June 29, 1999
ぷららで複数メールアドレスサービスが始まったので、”べほまづん”と”ぶち”にアドレスを取った。実は、二人にはすでにアドレスがあるのだが、これを機会に、サブアドレスを取ってやり、ポスペをインストールしてやったのだ。それで二人は、自分専用のペットを飼うことになった。
”べほまづん”は、しぶくカメを選んだ。女の子で、名前は”かめりん”だ。少しシャイな性格らしい。
”ぶち”はクマを選んだ。女の子で名前は”ももりん”だ。うちのポスペたちは、どうしてもスライムの伝統的な名前”**りん”から抜け出せない(笑)。
で、メールアドレスは内緒です。何しろ、スライムたちはまだキーボ−ドが打てないので、私が代打しなければならないからだ。(スライムたちが手紙を書き、私が代打するのだ。)でも、いままで我が家にペットを送ってくれた方には、突然スライムたちのペットが行くかもしれません。その時にはお返事を書いてやって下さい。
June 28, 1999
”べほまづん”の誕生日を祝って下さった皆様、本当にどうもありがとうございました。”べほまづん”は大喜びでいます。
”べほまづん”は9才となりましたが、9才の抱負は、「いつも通りの〜んびり・・・」だそうです。(それでいいのか、”べほまづん”!!)
本日、先に家に帰っている”べほまづん”に何度も電話を入れたのに、”べほまづん”、いっこうに出ない。ちょっと不安になり、学童保育所に電話を入れたら、「瀬南ちゃんはとっくに帰りました」の返事。まさか、あいつ寝ているのでは・・・今日はピアノなのに・・・不安に駆られつつマンションに帰ると、何処からか”べほまづん”のピアノの音。あれ???でも我が家からじゃない。嫌な予感がしたら案の定”べほまづん”はちゃっかり隣の家に上がり込み、ピアノを弾いていた。鍵を家に忘れて入れなかったらしい。ばかーー!!!!
June 24, 1999
明日、6月25日は、”べほまづん”のお誕生日です。9才のスライムになります。9才のスライムといえば、なかなか立派。大きくなったもんです。
June 23, 1999
何度も書いたけれど”ぶち”には彼氏がいる。だから”ぶち”は自分が”べほまづん”よりちょっぴり上だと思っている。”べほまづん”にはそれが気に入らない。彼女はどうも同世代の男の子はおこちゃまで、合わないのだ。で、どういう人がタイプなのかというと、やっぱり※へんにーや★ろっくさんのような”オトナの男”がいいらしい(笑)。でも、”ぶち”はおこちゃまなので、お姉ちゃんのそういうところは解らない。だから、喧嘩になると優越感たっぷりにこう言い放つのだ。「何よ!お姉ちゃんなんか彼氏もいないじゃない!!」いやいや、たとえスライムであろうと、女って怖い。
これを言われると”べほまづん”といえどやっぱり怒る。そりゃそうだよ。彼氏がいようがいまいが、彼氏じゃなくて彼女だろうが、そんなのは個人の恋愛観であって、どれが正しい道ということはない。ましてや、”ぶち”ごときに「彼氏がいない」などといわれる筋合いはない。仕方ないので”べほまづん”に言ってみた。「”ぶち”に、あんたと違って理想が高いから適当なところでは折り合えないのよって言ってみたら??」すると、”べほまづん”は嫌そうに言った。
「だからさぁ、そういうの、興味ないんだよね。」「じゃあ、そう言ってみたら??」「そうするとさ、”ぶち”は彼氏がいないからそういうんだぁ!!って笑うんだもん。」「嘘でもいいから、理想が高いんだって言うとか、だめ??」「でも、本当に彼氏いないし・・・」
”べほまづん”、君はいい子なのだから、もっと自信を持ち給え。
June 22, 1999
本日の日記に書くことない?と質問をしたら・・・・・・
”べほまづん”曰く、「あのねぇ、テレビで「ウナギが食べられなくなる日が来る」ってやっていたー」(切実)。
”ぶち”曰く、「いい・・・特にない。」
スライムは平和な種族だ。
June 21, 1999
朝起きると、沢山のスライムが布団に転がっている。布団をたたむのに不便きわまりない。あちこちに入り込んでジャマになるのだ。スライム達は、夜、スライム姉妹がこっそり持ち込んだものだ。本当なら、小さいスライム達にはちゃんとスライムかごがあるのに、いつの間にかそこから出して自分の布団の中に入れているのだ。
これが、スライムかごの中に入っている小さなスライムたち。こうしてかごの中にそろっていると、なんだかお菓子みたいだ。
June 20, 1999
スライムパパは出張中だ。昨日から私はスライムパパと口を利いていないし話すつもりもないので、いつ帰ってくるかも何処へ行ったかも知らない。スライム姉妹は、本日は広々と眠れると言って喜んでいる。いなくてこんなに喜ばれるとは、本人は思っていないだろう。ざまあみろ!!(よっぽどひどく、怒ってるな、私は。)
