§  けものサマ・クジラサマ神様カミサマ  §
1 古代人コダイジンはどんな生活セイカツをしていたか?  生活セイカツ維持イジのため「採取サイシュ」「狩猟シュリョウ」「漁猟ギョリョウ」をし、ショクモトめて移動イドウしながらの小集団ショウシュウダンのキャンプ生活セイカツであったとオモわれる。
旧石器キュウセッキ時代ジダイから縄文ジョウモン時代ジダイ弥生ヤヨイ時代ジダイ古代人コダイジン現在ゲンザイワタシたちの世界セカイとはマッタくのチガいがあった。
衣・食・住、生活様式、信仰・葬送、男女関連、などの想像しがたい生き方でした。
1)埋葬マイソウ形態ケイタイ変遷ヘンセン、死生観:死や葬送の考え方(身体と魂の分離)(土葬・水葬・野葬・鳥葬・林葬など)(家の中の墓の配置)
  シャーマンによる占い・神の言葉・神のお告げ・行動伺い、王や支配者のお祈り・祈祷、お願い・人身御供・人柱、悪天候・洪水の回避、雨乞いなどなどがありました。
2)性愛セイアイ婚姻コンイン家族カゾク結婚式ケッコンシキ:女ケイ社会シャカイの婚姻形態、カヨコン、婿取り婚、人減らし(姥捨て・ゴロし)
  人間の寿命は30年くらい、「人生わずか50年も最近の話である」。子供も多く生んだが半数以上は死亡している。昔の女性は10人くらいは産んでいたし、いつも休みなく妊娠していたと思われる。
  出産時の母親の死亡も多く「母子ともに健康の時代が来たのはつい最近のこと」であるといえる。
3)ショク文化ブンカ:主食と副食、食材ショクザイ調理チョウリ加熱カネツ食器ショッキ土器ドキ、飢餓時の「食人食:カニバリズム」、動物の内臓の薬用食(ネコ・タヌキ・キツネ・ムジナ・オオカミ・ネズミ・サルなど)
   獣肉の多くは長寿・回春願望・薬用にもされた。一日の食事の回数も「有るときの食」から、朝夕の2食・現在の3食に増えたこと。
   農耕が始められると特に水が必要であった。さらに牧畜が始まると狼や熊からの防衛、イノシシやクマ・サルの作物食害の防除が重要で鉄砲は農機具(江戸期)とみられていた時代ジダイもあった。
   調味料の醤油と味噌が現在ゲンザイのような形になったのは中世後期といわれる。このころ、イルカやクジラも食べられていた。
4)居住キョジュウ文化ブンカ洞窟ドウクツ、竪穴住居、親族集団、リーダー、国家コッカ
5)容貌ヨウボウ容姿ヨウシ体長タイチョウ体重タイジュウ、刺青が入った容貌、お歯黒ハグロ
狩猟シュリョウ 食料ショクリョウ確保カクホ:肉・油                    
  物質ブッシツ確保カクホ:皮革・油脂・羽毛・骨・牙  
  租税ソゼイ年貢ネング:熊肝・熊・鹿・羚羊・猿  
  有害ユウガイ動物ドウブツ撃退ゲキタイ人間ニンゲン家畜カチクなど)  
  必需品ヒツジュヒン確保カクホ:猪の毛皮・林産物・和紙  
  生命安全確保:飼育動物や野菜等の作物を守る(駆除)  
  生態系セイタイケイ維持イジ:意図的なバランス修正のための狩り              
ギョリョウ ギョカイルイ・海藻                    
  哺乳類ホニュウルイ・(狩猟に準ずる)・イルカ・流れ鯨・アザラシ              
採取サイシュ 食料ショクリョウ:木の実・木の芽                    
  (遅れて農耕ノウコウ・牧畜がハジめられた)                
2 クスリ ケモノクスリ ケモノルイ各部位カクブイクスリ役目ヤクメ霊力レイリョク)があるとカンガえられていた。クスリとしてノウ心臓シンゾウなどの内臓ナイゾウべていた。遺跡イセキからヒトのホネ発見ハッケンされ「ショクジン」の風習フウシュウがあったことがわかる。
クマ胆嚢タンノウ・高値強壮剤や猿の胆嚢もツクられていた。動物は「薬」だった。
最近サイキンまでクジラのアブラクスリとして使ツカわれていた。  
資料シリョウ:『薬は鯨・薬は油』 http://www.catv296.ne.jp/~whale/kujira-kusuri2.html)
3 信仰シンコウ 祈願キガン 天変テンペン地変チヘンタイしてカミイノり、生贄イケニエササげたりしていた。アメらなければ「雨乞アマゴい」のイノりをしたり、アメオオ洪水コウズイ心配シンパイがあれば「祈晴」のおイノりをした。
病気ビョウキになると祈祷キトウをしたりしていた。 古代人コダイジンはべてのモノタマシイがあるとシンじていて、それらをべれば体力タイリョク回復カイフクし、クスリだとして利用リヨウをしていた。
コマりごとにタイしておイノりをし、必要ヒツヨウ場合バアイ生贄イケニエカミササげて祈祷キトウをした。人身御供であった。生贄も人や娘であったが、他の動物などに代わっていき土で作った動物、人形などへ変り
一方イッポウケモノからトリへ、トリからサカナへなど安易アンイなものにカワった歴史レキシがある。(人から代わりの獣・鳥・魚・動物の土偶などへ変化し身替りの代替ダイタイをした。)
古神道とは、昔々、古代の日本人が持っていた信仰で、元々の神道ともいうものであり、アミニズム(精霊信仰)やシャマニズム(巫術)が主であったのではとオモわれる。
古代コダイ日本人ニッポンジン陸続リクツヅきの時代ジダイ大陸タイリクからきた人々ヒトビトであり古代コダイ大陸タイリクジン風習フウシュウツヨ古代コダイ中国チュウゴクテキ発想ハッソウがあったのであろう。
また動物ドウブツいた、キツネがいた、○○がウツったなどの言葉コトバがありおハラいや祈祷キトウがされたりしていました。現在ゲンザイでも大木タイボク伐採バッサイしたり、イエてるときなどお神酒ミキげたり
シオったりし、ダイ相撲スモウシオをまくのもおハラいの習慣シュウカンノコっているからでしょう。
精霊信仰 アニミズム(英語: animism)は、生物・無機物を問わないすべてのものの中に霊魂、もしくは霊が宿っているという考え方。19世紀後半、イギリスの人類学者、E・B・タイラーが
著書『原始文化』(1871年)の中で使用し定着させた。日本語では「汎霊説」、「精霊信仰」「地霊信仰」などと訳されている。この語はラテン語のアニマ(anima)に由来し、気息・
霊魂・生命といった意味である。(資料シリョウ:ウィキペディア)
巫術 シャーマニズムあるいはシャマニズム(英: Shamanism)とは、シャーマン(巫師・祈祷師)の能力により成立している宗教や宗教現象の総称
シャーマンとはトランス状態に入って超自然的存在(霊、神霊、精霊、死霊など)と交信する現象を起こすとされる職能・人物のことである。(資料シリョウ:ウィキペディア)
ニエ (ごにえ) 諏訪スワ大明神ダイミョウジンニエでは「鹿アタマ・鹿肉・猪・生きたキジ・雀」などが記録キロクされている。白兎もみられる。
祭祀 頭部トウブコツ 祭祀としてケモノルイ頭部トウブ使ツカわれている遺跡イセキ国内コクナイにあります。シカ・イノシシ・サル・イルカなどがあります。オオきいカラダのクジラでは頭部トウブホネ・あごボネ椎骨ツイコツ一部イチブ使ツカっている。
  諏訪スワ大明神ダイミョウジン鹿シカ頭部トウブげる、神社ジンジャイノシシ頭部トウブげる、ウマ小屋ゴヤサル頭部トウブく、イルカの頭部トウブナラべる、クジラアゴホネ供養クヨウのため埋葬マイソウする、ウマ信仰シンコウ馬頭バトウ観音カンノンなどなど
