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上野桜木...建造物
2009.2.1
 上野桜木は静かな住宅街だ。あまり変化はない!と思っていたが、最近ふと気づくと空き地が目に付く。そして空き地はいつまでも空き地ではなく新しい近代的な住宅が建てられたり、マンションになっていたりする。左も本当に近所なのだが住宅が空き地となっていた。4階建てのマンションが建つとのこと。
 いつの間にか街はどんどん変わっていく。そこで、今回は上野桜木界隈の建造物や施設、特にもしかしたら消えたり立て直されたりしそうなものを中心に記録しておきたい。

まずは住宅。住宅も建て直されたり、前述のようにマンションになることが最近多い。住宅の中には戦前からあるの?というものから、これはすごい建て方だなと思うものまでいろいろある。
 この住宅はなんといっても屋根がすごい。この傾斜で瓦屋根だ。2階はどういう部屋になっているのだろうか?
 古い家というと「木」をイメージするが、もうひとつ忘れてならない建築材料は石。 倉庫であろうか?ひっそりと残っている。
 住宅だけではない店舗もある。古い街はしっかり生活場所に店があるのだ。
 右上は前にも紹介したおでんや「おせん」。側面を撮った。
 右下はこれも前に紹介した喫茶店「カヤバ」。実は休店中だ。というより営業を止めたようだ。伝統ある店だが無くなってしまうのだろうか?
 次は公共施設や公共物。
 左は上野桜木会館の庭園。こじんまりとしたつくりだ。



 右は日暮里から上野の山に京成が上がってくる高架。下はJRが通っている。
 その高架を京成がかけあがると左下の写真の京成の施設が左手に見える。
 そして上野桜木2丁目にある右下の陸橋の下を通過し「東表門」の看板があるトンネルへと入り上野へ向かう。そのトンネル入り口から上野駅の間に二つの駅(寛永寺坂駅と動物園博物館駅)があったが今は廃駅となっている。
 これは谷中の桜並木近くの公衆便所(トイレというより......)。上野桜木の桜並木にも古い公衆便所があったが最近、新しいものに立て替えられた。こちらもいつ立て替えられるか不明だ。
 次は建造物ではないのだけど、植物。 谷中や根津では家の前の本当に狭いスペースで植物を置いてある。プランター、植木鉢のみならず発砲スチロールのケースなどで植物が育てられている。
 そこで、そういう植物たちではないのだが目についた植物たちを記録した。
 これはアロエ!であろう。住宅の2階部分、ベランダから繁茂している。花がきれい!なによりも迫力がある。
 こちらは台東区立谷中保育園前の「道路から生えているイチョウ」。狭い路地なのにどうどうと立っている。そして、だれもとらない銀杏が積もっている。 そして道路にも銀杏が散らばったまま。踏まずには歩けない。歩くと独特のにおいが!
 左は樹木なのだがなんと住宅のベランダの柵を破壊し枝を伸ばしている。でも、切られることもなく成長している。
 右は塀にはる植物。日を浴びてきれいだ。
 寛永寺境内にある寛永寺幼稚園。これも少なくても50年近くは変わらず建っている。