キチョウ、鮮やかなレモンイエロー

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 キチョウはシロチョウ科。鮮やかなレモンイエローが特徴。オスのほうがメスより黄色みが強い。幼虫はマメ科の多くの植物を食草としている。夏型・秋型があり、夏型は羽の縁に黒色の帯が顕著。秋型はこの黒色の帯が薄くなる。逆に羽全体にある黒斑点は夏型が薄く、秋型が濃くなる。

 印西市の県立北総花の丘公園で、このキチョウがかなり集団で舞っていた。公園内に人工的につくられた小川がある。この小川は常に水が流れているわけではなく、流量が調整されている。ときとして乾いた状態のときもある。完璧に人工的な様相の公園だが、水場があることはありがたい。結構、いろいろな動植物が集まってくる。ここに、アメリカセンダングサが生えているが、そのアメリカセンダングサにキチョウが集まってきていた。キチョウの黄色は本当にきれいだ。その小ぶりな容姿、可憐な舞いも魅力的だ。アメリカセンダングサに数頭がまとまってとまっているとまるで花のように見える。今は10月なので、秋型に近い状態であろうか。この日は天気も良かったためか、キチョウの黄色も一段と映えていた。

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