黄河の上流、青海省の黄河は青いのだ!!!

中国人でも黄河の青い流れを見た人はあまりいないのではないだろうか。
青海省西寧を出発して富士山より高い拉鶏山峠(3820m)を越えて、黄河に向かって
降りて行くと、黄河のほとりの街「貴徳」に着く。西寧からバスで2時間半くらいかかる。
貴徳は歴史のある古い街である。貴徳のそばを流れる黄河は、上流と下流が険しい峡谷に
なっている。下流側に坎布拉(カンブラー)森林公園がある。坎布拉(カンブラー)にも
丹霞地貌があるが、貴徳にも阿什貢(アシ―ゴン)というところに赤い山、丹霞地貌がある。
カンブラーとかアシ―ゴンとかはチベット語であるらしい。
そこの黄河は、黄河の上流であるから、この通り青いのである。
写真は貴徳大橋から上流をみたところ。



貴徳大橋から上流をみたところ



貴徳大橋から下流をみたところ



貴徳大橋から下流をみたところ



黄河の左岸に赤い地層が有るので、黄河の右岸に回った。



右岸に回って左岸を撮った



黄河の左岸には丹霞地貌がある。右岸から青い黄河と一緒に撮った



見えるのは左岸である。



右岸から左岸を撮った



黄河の対岸には丹霞地貌があった。



対岸は阿什貢(アシ―ゴン)と言われるところで丹霞地貌がある



阿什貢(アシ―ゴン)の丹霞地貌と青い黄河を一緒に撮る



ここは黄河の本流ではなく、黄河が湿地を作っているようなところ



下の青い水は黄河の湿地。水はやはり青い。



やっぱり青海省の黄河は青いのだ!!! そして黄河の上流は青いのだ!!!
しかし青い黄河の写真を撮るには運も必要らしい。青い黄河を撮った日の晩雨が降った。
そして黄河は下の写真のように少し濁ってしまった。また赤い山の写真を撮るにも
曇っていては綺麗な写真は撮れないのである。私は運がよかったのかもしれない。