  動物ドウブツアタマっているチカラタイする信仰シンコウともいわれる。文明ブンメイがなかった時代ジダイ霊力レイリョク霊魂レイコンにたよる風習フウシュウがあったとオモわれ、ケモノクスリシンじられナマべられたりしている。   
  ヒトにもケモノにもクサにも「モノであり、霊魂レイコン宿ヤドっている、そしてねばまれかわる」とオモわれていたわけです。          
                                 
肉体ニクタイタマシイ 古代コダイ日本人ニッポンジンは、ヒト身体シンタイ肉体ニクタイ)と霊魂レイコンタマシイ)からできている。「誕生タンジョウタマシイ肉体ニクタイ宿ヤドること」、「タマシイ肉体ニクタイること」であった。んだり失神シッシンしたりした場合バアイタマシイニクタイ  
  ハナれる。おイノりすればタマシイ肉体ニクタイモドすことができるとカンガえていた。                  
  このため失神シッシンからめるとタマシイ肉体ニクタイモドったとオモっていた。んだ場合バアイタマシイ肉体ニクタイカエらなかったしおイノりがりなかったとあきらめたという。      
  肉体ニクタイカエらないタマシイはしばらくは遺族イゾク周辺シュウヘンタダヨっていていてチカくのヤマ付近フキンにいる、最後サイゴ天空テンクウにいく、そしてナニかにまれわるという輪廻リンネカンガえがされた。    
                                 
DNA 分子ブンシ生物学セイブツガク研究ケンキュウススヒトニクカラダは「箱舟ハコブネ」だといわれています。遺伝情報はDNA上の4種類の塩基(A、T、G、C)の配列(設計図セッケイズ)によって決まります。    
  私たち動物の体は親から貰った「遺伝子」を次世代に伝える「箱舟」=「肉体」と表現ヒョウゲンされる場合バアイがあります。            
  遺伝情報の「入れ物」=「肉体ニクタイ」と云った方が好いかもわかりません。遺伝イデン情報ジョウホウDNAの設計図セッケイズ人間ニンゲンオヤる「遺伝イデン情報ジョウホウ」=「タマシイ」「霊魂レイコン」みたいなものかもわかりませんね。
  アミニズムと分子ブンシ生物セイブツガクがつながったカンじがします。                      
  (§精子と卵子・受精§  http://www.catv296.ne.jp/~whale/seishi-to-rannshi-zyusei-ak.files/sheet001.html)            
  (日本の埋葬文化  http://japanese.hix05.com/Folklore/Burial/burial.indx.html)                
  (※輪廻転生:人も死ねば身体は消えてなくなるが、その念(タマシイ)は他に移って、いわゆる輪廻転生する。)            
  (※祭祀サイシ:さいし:神々や祖先などをまつること。祭典。祭儀。まつり。)                    
                                 
頭部トウブ配列ハイレツ 鹿シカ頭部トウブ イノシシ頭部トウブ サル頭部トウブ 馬頭バトウ観音カンノン イノシシ頭骨トウコツ配列ハイレツ船橋フナバシ                  
  イルカ頭骨トウコツ配列ハイレツ クジラアゴホネ埋葬マイソウ ゲイコツ卒塔婆ソトウバ 神社ジンジャ鳥居トリイ                
4 カミ動物ドウブツ                                  
項目コウモク 種類シュルイ                   説明セツメイ                    
カミ動物ドウブツ 鹿シカ頭蓋骨ズガイコツ 1212年諏訪大明神の御贄には75頭の鹿の頭部を献じている、鹿シカの角に注連縄を張っている。毎年マイネン1トウは耳裂け鹿がじってナナ不思議フシギのひとつとわれている。            
    鹿シカは神の使いといわれ、鹿は神そのものでもあった。春日神社・厳島神社・鹿島神社では鹿追行事・シシ舞がオコナわれ有名ユウメイである。 鹿シカムカシ「シシ」とっていた地方チホウがあります。鹿渡シカワタシは「シシワタシ」でした。  
    オントウマツ 諏訪スワ神社ジンジャ 頭部トウブ ナマニク ヤマカミ 鹿シカ ハシ フダ ※「アタマ 動物ドウブツアタマっているチカラタイする信仰シンコウ              
    「鹿威し(ししおどし)」「鹿踊り(ししおどり)」                              
  イノシシ頭蓋骨ズガイコツ 諏訪スワ神社ジンジャでは鹿シカ・鹿肉・猪・生きたキジ・雀を神に供える。イノシシの生命力は精神世界においても重視され、土器文様としてイノシシ装飾が見られる              
    かざまつり かぜまつり 風祭ではイノシシ頭部トウブササげた                              
  カエル 正月ショウガツ 水神スイジンサマ(ヘビ)への祈願キガン(洪水など)にカエルをケンじてもいる。                          
  サルウマヤサル まやさる 猿の頭蓋骨や手の骨を厩に祀る風習フウシュウがある。ウシ・ウマの安産・健康・厩の衛生などを祈願した(秋田、岩手に多い)                
  サル頭蓋骨ズガイコツ ウマヤサル信仰シンコウ 猿の頭の土製の人形 ※「アタマ 動物ドウブツアタマっているチカラタイする信仰シンコウ                        
    サル神様カミサマ 山王サンノウ信仰シンコウ 庚申コウシン信仰シンコウ シン サル大漁タイリョウ守護神シュゴシン 防火ボウカセツ 放牧ホウボク牛馬ギュウバ管理カンリセツ などハバヒロい。                  
      サル小石コイシ 山岳サンガク信仰シンコウ 天明テンメイ飢饉キキン 天保テンポ飢饉キキン 五穀ゴコク豊穣ホウジョウ アメ                          
  ウマ ウママモガミ ミョウサマ 馬頭バトウ観音カンノン チャグチャグウマッコ ウマ祈祷師キトウシ ウマヤ祈祷師キトウシ                          
  馬頭バトウ観音カンノン カミ使者シシャ ウマハカ 馬頭バトウ観音カンノン アオマエサマ 駒形コマガタサマ などの農民ノウミンてた  
    神馬シンバシロウマ伊勢イセほか) カミ使者シシャ ウマ神事シンジ きおいウマ                          
  ウシ 天神テンジン信仰シンコウ  
  キツネ 稲荷イナリ神社ジンジャ 稲荷イナリカミヤマカミ田中タナカ神社ジンジャ田上タガミ神社ジンジャ田辺タナベ神社ジンジャキツネツカキツネカミ使ツカとして神聖視シンセイシ  
  オオカミ イノシシ鹿シカ駆除クジョする農民ノウミン生活セイカツマモカミ ヤマイヌ 大神オオカミサマ 山犬ヤマイヌサマ  
  トリ キジ・スズメをケンずる                                    
