミン酸やイノシン酸、グアニル酸がよく知られております。

グルタミン酸:タンパク質を構成する20種のアミノ酸の一つ。昆布や野菜などに含まれる。

緑茶、バルメザンチーズ、イワシ、白菜、トマトに多く含まれる。

イノシン酸:イノシン酸は細胞の核の中にある遺伝子の構成成分である「核酸」の一つ。

魚や肉類に含まれる。煮干し、鰹節、タイ、ブタ、サバに多く含まれる。

グアニル酸:核酸。きのこ類に多く含まれる。干しシイタケに多く含まれる

<母乳はアミノ酸の山>

母乳には必須アミノ酸をはじめアミノ酸が豊富に含まれており、理想的なアミノ酸組成を持っている。

アミノ酸スコアは100.だから、生まれたばかりの赤ちゃんは母乳だけで十分に成長していくのです。

(味の素のホームページより)

クジラは栄養豊かなお乳で大切な子供をそだてる。

クジラとウシの乳の成分(100c当たり)

           (水分)        (脂肪分)        (固形分)

シロナガスクジラ   41-51         34-37          14-22

ナガスクジラ     53-55         31-33          13-14

マッコウクジラ     53-54         35-37           7-8

ウシ         90-91             3-4                         4-5

(資料)クストーのクジラ ジャック・クストー著

<アミノ酸スコア>

アミノ酸スコアとは、たんぱく質に含まれる9種類の必須アミノ酸のバランスを数値化したもの。

アミノ酸スコアが100の食品は、必須アミノ酸をバランス良く含む食品 9種類の必須アミノ酸のうち、1種類でも不足

していると有効に活用されないため、アミノ酸スコアは0となります。

アミノ酸の摂取はバランスがとても大切なのです。

必須アミノ酸 ロイシン イソロイシン バリン メチオニン スレオニン トリプトファン フェニールアラニン リジン ヒスチジン

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<資料>:楽水No845「鯨の赤肉に含まれるバレニンの抗疲労効果について」 所 英樹

    楽水No846「鯨は元気」山村和夫

    鯨研通信第461号「バレニンに関する研究と商品開発の歩み」畑中 寛

      日本捕鯨協会「鯨のパワーバレニンを手に入れる」