地域別住民福祉懇談会開催 

地域別住民福祉懇談会王子台小学校区開催

 2月25日(土) 先月に続き、23年度の地域別住民福祉懇談会「第2回王子台小学校区」を臼井公民館2階集会室で開催しました。
 テーマは「地域福祉と防災対策−子どもと要援護者を守るために−」です。

   第2回目の開催は「王子台小学校区」(ニッコー団地、野口会、稲荷台1丁目、稲荷台2丁目、稲荷台3丁目、稲荷台4丁目、アパガーデンプレイス臼井駅前、ライオンズステーションプラザうすい)が対象で、 王子台小学校の石井校長、臼井西中学校の宇津木校長にも参加いただきました。(参加者47名)

 前回同様、佐倉市社協のボランティア活動(陸前田)の紹介の後、王子台小学校、臼井西中学校での対応などについて報告が行われました。

   今回の報告、意見交換や情報交換では
@王子台小学校では地震発生時の避難訓練を9月と1月に行い、1次避難は机の下避難、2時避難は校庭避難と決めてある
A通学時の危険箇所については、幸い王子台小学校の近辺には少ない(学校内耐震も問題なし)
B震度5強では子どもを家に帰さないこと(王子台小・臼井西中とも)
Cニッコー会館では非常時に会館の開放をしたい。それに伴う準備も進行中
D幼稚園では実施しているツイッターでの連絡が学校でも対応できないか
Eアパガーデンでは、災害後に安全ならドアにマグネットカードを貼り出すことにしている
F稲荷台4丁目ではトランシーバーや携帯ラジオを常備している
などについてが報告されました。

 なお「住民福祉懇談会」については、社協うすい21号にも掲載しています。
 そちらもぜひご覧になって下さい。


地域別住民福祉懇談会臼井小学校区開催

 1月21日(土)23年度の地域別住民福祉懇談会「第1回臼井小学校区」を臼井公民館2階集会室で開催しました。
 臼井地区社協では、住所区分や学校区によって分けた「住民福祉懇談会」を開催していますが、 本年度は「地域福祉と防災対策−子どもと要援護者を守るために−」をテーマに開催しました。

   今回のテーマ選出の背景には、昨年3月11日に発生した「東日本大震災」があります。
 この地震をきっかけに、改めて地域や学校が防災に対してどういう対応をしているのか、地域で援護が必要になる方へどう手をさしのべたら良いのかなど、 様々な課題や疑問点が表面化してきました。そのため今年は、各地域の自治会・町内会、高齢者クラブ、子供会育成会、自主防災組織、ボランティアグループなどの関係者および福祉委員に呼びかけ、 現状の把握や今後課題についての意見交換をすることにしました。

   第1回目の開催は「臼井小学校区」(八幡台、臼井田、臼井田、大名宿、臼井上宿、臼井中宿、臼井下宿、臼井新町、ヒューマンスクエア臼井)を対象とし、 臼井小学校の糸川校長、臼井西中学校の宇津木校長にも参加いただきました。(参加者68名)

 話し合いに先立ち、佐倉市社協職員20名が昨年陸前田で行ったボランティア活動について、左奈田臼井地区社協会長(兼市社協会長)より報告されました。
 津波によるがれきは未だに撤去しきれていない状態であることや、震災直後には1日1,000人訪れていたボランティアも、現在では1日100人〜200人になっているといった 状況を含め、現地で職員が行った田んぼのがれき除去作業などについて説明がありました。

 その後、臼井小学校と臼井西中学校の防災対策や、3.11の体験についての報告、自治会や地区の防災組織の活動内容や要援護者の抽出方法などについて報告と意見交換が行われました。

   今回の意見交換では、災害時に通学路の危険箇所(陥没、倒壊、落下物)などの情報がなく、安全を確認するまで生徒を下校させられなかったという学校の状況や、 安心登録カードに記載されていた方への訪問の状況など、今まで想定していなかったような状況下での対応について、いろいろな話が出ました。
 こうしたことから、
 @通学路の危険箇所については、地元から学校に連絡するシステムも必要
 A生徒に関しては、中学3年生くらいになれば、助ける側にも回ってもらえるのではないか
 B地域で出来ることがいくつか浮かび上がってきたので、今後地元でも考えて欲しい
 Cまた、こうした自治会・町内会の連絡会が必要かもしれない
 というような意見が集約され、会議が終了しました。

 なお、王子台小学校区については、2月25日(土)9:30〜11:30に臼井公民館2階集会室で、 同様の住民福祉懇談会を開催致します。

 参加をお願いする方へは直接ご連絡致します。
 福祉委員への連絡は、通常の定例会と同様に行います。

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