2011年 桜
2011.4.14
2011年春、今年は特別な年になってしまった。東日本大震災で被害を受けた方々のご健勝と亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたします。
それでも、木々は季節が訪れると花を咲かせてくれる。ここ、上野桜木の桜もしっかりと花を咲かせてくれた。
来年、また、この桜が咲くころには地震の被害に遭われた方々の生活が少しでも向上しているとよいのだが....
右の写真は前に紹介した場所。桜の老樹から横に枝(通常の幹くらいの太さがありました。)が出ていたお気に入りの場所だった。その、枝は前に記述したようにばっさりと切られてしまった。ここは桜の花が終わりになるころには、花びらでピンクの絨毯となっていた。今年は大枝がないせいか地面が目立つ。残念!
ソメイヨシノはヤマザクラのなかまとことなり花が咲き始めるころには葉が出ていない。でも、花が終わりに近づくと、このように葉が出てくる。まだまだ瑞々しい葉だ。日の光でその新緑が際立つ。最早、夏がその準備を始めている。
ここ、上野桜木でも震災の被害はあった。本当に大きな地震だったことがわかる。寛永寺の境内にある石燈籠の一部が倒れていた。修復はされると思うが、関東大震災のときはどうっだのであろうか?近づけないようにロープが張り巡らされていた。
今回の更新は本当に久しぶり。その間に、上野桜木、近隣の街並みも刻々と変わっている。前に紹介した谷中の「花へんろ」というお店も今はイタリア料理のレストランになっていたし....
で、寛永寺だが前に紹介したときは塀が鉄柵だったが、今は写真のようになった。こちらのほうがお寺らしくはあるが。
寛永寺の通用門(しっかりと徳川家の家紋があります。)から上野桜木の桜並木を眺めた。もう、花も終わりだが、ここから見る限り、花の雲?は健在だ。
桜並木の入り口、言問通に一番、近い桜だ。この桜は他のものより早く咲き始め、最後まで咲いていることが多い。毎年、流石にもう桜の花はなくなっただろうと思って見ると、上方に花を咲かせてくれている。
雨の日の桜、曇りの日の桜、それぞれに美しいが、青空と桜の花、これはやはりよい。
では、また、来年。