  ニワトリ カミニワトリ伊勢イセ  
  サギ 氣比神宮  
  トンビ  
  ハト 八幡宮ハチマングウ                                      
  ヤタガラス カラス ヤタガラス(3本足ホンアシ カラス=ヤタガラス伝説デンセツ=サッカーとの関連カンレン有名ユウメイ  
  キジ 氷川神社  
  ウサギ 住吉大社  
  ハチ 二荒山神社  
  カイコ カイコカミ 養蚕ヨウサンカミ                                    
  ヘビ ミズカミ 雨乞アマゴ 龍神リュウジンマツ マツ カワカミ イケカミ 龍神リュウジン 井戸イドカミ 河童カッパ ヘビ  
    ヘビ 水神スイジン使ツカ シロヘビ ノズチ 白蛇ハクジャカミ使者シシャ  
    ヘビカミ 三輪ミワヤマ信仰シンコウ  
  ウナギ  
  カメ 大漁タイリョウカミ  
  カエル 諏訪スワ神社ジンジャ                                      
頭骨トウコツ配列ハイレツ イルカ イルカトウコツ   ヒガシ釧路クシロ貝塚カイズカ ネズミイルカ頭蓋骨ズガイコツ特殊トクシュ配列ハイレツ オットセイ・アシカ・トドなどもあった オオきいので頭部トウブにしたのか、クジラアゴホネ一部イチブオオい、馬は「馬頭」という
        イルカ頭蓋骨ズガイコツがくちばしを中心チュウシンけて放射状ホウシャジョウナラべられていた。           鹿・猪も同様で配列が珍しい        
        トド、アシカなどの海獣類や魚類、鳥類などの骨、また、押型文土器も出土している。貝層中にはイルカの頭骨を放射状に配列したり、トド、犬を埋葬した跡があるなど、      
        宗教性をうかがわせる面も見られる。下層からは縄文時代早期の小貝塚、土器および多数の屈葬人骨が出土している(kotobank)            
    頭蓋骨の配列 ・真脇遺跡 伊東市井戸川遺跡                              
        @ヨッつのカマイルカの頭蓋骨ズガイコツのうち3トウのくちばしがやや扇状オウギジョウソロえられていた                      
        A大小ダイショウフタつのカマイルカ頭蓋骨ズガイコツ並列ヘイレツナラんでいた                          
        Bフタつのカマイルカ頭蓋骨ズガイコツがくちばしをムカアワせにナラべられている                        
        静岡県シズオカケン伊東市イトウシカワ遺跡イセキ                              
        トウのマイルカ頭蓋骨ズガイコツがくちばしをクジラの椎体ツイタイけてナラべられ、そのカンにイノシシとシカの頭蓋骨ズガイコツかれていた              
        ・船橋市取掛西(とりかけにし)貝塚,約1万年前のイノシシの頭蓋骨十数体分が見つかったと発表                
        儀礼目的とみられる獣骨としては国内最古。縄文時代早期の人類の宗教的観念                          (資料シリョウ:日本ニッポン伝統デントウ捕鯨ホゲイ地域チイキサミットダイカイ長門ナガト      
  クジラ クジラカミ 大漁タイリョウカミ 銚子チョウシ川口カワグチ神社ジンジャクジラアゴホネめる クジラハカ クジラツカ                        
    クジラアゴホネ   カミ五島ゴトウ有川アリカワカイドウ神社ジンジャ   太地タイジ恵比寿エビス神社ジンジャ 頭蓋骨ズガイコツ安置アンチ クジラ肋骨ロッコツ シタあごホネ 銚子チョウシ川口カワグチ神社ジンジャ            
    ハラ   胎児タイジ 長門ナガト青海アオウミシマ 胎児タイジ埋葬マイソウ供養クヨウ各地カクチられる。                      
    鯨鯢ゲイゲイ供養クヨウ   リュウマサイン                                  
                                           
古代日本の鹿狩り                                        
遺跡から出土するシカの遺存体を観察すると、頭蓋骨の後頭部が破壊されていたり、四肢骨が螺旋状に割られている状況から肉や内臓だけでなく、脳や骨髄も食用にされていたとみられている。また、細長い骨である中手骨や中足骨、堅く弾力性のある
角などはヤスや銛、釣り針、弭、ヘアピン、垂飾品などの装飾品ほか、様々な道具の材料として利用されていた。シカの捕獲方法は様々であったと思われるが、縄文時代の早い時期には、陥し穴状の遺構が見つかっている。また、肩甲骨に石鏃が突き
刺さったまま残っている遺物も出土しているので、弓矢を使用した狩猟が盛んに行われていたことが考えられる。他にヤスや銛などを使ったり、ワナを仕掛けたことも考えられる。当時の人々がシカをどのように考えていたかということは研究上の重要な
問題である。縄文時代ではイノシシを模した土製品が少なからず出土しているが、反対にシカを模した土製品はこれまでひとつも見つかっていない。このことから、縄文時代において重要な狩猟動物であったイノシシとシカのうち、イノシシは当時の精神世界
や観念上において一定の役割を果たしていたと考えられるが、シカは「単なる食料、もしくは道具の材料」という極めて実用的な役割であったと考えられている。(資料シリョウ:ウィキペディア)            
                                           
古くからの日本語で肉を意味する語に「しし」(肉、宍)があり、この語はまた「肉になる(狩猟の対象となる)動物」の意味でも用いられたが、具体的にはそれは、おもに「か」=シカや「ゐ」=イノシシのことであった。      
                                           
農業ノウギョウ守護神シュゴシン ノウカミ カミ カミ サクカミ
イネカミ 大黒ダイコク 恵比寿エビス 稲荷イナリ ガイカミ
屋敷ヤシキカミ 陶器トウキのとぐろをいたヘビ ヘビカワ財布サイフ金運キンウンメグまれる
太陽タイヨウ崇拝スウハイ 埴輪ハニワニワトリ カミ テントウサマはシン
鎌倉カマクラ時代ジダイ仏教ブッキョウ全国ゼンコク普及フキュウしたが、オオくの農民ノウミン田畑タハタらす野生動物ヤセイドウブツニクサカナべて生活セイカツをしていた。
農民ノウミンウマウシべなかった。牛馬ギュウバ農作業ノウサギョウタスける神聖シンセイ動物ドウブツカンガえていたので牛馬ギュウバねば馬頭バトウハカてた。武士ブシてなかった。
蛙狩神事
       元日の朝に上社本宮で行われる神事。まず御手洗川の川底を掘り返し、蛙を捕らえる。その後拝殿正面にて矢を以てこの蛙を射抜き、生贄として神前に捧げ、宮司が祝詞を捧げ国家平安と五穀豊饒を祈願する。蛙を供えるのは、諏訪大社の本来の祭神が、
