2003年8月


30 August, 2003

 「傷だらけの天使」を思いだしたついでに、なんとなく思い立って『岸田森』を検索したら、なかなかどうして、けっこういまだにファンが多いのだということが判ってちょっとうれしい。岸田森さんはだいぶ前に若くして早逝した俳優で、よく言えば個性派、あるいは怪優。最近の俳優さんだったらかなり近いところで佐野史郎さんかもしれないが、全然違います。(へんな表現だけど、要するに、同じカテゴリーだけど違うんです。あ、もっと判りづらくなった。)
 「傷だらけの天使」では主人公が下請けしている探偵事務所の所長秘書の役を怪演していたのだが、私は当時(小6でした)から、オサムちゃん(ショーケン)よりもアキラちゃん(水谷豊)よりも岸田森が好きだった。
 今でも好きなんです、岸田森。でも、ファンサイトを見る限りでは、岸田森のファンは男性ばかりだ。私の男性観って、昔からかなり歪んでいたのだろうか。


26 August, 2003

 グリコが出しているおまけ付き菓子に昔のシングル版のミニCDが付いているのがあって、どうしても欲しいものがあったのでせっせと購入。欲しいものがあるときには、素直に当たらないのが私の運の悪さ。なぜか、石川ひとみだの、松崎しげるだの、どうにも欲しくないものばかり当たる。きっと世の中には、石川ひとみが欲しくて買い続けている人もいるのだろうになぁと、ちょっと悲しくなる。
 で、ついに5回目にしてやっと引き当てました。うれしい。ちなみに、欲しかったのは「傷だらけの天使」サントラ盤。


25 August, 2003

 無謀な(笑)キャンプも半月ほど過ぎてしまえば思い出に変わる。で、寄るとさわると思い出話に花が咲く。
 S君がハチに刺されたとき、とにかく麓の街の病院に運ばなければと、大人たちは思った。それで、運転スタッフのお父さんと、ハチに刺されたS君と、二人の付き添いの計4名が、1時間ほどかかる麓の街へと出かけていった。残された大人たちはコーヒーを入れながら、連絡を待った。携帯が入らないところなので、向こうからの電話しか連絡の手段がないのだ。
 「でもさ、今年の運転スタッフはHさんでよかったよねー。」
 実は昨年一昨年と、運転スタッフをやっていたのはスライムパパであった。でも、彼の運転はあまりの無謀さに一同に大変不評だったのだ。今年のスタッフHさんはあまり無謀運転をするタイプには見えない。台風の中、安全運転してくれそうな人で本当によかった。
 ところが、実体はこうであった。子どもがスズメバチに刺されたと聞いたHさんは、さすがにあせった。事は緊急を要すると思ったHさんはがんばった。ワインディングの続く山道を、ありったけのスピードで飛ばした。かくして、Hさん以外の同乗者は激しい車酔いに見舞われ、ハチどころではなくなっていた。
 麓の病院ではスズメバチという知らせを聞き、あわてて医師が飛んできた。もし、ショック症状などが出ていたら大変なのだ。
 「大丈夫ですか?気持ち悪くありませんか?」
 その問いに、運転手以外の3人は思わず叫んだそうだ。
 「助けてください!気持ち悪いです!!!」


17 August, 2003

 実家の母は新しいゲームを買ったようで、なにやら攻略本まで手に入れ、毎日余念がない。ふと見ると、コントローラーまで新しくなっている。
 「コントローラー変えたの?」
 「壊れちゃったのよ。」
 「また???」
 確か、PS2を買って1ヶ月ほどでゲームのやり過ぎから、母はコントローラーを壊している。
 「これで4つ目なのよね。壊れやすいのかしら・・・」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 私は一度も壊したことはないのだけれど・・・。ちなみに、母の好きなのは、アクションゲームだ。私はRPG専門なので、アクションゲームは殆どやらない。アクションゲームはコントローラーを壊しやすいのだろうか・・・。それとも、それほどまでに私の母は熱心にゲームをしているのだろうか。