今、テレビでは「世界ウルルン滞在記」をやっていて、本日のお題はハンガリーでケーキを作る話だ。スライム姉妹はもう寝なければいけない時間なのだが、心はテレビに行っている。でも、無理矢理寝かせた。明日は学校があるからだ。
今、HPの更新をしていたら、私のPCの横のふすまがそおっと開いた気配がした。見ると、ほんの少し隙間が出来ている。どうやらスライムのどちらからしい。テレビをこっそり見たいのだ。開けてみたら、”ぶち”が寝たふりをしていた。じっと見つめていると、口元がすこーし動く。「”ぶち”!!」と声を掛けたけど、狸になっている。でもかすかに口元が笑った。どうやら開けたのは”ぶち”のようだ。まったく・・・
June 19, 1999
”ぶち”はだんご虫が好きだ。彼女はだんご虫をだんごちゃんと呼び、大切にしている。
この季節になると、何故かだんご虫は冷たいコンクリートの上などに群れて出てくる。スライムと同じで、冷たい床の上がお気に入りなのかもしれない。朝、”ぶち”を連れて保育園経由で出勤しようとすると、マンションの渡り廊下には大量のだんご虫がすでに出勤している。我が家は1階なので、だんご虫は容易に出入りできるのだ。だんご虫を見つけると、”ぶち”は救出作業にはいる。一匹一匹をこまめに捕まえ、土のあるところに放してやるのだ。これは、もしかしたらだんご虫にとっては大迷惑かもしれない。ついでに、”ぶち”はだんご虫を踏まないように私に声を掛ける。「ママ!!!そこにはだんごちゃんがいるんだからね。踏んじゃだめだよ!!」
朝、忙しいときに大量のだんご虫救助作業に取りかかられると、正直言ってちょっと困る。でも、生き物を大事にしている”ぶち”にちょっと待ったは言えない。何でだんご虫はこの時期になるとコンクリートの上に出てくるのだろう。そして、何で速やかに自分で戻ってはいかないのだろう。誰か教えて下さい。
June 15, 1999
保育園に”ぶち”を迎えに行ったら、なんと顔中に泥を塗りたくった”ぶち”が飛んできた。何してるんだろう・・・本人に聞くと、「泥パック!!」(爆笑)。
すぐに顔を洗いなよというと、「だって、泥パックは自然乾燥なんだよ!!」と主張する。でも、その顔はあまりにもひどい。だから頼むから洗ってよ。渋々洗う”ぶち”。
しばらくすると、”ぶち”、「ねえ、顔に触ってご覧よ。」という。もちろん、”ぶち”にさわるとぷにぷにとしている。スライムは人間に変身しても、ぷにぷには残るのだ。ところが本人曰く、「ぷにぷにじゃなくて、すべすべでしょ!!」という。泥パックの成果らしい(爆笑)。
June 13, 1999
スライム姉妹は本日焼き肉を食べた。スライムは草食性の筈なのに、二匹は焼き肉が大好き。もう野性のスライムには戻れない。
本日はもちろんスライムパパも一緒だ。一部で、私がスライムパパのいない時をねらって二匹と焼き肉を食べに行っているという誤解が生じているようなので、ここにちゃんと書いておく。
実は、焼き肉を食べに行く前、スライム姉妹は怒られた。あと一月でピアノの発表会なのに、暢気にしていたために課題曲が全く弾けないのだ。それでもさっさと練習を止めてしまうので、いい加減にしろ!!と怒られたのだ。だから、本当なら少しは遠慮してしかるべきなのに、塩タンを前にしたスライム姉妹の辞書に遠慮の文字はない。
ああ、全く、スライムだと思えばかわいいのに、もう野性には返れない以上人間のフリをして生きて行くしかないではないか。だったらすこしは努力とか、負けん気とか、ないんですかね。あんたたち・・・
June 11, 1999
「ねえ、ママ、ママは女に生まれてよかったと思う?男の方がよかったと思う?」と”ぶち”。うーん、それはなかなかに深遠な質問だね。ちょっとやそっとじゃ答えられないよ。すると、”べほまづん”が、「アタシはね、女でよかったなーって思う時と、男がいいなって思う時とあるよ。」という。
ふんふん、気持ちは分かるけど、お前でもそんなこと考えることあるの。で、どんな時に女でよかったと思って、どんな時に男がよかったと思うわけ?すると”べほまづん”は言いました。
「あのね、男の子達が馬鹿なことやってふざけているときは、ああ、あんなバカと同じ男じゃなくてよかったって思うの。で、男がいいときはね、あ、わかんないや。」
はあ、つまり君は女でよかったとおもっていると・・・それにしても、いいじゃない、男の子がふざけているのくらい・・・
「だってものすごくばからしいんだよ。やってらんないよ。」
うーん、ちょっと男の子に同情する、私は。
June 10, 1999
というわけで、本日は”ぶち”の説明。
ぶちスライムベスは、DQIVに出てくるスライムで、身体にぶちがあります。紫色にピンクのぶちという、綺麗というか、派手というか、一目見たら忘れられないスライム。ぶちのあるスライムは、普通のスライムより少し大粒です。で、これがぶちスライムベス。
これがぶちスライムベスだ!!!