     蛇神とされるソソウ神や、諏訪地方ではソソウ神と同一視されやはり蛇神とされたミシャグジ神であったとされ、蛇神に捧げる(蛇は蛙が好物)意味があるとされる。
御頭祭
    415日に上社で行われる祭。別名「酉の祭り」「大御立座神事(おおみたてまししんじ)」「大立増之御頭」と言われている。
               現在では、鹿や猪の頭の剥製が使われているが、江戸時代に菅江真澄の残した資料に、白い兎が松の棒で串刺しにされたものや鹿や猪の焼き皮と海草が串に刺さって飾られていたり、鹿の脳和え・生鹿・生兎・切兎・兎煎る・鹿の五臓などが供され、中世
    になると鹿の体全体が供され、それを「禽獣の高盛」と呼んだという内容が残っている。また諏訪大社七不思議の1つとして「耳裂鹿」というものがある。これは生贄の鹿の中で、必ず耳が大きく裂けた鹿がいるというものであるという。
御射山祭 (みさやまさい)
      上社の狩猟神事。中世には年4回八ヶ岳の裾野で巻き狩り祭を行い、御射山祭はその中で最も長く5日間続いた。青萱の穂で仮屋を葺き、神職その他が参籠の上祭典を行なうことから「穂屋祭り」の名称もある。鎌倉時代に幕府の命で御射山祭の費用を信濃の豪族に
    交代負担することが決められ、参加する成年期の武士(と馬)はこの祭で獲物を射止めることで一人前の武士、成馬として認められたという。
5 §カミ使ツカいの動物ドウブツ§
カミ使ツカ (物) (神)                   説明セツメイ                    
  鼠・男性ダンセイ 大黒天ダイコクテン   商売繁盛の神社:大黒が五穀豊穣の農業の神である面と恵比寿が大漁追福の漁業の神である面に起因, 商業においても農産物や水産物は主力であったことから商売の神としても信仰されている。  
         神道において福徳神の能力の一つから子宝や子作り信仰と呼ばれるものがあり、大黒天の像が米俵にのっているのは実は男性器をあらわしている言われ、具体的には頭巾が男性器の先端部分をあらわし、体が男性器本体、
         そして米俵が陰嚢であるとの俗説がある。これは像の背後から観察すると容易に理解できるものである。                    
  天満宮 ※天神信仰 菅原道真ととの関係は深く「道真の出生年は丑年である」「大宰府への左遷時、牛が道真を泣いて見送った」「道真は牛に乗り大宰府へ下った」「道真には牛がよくなつき、道真もまた牛を愛育した」  
        「牛が刺客から道真を守った」「道真の墓所(太宰府天満宮)の位置は牛が決めた」など牛にまつわる伝承や縁起が数多く存在する。これにより牛は天満宮において神使(祭神の使者)とされ  
        臥牛の像が決まって置かれている。                                
  蜂? 二荒山神社 下野国(現在の栃木県)の神である二荒神に関係する神社、ふたらさん。祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)・田心姫命(たごりひめのみこと)(田霧姫命)・味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)。  
        神護景雲元年(767)勝道上人が三神を祭って創建したといわれる。平成11年(1999)「日光の社寺」の一つとして世界遺産(文化遺産)に登録された。 ハチとの関連カンレン不明フメイ          
  住吉大社   住吉大神と総称され海の神として信仰 古代大和王権の外交・航海に関連した神社で、遣隋使・遣唐使の守護神であある  
        住吉神社の祭神である住吉三神は海神・航海の神様で、他にも和歌や人々の罪や穢れを取り除く禊祓を司る神様。このように様々な側面をもつ神様ですからご利益も産業、  
        文化、貿易と多岐にわたりますが、一般的に言われているのが海上運行と家内安全のご利益です  
        神功皇后が住吉の地に住吉大神を祀ったのが辛卯の年(211)卯月の上の卯日だとされることから、住吉神社ではウサギが神使とされている。  
        (稲羽の素兎(いなばのしろうさぎ)とは、日本神話(古事記)に出てくるウサギのこと。または、このウサギの出てくる物語の名。『古事記』では「稻羽之素菟」と表記。)          
  亀・サケ 松尾大社  京都府京都市西京区にある神社 中世以降は酒の神としても信仰され、現在においても醸造家からの信仰の篤い神社である.  
        霊亀の滝の手前に『亀の井』という霊泉があり酒造家はこの水を酒の元水として造り水に混和して用い、また“延命長寿”“蘇り”の水としても有名です。  
        古記によれば、元正天皇の和銅7年8月、この谷より『首に三台(三つの星)をいただき、背に七星を負い、前足に離の卦を顕わし、後足に一支あり尾に緑毛・金色毛の雑った長さ八寸の』が現れ、左京の人が神主と共に
        朝廷に参上したところ、嘉瑞なりとして霊亀と改元せられ、亀は再び元々の谷に放たれたと言う言われがあります。                    
  蟹? 金刀比羅宮  こんぴらさんと呼ばれて親しまれており、金毘羅宮、まれに琴平宮とも書かれる. 海上交通の守り神として信仰されており、漁師、船員など海事関係者の崇敬を集める  
  三嶋大社   三嶋神は「御島神」すなわち伊豆諸島の神を意味するとして、有力視される。この中で、噴火の盛んな伊豆諸島で原始的な造島神・航海神として祀られたのが「ミシマ神」の始まりであるという  
        神池に棲む沢山のうなぎは、三嶋大明神(三嶋大社)の使者と崇められ社地内での捕獲は固く禁じられました。それがいつしか三島のうなぎを捕って食べると大明神の神罰が当たると言い伝えられ、三島の人々は  
        うなぎを食べなくなりました。(資料シリョウ:うなぎグルメガイド『ざ・うなぎ横町』)                          
  弁才天・大神神社 弁才天(べんざいてん)は、仏教の守護神である天部の一つ。日本では後に財宝神としての性格が付与されている。大神神社:奈良県桜井市三輪にある神社。  
        「日本三大弁天」と称される、竹生島・宝厳寺、宮島・大願寺、江ノ島・江島神社、天川村・天河大弁財天社は、いずれも海や湖や川などの水に関係している  
        大物主神は蛇神であると考えられ水神または雷神としての性格を合わせ持ち稲作豊穣、疫病除け、酒造り(醸造)などの神として特段篤い信仰を集めている。  
        また日本国の守護神(軍神)、氏族神(太田田根子の祖神)である一方で祟りなす強力な神(霊異なる神)ともされている                  
  海蛇 出雲大社   正式名称は「いづもおおやしろ」であるが、一般には主に「いづもたいしゃ」と読まれる  
        大国主命といえば、昔から 縁結び の信仰で知られてます。 大国主命を祀る出雲大社が特に有名で、全国各地から良縁を求める人々が集まります。大国主命には、色々な女神との間に  
