層積雲、空を見上げて

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 10月も中旬になろうというのに暑い、そして蒸す日が多い。落ち着いて考えると10月の今って、私が若いころの夏の終わり…….「もう、夏休みも終わりかー」というような時期とあまり変わりはないような気がする。早朝や深夜 はある程度気温が 下がっているが、昼間はそれなりに暑い。嘗ての夏の終わりの感覚、まさにそのような感じだ。もちろん、この気温の変容は生物にも大き な影響を与えていることは、多くがメディアで扱われている。ただ、生活にも大きな影響を与えていることは確かだ。服装もそうである が、それより、労働への影響、これは大きいと思う。外での仕事を強いられる人にとっては大きな影響があろう。外で仕事をしている人た ちを見ると、大丈夫かよと思ってしまう。エコとか言って(言われて)自転車や、リヤカーで走り回っている宅急便の人たちも心配だ、お 世話になっているし。そして、教育、多くの公立学校は冷房施設が教室にない。いろいろと物事を決めるお偉いた方には、ぜひとも冷房の ない職場や教育の場をいやと いうほど体感してから決定をお願いしたいものだ。残 業規制もよ いのかな?よくわからないが、朝早く出て働き、仕事を1日頑張って、夜は早く帰らされ、家庭で...なんていうのだと可愛そう!なんて、 穿った考えなのかな?

 さて、本題に戻ろう。そういう時代だからこそ、 空を見上げてみよう。なんだかんだいっても、空、見られる雲などは日々、変化している。本日、20131010日、 昔の体育の日だ。流石に1010日、関東は天気だ。そして、台風24号が通過しつつある今日の朝の北総の空、午前7時前。きれいな層積雲が見られる。朝の層積雲は数時間で消え、天気は崩れないというが、その通 り、雨も降らずに晴 天だった。夕方は雨が激しく降ったところもあるようだ。晴天はよいが気温が高すぎだ。昼間には夏のような積雲や雄大積雲が見られる、本当に変だ。最近は ウェザーニューズ社のチャンネルや、よく見るテレビ朝日の「ソラをライ ブ」のように一般の人が情報をよせ、視覚化する活動、事業が増えている。観天を活かしていると言える。それを集約して望気するシステ ムともいえる。観天望気、これは面白い、スーパーコンピュータを使った数値予報が当たり前の時代に実に面白い。確かに、天気は産業 だ。20年くらい前に幕張のテクノガーデンのウェザー ニューズ社を見学したときに、これは素晴らしいと感じたことを思い出した。繊細な情報提供(販売)は確かに有価になってしかるべきものだ。それでも、天気は生活なのだ。一人ひとりが空を見上げ、 天気を気にするこ とが、自然を感じるファーストステップかもしれない。
 雲は取り付きやすいかもしれない。正式には10種類、巻雲、巻積雲、巻層雲、高積雲、高層雲、層積雲、乱層雲、積雲、積乱雲、層雲だけ だ。その他の情緒あふれる呼び名は、俗称と言える。たかが、10種類なのに様々な空の表情を楽しめるのが雲だ。

 

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