わがやの”ぶち”は本人曰く、頭にリボンを着けています。このリボンはいいこのときはピンク色、悪いこのときは赤い色に変わります。大抵は、赤い色のようです。身体の色から解るように、たいへんおしゃれです。人間の彼氏がいるようですが、自分の正体は内緒だそうです。
June 08, 1999
先日、ドラクエをご存じない方から、”べほまづん”ってどこから名前を付けたのですか?というご質問を頂きましたので、本日は”べほまづん”の説明。
スライムベホマズンは、ドラクエの中に出てくる巨大化したスライムの一種で、ゲーム中には冠を被った巨大な姿で出てきます。ベホマズンというのはドラクエの魔法の一つで、パーティー全員のヒットポイントを完全に回復してくれるというすごーい呪文。スライムベホマズンはこれを唱える世にも恐ろしい最強のスライムなのです。その姿は以下の通り。
これがスライムベホマズンだ!!!
ま、最強とはいえ、所詮スライムですからね、こんなもんです。ちなみにスライムベホマズンにはゲームによって2種類、黄緑色のとチェリーピンク色のとがいるのですが、うちの”べほまづん”は、本人の自己申告によれば、チェリーピンク色らしい。これも本人の自己申告ですが、チェリーピンク色は、スライムベホマズンの中でも希少種なのだそうです。でも、くれぐれも捕まえないで下さいね。
June 06, 1999
本日は、”べほまづん”の父親参観日でした。参観科目は「書道」と「体育」と「算数」。「ああ、国語か図工だったらな」と、”べほまづん”。何しろ本人、体育は最大の苦手。書道も苦手。算数もどちらかといえば苦手。なんだかお気の毒。
で、絶対体育だけは見ないでとの本人のたっての希望で、算数を拝見しました。本日はコンパスの使い方。それなりに頑張っているようです。でも、そばで見ていたスライムパパによると、引いた直線は曲がっていたらしい、どうも丁寧じゃない。
それでも、張り切って手を挙げていたし、それなりのところは見てきました。ま、これからも頑張ってね。
June 04, 1999
”べほまづん”の熱は無事さがりました。本日、元気よく学校に行きました。とりあえず、一安心。
”ぶち”は最近イチゴ摘みに凝っています。我が家の庭に増殖したワイルドストロベリーは、今、たくさん実を付けています。”ぶち”はそれでジャムを作りたいのです。でも、ワイルドストロベリーは普通のイチゴに比べて実の大きさが1/3位なので、いくらたくさん実になっていてもそんなに沢山のジャムにはなりません。せいぜい家族一人に付きスプーン一杯くらい。それでもいいようです。
”ぶち”によると、野性のスライムは野原に生えているイチゴやブルーベリーが主食なのだそうです。スライムは、草食性の生き物なのです。残念なことに、スライム姉妹は人間に飼われたスライムなので、すっかり雑食性になり中でも焼き肉は大好きという、野性の性質をすっかり捨てたスライムとなってしまいましたが、それでも、ワイルドストロベリーを見ると野性の頃を思い出すようです。
ワイルドストロベリーは、収穫し、洗うと、そのまま冷凍庫へ。シーズンが終わったらジャムになる予定。確かに、ちょっと楽しみかもしれません。
June 02, 1999
”べほまづん”はまた熱を出した。2週間のうちに2度なので、たぶん溶連菌症(こんな字でいいのか??)でしょうとお医者様が言う。つまり、一昔前の猩紅熱だ。猩紅熱といえば、若草物語のベスがかかった病気ではないか、昔なら、さぞかし怖い病気も、医学の進歩のせいか、「熱が下がったら、明日から学校いいですよ!溶連菌の検査で陽性になったら、抗生物質を多めに飲んでね。」程度らしい。で、熱冷ましですっかり熱が下がった”べほまづん”、「まだ寝てなくちゃいけない??」と布団のなかでうだうだとしている。
いつもは喧嘩仲間の”ぶち”はさすがに手持ちぶさたの様子。保育園から帰ってきてもする事がない。珍しく、ピアノの練習をしている。
うーん、早く元気になってもらわなければ、みんな困ってしまうよ。
June 01, 1999
お庭の話の番外編、芝刈りをする”ぶち”です。
でも、”ぶち”の芝刈りははた迷惑なだけでした。
本日もスライム姉妹はローラーブレードに夢中。かなり滑れるようになりました。