         たくさんの子供がいて、その数は日本書紀によると181柱となってます。また、80神もの自分の兄弟を さしおいて、絶世の美女に 選ばれるなどの 逸話もあります。  
        出雲大社(大国主命)では、神在月に出雲に集まる神々を先導する海蛇が神使とされた。                        
  白蛇 諏訪神社   諏訪神社を中心とする神道の信仰を諏訪信仰(すわしんこう)という。諏訪信仰は日本全国に広まっており、特に北条氏の所領に多い。鹿児島県では祭神名の建御名方命から「南方神社(みなみかたじんじゃ)」  
        としているものもある中世には狩猟神事を執り行っていたことから、狩猟、漁業を守護する神社としても崇拝を受ける。これらは諏訪大社の山神としての性格を表している  
        白蛇(しろへび、はくじゃ、びゃくだ)とは、白化現象を起こした蛇である。その希少性により日本各地で縁起のいい動物として信仰の対象となっている。  
        弁才天の使いとして富をもたらすものとして有名だが、水神としても有名である。これはその他多くの蛇神と共通するものでもある。諏訪神社の神使など、多くの神社・仏閣で祀られている。      
  稲荷神   日本における神の1つ。稲荷大明神(いなりだいみょうじん)ともいい、お稲荷様・お稲荷さんとも呼ばれる。狐は古来より日本人にとって神聖視されてきており今日稲荷神社に祀られている狐の多くは白狐(びゃっこ)である。
    伏見稲荷大社 稲荷神社の前には、狛犬の代わりに、宝玉をくわえた狐の像が置かれることが多い  
        稲荷神が農業の神であるために、五穀豊穰・商売繁盛・交通安全といったご利益があるとされる                      
  鹿 春日大社   中臣氏(のちの藤原氏)の氏神を祀るために768年に創設された奈良県奈良市にある神社。全国に約1000社ある春日神社の総本社である。武甕槌命が白鹿に乗ってきたとされることから、鹿を神使とする  
    鹿島神宮   古代には朝廷から蝦夷の平定神として、また藤原氏からは氏神として崇敬された。その神威は中世に武家の世に移って以後も続き、歴代の武家政権からは武神として崇敬された。現在も武道では篤く信仰される神社である
        神使の鹿に由来すると説明。  
    厳島神社   広島県廿日市市の厳島(宮島)にある神社。式内社(名神大社)、安芸国一宮。旧社格は官幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。神紋は「三つ盛り二重亀甲に剣花菱」。古くは「伊都岐島神社」とも記された  
  日吉大社   全国に約2,000社ある日吉・日枝・山王神社の総本社である。通称として山王権現とも呼ばれる。西本宮と東本宮を中心に400,000m²の境内を持つほか、猿を神の使いとする。  
    浅間神社   浅間神社のほとんどは富士山に対する信仰(富士信仰、特に浅間信仰)の神社である                        
  熊野三山   熊野三山の名前からもわかる通り、仏教的要素が強い。日本全国に約3千社ある熊野神社の総本社である  
        「熊野牛王神符」、「牛王宝印(牛玉宝印)」、「烏牛王」、「おからすさん」などと呼ばれる。一般的な神札と違って一枚ものの和紙の上に墨と木版で手刷りされ、朱印を押したもので、デザインには多くの烏が用いられる(烏文字)
        また熊野三山の各大社ごとにデザインは異なる。烏文字は烏の配列で文字を表すもので、本宮と新宮では「熊野山宝印」、那智では「那智瀧宝印」と記されるが極めて読みにくい。        
  諏訪大社 蛙狩神事 蛇神に捧げる(蛇はが好物)意味があるとされる  
      御頭祭 白い兎が松の棒で串刺しにされたものや鹿や猪の焼き皮と海草が串に刺さって飾られていたり、鹿の脳和え・生鹿・生兎・切兎・兎煎る・鹿の五臓などが供され、中世になると鹿の体全体が供され、それを  
        「禽獣の高盛」と呼んだという内容が残っている。また諏訪大社七不思議の1つとして「耳裂鹿」というものがある。これは生贄の鹿の中で、必ず耳が大きく裂けた鹿がいるというものであるという  
      御射山祭 上社の狩猟神事。中世には年4回八ヶ岳の裾野で巻き狩り祭を行い、御射山祭はその中で最も長く5日間続いた。青萱の穂で仮屋を葺き、神職その他が参籠の上祭典を行なうことから「穂屋祭り」の名称もある。  
        鎌倉時代に幕府の命で御射山祭の費用を信濃の豪族に交代負担することが決められ、参加する成年期の武士(と馬)はこの祭で獲物を射止めることで一人前の武士、成馬として認められたという  
        動物ドウブツモンで「諏訪スワ鶴丸ツルマル」というものもある。                                
  八幡宮   日本で信仰される神で、清和源氏をはじめ全国の武家(平安時代〜鎌倉時代など)から武運の神(武神)「弓矢八幡」として崇敬を集めた  
  氣比神宮   神宮の祭神は上古より当地で祀られた在地神、特に海人族によって祀られた海神であると解されている                    
  伊勢神宮   太陽を神格化した天照坐皇大御神(天照大御神)を祀る皇大神宮と、衣食住の守り神である豊受大御神を祀る豊受大神宮の二つの正宮があり、一般に皇大神宮は内宮(ないくう)、豊受大神宮は外宮(げくう)と呼ばれる  
      外宮ゲグウ 豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしている豊受大神宮は、内宮(ないくう)に対して外宮(げくう)ともいます。  
        第21代雄略(ゆうりゃく)天皇は、夢の中で天照大御神のお教えをお受けになられ、豊受大御神を丹波(たんば)の国から、内宮にほど近い山田の原にお迎えされました。今からおよそ1500年前のことです。  
        豊受大御神は御饌都神(みけつかみ)とも呼ばれ、御饌、つまり神々にたてまつる食物をつかさどられています。このことから衣食住、ひろく産業の守護神としてあがめられています。  
        内宮と同じく、正宮と呼ばれますように、建物やお祭りはほとんど内宮と同様ですが、両宮は決して並列されるものではなく、あくまで内宮が神宮の中心なのです。(資料:神社の説明)        
      内宮 皇大神宮(こうたいじんぐう)は通称「内宮」とも申し上げ、神路山・島路山を源とする五十鈴川の川上に鎮座しています。  
         ご祭シンは、天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)。このご神名はお祭りに際して神前で畏まって称え申し上げる最高のご名称で常には皇大御神や天照大御神と申し上げています。(資料:神社の説明)  
    石上神宮   総称して石上大神(いそのかみのおおかみ)と仰がれる御祭神は、第10代崇神天皇7年に現地、石上布留(ふる)の高庭(たかにわ)に祀られました。  
