救急救命心肺蘇生法講習会

   「救急救命心肺蘇生法講習会」受講

 3月24日(土)、本年度も福祉委員は23年度福祉委員研修として「救急救命心肺蘇生法講習」を受講しました。(於:臼井公民館2階集会所)
 これは緊急事態に即応できるよう毎年行っている講習ですが、
今回は約1時間半の心肺蘇生・AEDについての実技講習を受講しました。

 ということで、今回の講習について、簡単にまとめてみました。
◆救急救命の基本はまず「救急車を呼ぶこと」◆
 消防士の方のお話では、とっさのことで慌ててしまうと、意外なようですが救急車を呼ぶことを忘れる方がいるそうです。 誰かが倒れた、具合が悪くなった……というときには、とにかくまず第1に救急車を呼んで下さい。

◆救急車を待つ間には「心肺蘇生」と「AED」◆
 さて、救急車は呼んだけれど、そのあと何もしないでじっと見ているだけでは、助かる命も助かりません。 倒れた人の状況に合った「心肺蘇生」や「AED」操作を行いましょう。
 ただ、自宅の場合には「AED」が使用出来るケースは希だと思われます。そこで基本になるのが「胸骨圧迫」いわゆる「心臓マッサージ」です。

◆胸骨圧迫と人工呼吸の基本◆
 倒れた人に普段通りの息がなかった場合、胸と胸の真ん中を押します。
 少なくとも5センチくらいは沈むよう、1分間に100回くらいの速さで行って下さい。非常に疲れる動作ではありますが、回数は30回、続けて人工呼吸を2回行います。
 これを1サイクルとし、救助者が2人以上いる場合には、5サイクル(2分間)を目安に交代して下さい。

◆AEDについて◆
 運良くAEDがあった場合には、まず電源を入れ(ON)、あとは音声指示に従って行動して下さい。

◆救急車が到着したら◆
 救急隊に引き継ぎます。そのときAEDを作動させていたら「何回ボタンを押したか」救急隊に報告して下さい。

 4月から心肺蘇生法の方法も少し変わります。後日新しい「救急救命心肺蘇生法のチャート図」を
掲載する予定です。