イタチ
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今日は梅雨入り宣言されたのであろうか?朝方から雨だ。雨は嫌だと思いがちだが、鳥や動物は人の目を気にせず活動する。印旛沼周辺の水田で
も、アオサギやサギのなかまも水田でのんびりとしている。そして、キジ。「あ、キジ」と思って見て、しばらく行くとまたキジに出会うという感
じだ。しかも、車から見ている限り、逃げるでもなく、ゆっくりと歩を進めている。今日は短時間で5羽ほどのキジに出会ったが、今日は、なぜか
雄の単独行動のものばかりだった。

キジの雄の体色はいつみても、複雑かつ美しい。
さて、今日は雨ということで、安心して出てきたのがイタチだ。イタチはイタチ科イタチ亜科イタチ属の動物で、日本にはニホンイタチ(ホンド
イタチ
Mustela itatsi)とチョウセンイ
タチ(
Mustela sibirica)がいる。
チョウセンイタチは対馬をはじめ、いくつかの島嶼部中心にに生息するようだ。チョウセンイタチのほうが大きく、尾の長さが長く、繁殖力も強い
よう
だ。写真のものは尾があまり目立たない、頭部下部から頸部にかけて白っぽい色が確認できる、体色にやや黒っぽい感があることなどからニホンイ
タチだと思われる。イタチは芦原や川沿いの草原、茂みに多く、木の実や小動物、昆虫等を食べる。印旛沼周辺ではかなりの数がいるようで、よく
車に轢かれた死体が道路で見られる。また、車の前を横切って道路を渡る姿も見られる。ゆっくりと見ることはあまりない動物だ。

雨の日には、雨に日の楽しみが待っていてくれる。
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