        奈良県天理市にある神社。日本最古の神社の一つで、武門の棟梁たる物部氏の総氏神として古代信仰の中でも特に異彩を放ち、健康長寿・病気平癒・除災招福・百事成就の守護神として信仰されてきました。  
  武蔵御嶽神社・など奥多摩・秩父地方の神社:山岳信仰の霊場として発展し、武蔵・相模に渡る信仰圏を獲得した。犬を祀っている所から、願掛けのため、犬を連れた参拝客が近年増えている    
    三峰神社   江戸時代には、秩父の山中に棲息する狼を、猪などから農作物を守る眷族・神使とし「お犬さま」として崇めるようになった。さらに、このが盗戝や災難から守る神と解釈されるようになり、  
        当社から狼の護符を受けること(御眷属信仰)が流行った。  
  大前神社   栃木県真岡市にある神社 例大祭には、「頭(とう)」と唱え、猪鹿の頭を供えた故事が伝えられており、神饌には鹿肉と鹿頭を献じたという。現在も、例大祭では鹿肉が神饌として供えられる。  
        また、拝殿大床天井には三尾の神使のが描かれ、拝殿天井には昇竜に権化した姿が描かれている。本殿にも、雌雄の鯉と琴音仙人の鯉が彫られている。神使の鯉にちなんで、心願が成就すると  
        元気な鯉を神前に奉納し、祓いを受け御神酒を注ぎ、五行川に放流する風習が伝えられている。                      
  キジ 氷川ヒカワ神社ジンジャ   埼玉県さいたま市大宮区高鼻町にある神社  
        末社として日本唯一と言われる気象神社がある。お天気に関する神様が祀られている。第二次世界大戦中は陸軍気象部に祀られていたものを戦後にこちらの神社に奉納したもの。  
        勝負運、健康運、仕事運などのご利益がある。(参考文献:『島田秀平と行く! 全国開運パワースポットガイド決定版!!』)  
        御祭神は素盞鳴命で国土開発、災難除けの信仰がある。氷川神社の御分社は約一千社あり関東地方が大部分を占めている。  
        氷川神社におけるスサノオの御神徳は、武家に信奉されてきた経緯もあり、やはり一番最初に挙げられるご利益としては、武運が挙げられる。それは、八岐大蛇を代表とする戦に勝利した側面からもその傾向が  
        強く伺える。そのため、勝負事に対して、強い御神徳を求めることができると言える                        
(資料:ウィキペディア)
6 神様カミサマのいろいろ
シン イヌ 荒神(あらかみ、あらがみ、こうじん) 伝承には、和魂(にぎみたま)、荒魂(あらみたま)を対照的に信仰した様子が記されている。 民間伝承でも、温和に福徳を保障する神と、極めて祟りやすく、これの畏敬(いけい)の誠を実現しないと
    危害や不幸にあうと思われた類の神があった。後者が一般的な意味での荒神である。子供の「お宮参り」の時に、鍋墨(なべずみ)や紅などで、額に「×」、「犬」と書くこと言う。悪魔よけの印で、イヌの子は良く育つということに由来するとされ、
      全国的にでは無いが、地方によって行われる所がある                                
  河童カッパヘビリュウ 井戸神(いどがみ):⇒木俣神・水神 井戸は生活に不可欠な飲用水の源として常に信仰の対象でした。古代や中世の井戸からは祭祀用の土器や呪札などが発見されています。  
    井戸には「井戸神様」と「水神様」の二つの神格があります。また,井戸には他界(死後に魂の行く世界)との通路とする意識が強く,人の死に際に井戸の中に向かってその人の名を呼ぶ「魂(たま)呼び」の例は多くの  
        地域で行なわれていました。                                  
  キツネ 稲荷神(いなり) 前出ゼンシュツ                                      
  ウマサル 厩神(うまやがみ) かつての日本の厩(農民の家の中に設けられた馬の部屋)で信仰されていた守り神  
    厩神を祀る多くの地方では猿が馬の守り神とされており、厩の柱の上に厩神の祠を設け、猿の頭蓋骨、または猿の手足を神体として納めていた。簡易な方法で済ます際には、猿の絵を描いた絵馬やお札を魔除けとして貼っていた。
    また当時は季節ごとに馬の安全を願う祭礼として、厩の周りで猿を舞わせる風習もあった。大道芸の猿まわしはその名残りである  
                                               
  ウミ 海の神:⇒海神(わたつみ、うながみ、かいじん) 海神(わたつみ、わだつみ、うながみ、かいじん)は、海を司る神。 ポセイドーン、ポントス、ネーレウス、オーケアノス、テーテュース - ギリシア神話  
      ワタツミ(綿津見神)、オオワタツミ(大綿津見神)、スミノエ(住吉神)、スミノエノオオミカミ(住吉大神) - 日本神話   ネプトゥーヌス(ネプチューン) - ローマ神話            
  家畜カチク 竃神(かまど) かまど神(かまどがみ)は竈・囲炉裏・台所などの火を使う場所に祀られる神  
    火の神であると同様に農業や家畜、家族を守る守護神ともされる  
     
    御霊信仰(ごりょうしんこう) 御霊信仰(ごりょうしんこう)とは、人々を脅かすような天災や疫病の発生を、怨みを持って死んだり非業の死を遂げた人間の「怨霊」のしわざと見なして畏怖し、これを鎮めて「御霊」とする  
    ことにより祟りを免れ、平穏と繁栄を実現しようとする日本の信仰のことである  
    古神道(こしんとう):ここでは外来宗教が入る前の原始神道を差す。 古神道とは、昔々、古代の日本人が持っていた信仰で、元々の神道ともいうものであり、アミニズム(精霊信仰)やシャマニズム(巫術)が主である、と言うことのようです。  
      「シャマニズムとは特殊な精神状態(トランス、忘我、脱魂、恍惚)において超自然的存在(神、精霊、死霊)と直接に接触、交流し、卜占、病気治療、祭儀などを行う呪術・宗教的職能者(シャマン、巫者)を中心とする宗教形態である。」
  古事記コジキ 別天つ神(ことあまつ) 別天津神(ことあまつかみ)は、『古事記』において、天地開闢の時にあらわれた五柱の神々を云う。『古事記』上巻の冒頭では、天地開闢の際、高天原に以下の三柱の神(造化の三神という)が、いずれも  
    「独神(ひとりがみ)」(男女の性別が無い神[1])として成って、そのまま身を隠したという。  
    天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ) - 至高の神 高御産巣日神(たかみむすひのかみ) - 征服や統治の神 神産巣日神(かみむすひのかみ) - 生産の神  
    その次に、国土が形成されて海に浮かぶくらげのようになった時に以下の二柱の神が現われた。この二柱の神もまた独神として身を隠した。  
    宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ) 天之常立神(あめのとこたちのかみ)  
