最近、フォーマットの中で注目しているSACD。前は大して気にも止めていなかったのですが、実際に体験してみると「もう普通のcdには戻れない!」と思ってしまうほどの衝撃を受けてしまいました。そんなレビューです。今後はSACDのソフトが増えそうです(汗)。




BOY NAMED CHARLIE BROWN / VINCE GUARALDI TRIO
 初めてSACDというフォーマットを意識して購入したアルバム(下のアルバムと併せて購入)です。録音は共に1960年代で、スヌーピーが初めてアニメーション化されたときのサウンドトラックです。NHK教育で何度も再放送されたお馴染みのアニメ。日本ではスヌーピーといったら「スヌーピーとチャーリーブラウン」というタイトルで親しまれていますが、本国では「ピーナッツ」として連載されています。そして、アニメと切っても切り離せないのが、ジャズ・ミュージシャンのヴィンス・ガラルディの音楽。アニメではシュローダーがおもちゃのピアノでベートーヴェンを大切に弾いているために、スヌーピーとジャズ?的な扱いをされていますが、実は作者であるシュルツ氏は大のジャズファン。アニメの音楽にヴィンスを起用することは長年の夢だったようです。

 アニメを見ていると流れてくるジャズのリズム。有名どころでは、ウィンダム・ヒルのジョージ・ウィンストンが必ずプログラムに入れている「ライナス・アンド・ルーシー」を筆頭に、印象的なメロディがここかしこに流れています。

CHARLIE BROWN CHRISTMAS / VINCE GUARALDI TRIO
 そしてこちらはクリスマスをテーマに作られた作品で、有名なキャロルなどがジャズ風にアレンジされています。そしてヴィンスのオリジナルである「Christmas Time Is Here」や、聴く度にしみじみとしてしまう「もみの木」などが含まれていますが、それらがSACDの奥行きのあるサウンドで楽しめました。通常のステレオでは左寄りだった位置が逆転していたりしましたが、2枚とも「これが40年以上も前の録音?」と驚かされてしまいます。


響 KYO/ 藤原道山 & 冨田勲
 願わくば、トミタサウンドをDVD-Audio(惑星で終わってしまった・・・)ではなくSACDにてミックスダウンして欲しいと思います。この奥行きやサラウンド感。いまやSACDもある程度の落ち着きを見せていますから。

 この音響、まさにトミタサウンドの究極の再現が出来るのではないでしょうか?といっても、我が家は2chステレオのみなのですが。

PLANETS(Ultimate Edition)/冨田勲
 いよいよあの「惑星」がSACDに施されてのリリース。しかもこのサラウンドのために、新たにリメイクしていると言うから、ファンにはたまらないのではないでしょうか?かく言う私もその一人ですが、願わくば、オリジナル(あくまでもトミタサウンドの)をあまりいじくらないで欲しいとは思っています。ちょっと嫌な予感は、ジャケットが「なんじゃコリャ?」なのですが、ちょっと見た感じ『マトリックス』に出てきたイカのオバケみたいなイメージなんです、私には。それと楽しみなのは、新曲として「小惑星イトカワと小惑星探査機はやぶさ」という曲が新たに追加されていると言うこと。以前流行った海王星の後の冥王星とは違って、こちらはあくまでも冨田の「惑星」なので許すことにします(笑) まだ我が家の環境が4chのSACD環境になっていないのが悔やまれるところ。