14 August, 2003

 スライム姉妹は大いに楽しかったらしいキャンプであるが、スタッフだった私にはとにかくもとんでもないキャンプであった。
 今年のキャンプのテーマは『非日常』であったのだが、そういう意味ではこれほど非日常なキャンプはかつてなかっただろう。なにしろ、台風だ。風はそれほどではなかったものの、雨はひどかった。
 キャンプ場は山奥にあり、バスが入れない。もともと私たちはぎりぎりまでバスで行き、そこから荷物を抱えて30分ほど歩くことになっていたのだが、雨はバスを降りたと同時に降り始め、私たちは雨の中をキャンプの荷物を抱えて歩くはめになった。もちろん子どももおとなもだ。所々でわがままを言っている子どもらもいたが、助けてなどやれない。こっちも必死なのだ(笑)。かくして一同はびしょぬれとなってキャンプ場へたどり着いた。
 その上、キャンプ場の横には谷川が流れており、これが雨が降り始めると同時に増水し始めた。そのうちに水は濁流となり、流れも速くなり、やがて逆流までし始めた。もう、『アマゾンのホロロッカ』状態だ。私たちのバンガローはこの川に一番近いところにあったので、もしも氾濫したら真っ先に流される。
 「どうしよう・・・」
 「しょうがないでしょ」
 かくして、スタッフ一同はホロロッカ状態の川を背にして、記念写真を撮るのであった。こんな写真を見せたら、来年は参加者が減るのではないか(笑)。
 子どもたちは団体用の大型のバンガローに避難していたのだが、初日からこのバンガローには2,3匹のハチが飛んでいた。スタッフのお父さんたちが退治に行ったのだが、翌朝も飛んでいる。そしてついに、このハチに子どもが刺されるという事件が勃発した。子どもを刺したハチはスズメバチだ。こんなものに刺されたら命の危険だってある。かくして雨の中、子どもたちは小型のバンガローに分散し、刺された子どもは麓の街の病院まで運び、残った人々でハチ退治となった。ところが、退治しても退治してもハチが湧いてくる。
 「ねえ、まさか中に巣がない?」
 「まさかー」
 その『まさか』だったのだ(笑)。私たちはバンガローの天井裏にかなり大きなスズメバチの巣を発見してしまった。そして、知らせを訊いた町役場のお兄さんが殺虫剤を持って到着し、バンガローは一昼夜閉鎖された。翌朝、部屋を空けるとそこには、床を埋め尽くすスズメバチの死骸が・・・。
 「ここで寝ていたわけ・・・」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(絶句)」
 証拠写真を撮ったのだが、これもとても見せられない(笑)。
 今年のスタッフは何があっても驚かないタフな人々であったため、とりあえずすべての驚異に笑って過ごせたのであった。ホント、こんな人たちでよかった。心配性が一人でもいたら、大変だった。ハチに刺された子も、その後別状なく元気に過ごしていたのが不幸中の幸いであった。でも、来年はもうちょっとふつうのキャンプしたい!
 


07 August, 2003

 スライム姉妹は夏の恒例、こどもキャンプです。今年は”ぶち”がキャンプデビュー、私はスタッフで参加します。というわけで、月曜日まで更新はお休みです。
 とはいえ、この天気、無事に帰ってくることが出来るのやら・・・。


04 August, 2003

 コカコーラのボトルフィギアがドラゴンボールのキャラクターになっている。
 私はドラゴンボールでいちばん好きなのはピッコロなのであった。大魔王の頃から好きだが、ストイックにいい人になっている彼も好きだ。マンガの後半、いかにも引き延ばし工作のように登場人物がみんな家庭を持って子どもまで設けていく中で、彼だけはストイックに独身だったのもなんとも素敵。で、なんとしてもピッコロをゲットしたいので、ついにスライム姉妹まで動員して、触診で探すことと相成った。
 前回、少年ジャンプのキャラクターフィギアの時には、『コカコーラのボトルを持ったチョッパー』を探していて、「これはまちがいなくコカコーラのボトル!」と思って買ってきたら、『ボトルを背負った両さん』だったという悲しい結末を迎えたので、スライム姉妹は慎重に探してくれた。そんなわけで、今、PCの横ではピッコロさんが気合いを入れている。ふふん♪


03 August, 2003

 私も夏休みなのだが、私の夏休みは溜まった用事を片づけるためのものなので、ぜんぜん休みになった気がしない。
 特に今週はキャンプ前で、なんだか忙しい。今年は私もキャンプに行くので、準備も後かたづけも大変なのだ。その上、キャンプ場は例年になく過酷らしい。うーん・・・
 せめて体調を万全にと思っていたのに、今日、足をひねった。たいしたことはなかったが、まだちょっと痛い。なんだか子どもよりの私の方が心配だ。
 キャンプは金曜日から来週の月曜日までです。無事に帰ってこれますように。