      これら五柱の神を、天津神の中でも特別な存在として「別天津神」と呼ぶ。別天津神の次に神世七代の神が現れた。                    
  男根ダンコン 金精神(こんせい) 金精神(こんせいしん)は、金精大明神(こんせいだいみょうじん)、金精様(こんせいさま)などとも呼ばれ、男根の形をした御神体を祀った神の一柱である。「金精」以外に、金勢、金清、金生、魂生、根性、根精などさまざまな
    当て字がされている。広義では男根の形をした御神体を祀った神全般を指すこともある。金精神は勃起した男根の形をしており、金は金色に輝くような、精は勢であり精力絶倫な男根を意味しているとされる。  
    金精神は、豊穣や生産に結びつく性器崇拝の信仰によるものから始まったとされている。子宝、安産、縁結び、下の病や性病などに霊験があるとされるが、他に豊穣や生産に結びつくことから商売繁盛にも霊験があるとされている。  
    祈願者は石や木や金属製の男根を奉納して祈願する。  
    地主神(じぬしの、ぢぬしの) 日本の神道などでは、土地ごとにそれぞれの地主神がいる、とされている。その土地を守護する神であるとされているのである  
      地主神への信仰の在り方は多様であり、荒神、田の神、客人神、屋敷神の性質がある地主神もいる。一族の祖先が地主神として信仰の対象になることもある              
  神話シンワ 神代七代(じんだいしちだい、かみよななよ) 日本神話で、天地開闢のとき生成した七代の神の総称。またはその時代をいう。神代七代とも書き、天神七代ともいう。  
      初めは、抽象的だった神々が、次第に男女に別れ、異性を感じるようになり、最終的には愛を見つけ出し夫婦となる過程をもって、男女の体や性が整っていくことを表す部分だと言われている。        
  ヘビリュウ 水神(すい) 農耕民族にとって水は最も重要なものの一つであり、水の状況によって収獲が左右されることから、日本においては水神は田の神と結びついた。田の神と結びついた水神は、田のそばや用水路沿いに祀られていることが多い。
    また、水源地に祀られる水神(水分神(みくまりのかみ))は山の神とも結びついている。農耕以外の日常生活で使用する水については、井戸・水汲み場に水神が祀られる。  
        水神の象徴として河童、蛇、龍などがあり、これらは水神の神使とされたり、神そのものとされたりする。                      
  牛頭ゴズ 祟り神(たたり) 祟り神(たたりがみ)は、荒御霊であり畏怖され忌避されるものであるが、手厚く祀りあげることで強力な守護神となると信仰される神々である。また、恩恵をうけるも災厄がふりかかるも信仰次第とされる  
    平安京、京の都で長くとりおこなわれている祇園御霊会は、祟り神を慰撫し鎮魂する祭りである。主祭神である「祇園神」「牛頭天王」はまさにこの意味での祟り神の代表格であり、疫病をもたらす厄神であると同時に、  
        手厚く祀る者には守護神として働くとされ、全国各地に牛頭天王社が創建された。素盞嗚尊によって退治された八岐大蛇などは代表的な祟り神である。            
  狩猟シュリョウ 田の神(た) 田の神(たのかみ)は、日本の農耕民の間で、稲作の豊凶を見守り、あるいは、稲作の豊穣をもたらすと信じられてきた神である。農神、百姓神と呼ばれることもある  
    山の神信仰は、古くより、狩猟や焼畑耕作、炭焼、杣(木材の伐採)や木挽(製材)、木地師(木器製作)、鉱山関係者など、おもに山で暮らす人々によって、それぞれの生業に応じた独特の信仰や宗教的な行為が形成され伝承
    されてきた。いっぽう、稲作農耕民の間には山の神が春の稲作開始時期になると家や里へ下って田の神となり、田仕事にたずさわる農民の作業を見守り、稲作の順調な推移を助けて豊作をもたらすとする信仰があった。  
        これを、田の神・山の神の春秋去来の伝承といい、全国各地に広くみられる。ただし、去来する神が山の神や田の神として明確に特定されないケースも多い            
  カミナリ 天神様(てんじんさま) 天神地祇の天神。高天原にいる、または高天原から天降った神の総称→天津神  
        天神(雷神)に対する信仰のこと。 →天神信仰                              
  仙人センニン 道教(どうきょう)  道教は漢民族の土着的・伝統的な宗教である。中心概念の道(タオ)とは宇宙と人生の根源的な不滅の真理を指す。道の字は辶(しんにょう)が終わりを、首が始まりを示し、道の字自体が太極にもある二元論的要素を表している。
        この道(タオ)と一体となる修行のために錬丹術を用いて、不老不死の霊薬、丹を錬り、仙人となることを究極の理想とする。それは1つの道に成ろうとしている            
  ヒト 人神(ひとがみ) 人神(ひとがみ)とは、人が没した後にその人物を神として祀る信仰形態                          
    仏神(ぶっしん):⇒仏の一覧                                      
  御子神(みこ) 御子神(みこがみ)は、神社において親子関係にある神が祀られる場合、子に当たる神のこと                      
  ヤタガラス ミサキ神:⇒八咫烏 八咫烏(やたがらす、やたのからす)は、日本神話において神武東征の際、高皇産霊尊によって神武天皇のもとに遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされるカラス(烏)。  
        一般的に三本足のカラスとして知られ古くよりその姿絵が伝わっている                          
  神器シンキ 三種の神器(みくさのかむだから、さんしゅのじんぎ) 三種の神器(みくさのかむだから、さんしゅのしんき(じんぎ、しんぎ))は、日本神話において、天孫降臨の時に、瓊瓊杵尊が天照大神から授けられたという鏡・玉・剣のこと    
  サケ 御酒殿神(みさかどののかみ) 御酒殿神で催行される御酒殿祭では、神宮で醸造する神酒が無事できるよう祈るだけでなく、日本の酒造業の繁栄も祈念される  
    民間信仰(みんかんしんこう) 人の生病老死、魂や霊魂、出産、成長、育児、結婚、葬送にまつわる宗教的な習俗、慣習、迷信、呪術などを総称したもの。地域社会や集団に属する人の人生、(哲学や観念論でいわれる)死生観  
          や運命観から生まれた、(文化人類学における)死生観や運命観に起因する信仰。その動機から行われる、儀式・祭り・お供え・祈祷・占いなどの行為            
  ウミ 宗像三神(むなかた) 宗像三女神(むなかたさんじょじん)は、宗像大社(福岡県宗像市)に祀られている三柱の女神の総称である。宗像神(むなかたのかみ)、道主貴(みちぬしのむち)とも呼ばれる。  
        また、大陸及び古代朝鮮半島への海上交通の平安を守護する玄界灘の神、要として、大和朝廷によって古くから重視された神々である                
    厄神(やく) 厄神(やくじん)は、災厄をもたらす悪神と、厄除けの神とある。厄神という言葉は以下のものをも指す。  
    厄神明王 - 愛染明王と不動明王が一体化したもの。  
        八幡神 - 厄除けの神であり、日本全国には「○○の厄神様」と通称される八幡神社が多くある。                      
  女性ジョセイ 山の神(やまの) 山の神(やまのかみ)は、山に宿る神の総称である。山神(やまがみ)と言う                          
    マタギは古来より「やまおこぜ」の干物をお守りとして携帯したり、家に祀るなどしてきた。「Y」の様な三又の樹木には神が宿っているとして伐採を禁じ、その木を御神体として祭る風習もある。  
        三又の木が女性の下半身を連想させるからともいわれるが、三又の木はそもそもバランスが悪いため伐採時に事故を起こすことが多く、注意を喚起するためともいわれている。        
  ヘビ ヤマタノオロチ(八岐大蛇、八俣遠呂智、八俣遠呂知) オロチ」の意味として、「お」は峰、「ろ」は接尾語、「ち」は霊力、また霊力あるものとする説もあるが、蛇の古語である「ミヅチ」や、ヤマカガシを古来「ヤマカガチ」と呼ぶなどのように、  
        「ち」とは蛇の意味とする説もある。本来は山神または水神であり、八岐大蛇を祀る民間信仰もある                      
  リュウ 龍神(りゅう、たつ):⇒竜 様々な文化とともに中国から伝来し、元々日本にあった蛇神信仰と融合した。中世以降の解釈では日本神話に登場する八岐大蛇も竜の一種とされることがある。古墳などに見られる四神の青竜が有名だが、  
    他にも水の神として各地で民間信仰の対象となった。九頭竜伝承は特に有名である。灌漑技術が未熟だった時代には、旱魃が続くと、竜神に食べ物や生け贄を捧げたり、高僧が祈りを捧げるといった雨乞いが行われている
    。有名なものでは、神泉苑(二条城南)で弘法大師が祈りを捧げて善女竜王(清瀧権現)を呼び、雨を降らせたという逸話がある  
    ※九頭龍伝承(くずりゅうでんしょう)、九頭龍伝説(くずりゅうでんせつ)は、日本各地に残る九頭龍(大神)に関する伝承・伝説のことである。  
    リュウツメ   竜の爪は、中国では5本、朝鮮では4本、日本では3本である。                            
7 竜にちなんだ比喩   竜は帝王の象徴とされるため、帝王にまつわるものには「竜」がつくことが多い。「竜影」(帝王の姿)、「竜顔」(帝王の顔)、「袞竜(こんりょう)」(帝王の衣服。「袞竜の袖にすがる」といえば帝王に助けを求めるという意味になる)  
・言葉   、「竜袍(りゅうほう、ロンパオ)」(清朝の皇帝の着る黄色の緞子の着物)。  
    「竜」は偉大な霊獣とされるため、漢字文化圏では人名によく使用される。  
    「竜虎(龍虎)」 - 強大な力量を持ち、実力が伯仲する二人の英雄や豪傑を比喩する言葉として現代でも使われている。  
    「鯉の滝昇り」は、鯉が滝を上ると竜になる、「登竜門」という中国の故事伝承にちなむ。                            
    中国では、恐竜など大型動物の化石は竜の骨(竜骨)と信じられ、長く漢方の材料として使用された。  
    竜の顎には一枚だけ逆さになった鱗があり、これに触ると必ず殺されるという。  
    風水における気の流れは竜脈と称された。  
    日本列島はその形状から竜と称されることがあり、例えば「日本沈没」(小松左京)では物語終盤の日本が沈没する節に竜の死というタイトルを付けている。同じく小松左京による自己パロディ作品「日本漂流」では、  
      日本列島の下には本当に竜がいて、それをうっかり突いたために、日本が世界中を泳ぎ回る。Archultragigantonamasaurus nipponicus という名が与えられていた。            
    黄河は、古来その形状から竜に喩えられた。  
    中国の古琴や和楽器の箏は、竜に見立てられており、「竜角」、「竜尾」、「竜眼」など多くの部分が竜の体の部分にちなんだ名称で呼ばれる。  
    将棋で竜とは飛車が成った駒である竜王の略称。ちなみに角行の成ったものは竜馬(りゅうま)だが、こちらの略称は馬(うま)。  
    麻雀では三元牌を竜に喩えることがある                                    
8 日本の竜・竜神   龍神 - 龍宮に住むと伝えられる龍。水神や海神として各地で祀られている。  
    九頭竜伝承 - 九頭竜は日本各地に祀られている。  
    八大竜王 - 和泉葛城山 八大竜王神社  
    五頭竜 - 鎌倉、龍口明神社  
    青竜 - 清瀧権現。秩父神社(つなぎの龍)。                                    
    赤竜 - 七面天女、 山梨県七面山敬慎院。伊豆山神社。伝承では伊豆山神社が龍の頭で、芦ノ湖・箱根神社が龍の尻尾とも言われている。  
    白竜 - 箱根神社。白龍・九頭龍神社(箱根神社から更に西へ入ったところにある。徒歩、船等で行く)。白龍神社名古屋にある。彦瀧大明神(ひこたき)女性特有の病や安産の神として知られ、御神体は白蛇。  
    弁財天白龍王大権現、福井県永平寺にある弁財天と白蛇の神社(権現)である。  
    黒竜 - 和泉葛城山 など。北陸地方にも多数ある。  
    黄竜 - 黄龍寺。愛知県名古屋市南区。毎年1月4日黄龍天満宮として、菅原道真公御真筆が開帳され、厄災消除・家内繁栄・入試合格など行っている。                
    金龍 - 浅草寺。浅草寺は金龍山というのが山号である。お守りも黄色い袋に金の刺繍で龍。磐船神社も金龍を祀っている。  
    紫龍 - 三重県菰野にある福王山神社に紫龍の文字のみを掘り込んだ石碑がある。  
    みずち(日本) みずち(古訓は「みつち」)は、水と関係があるとみなされる竜類か伝説上の蛇類または水神の名前                      
(資料:ウィキペディア)
9 家紋カモン動物ドウブツ
 蝶(ちょう) 揚羽蝶 浮線蝶 備前蝶       板屋貝( いたやがい)  
 鷹の羽(たかのは) 丸に違い鷹の羽 浅野鷹の羽   兎( うさぎ)  
 鶴(つる)   鶴の丸 三つ飛び鶴・三つ鶴   馬 (うま)  
千鳥(ちどり) 五つ千鳥 波に千鳥   亀( かめ)  
 雁金(かりがね) 結び雁金 二つ雁金 増山雁金   角・鹿・鹿角 (つの)  
 鳩(はと)   対い鳩 朽木鳩   猿 (さる)  
 烏(からす)   蜻蛉 (とんぼ)  
 その他   蝙蝠 向い雀 寒雀 鳳凰の丸 三つ足烏   蛤 (はまぐり)  
クジラ・イルカの家紋カモンはありません 鳳凰( ほうおう)  
(資料:ウィキペディア) 龍( りゅう)    
(資料シリョウ)§ジュウ肉食ニクショクとクジラショク歴史レキシ§