「運転免許は取るものか、買うものか」を書いた時、免許を買うなんて、ホントかな、なんて半信半疑で書いていた。二三日前に、女部長に、あの話は進んでいる? ときいてみたら「大丈夫」との答えで、「近いうちに手に入る」とのことであった。やっぱりホントだったのである。やはり北京ではダメで、地方でなら可能であるとのことであった。差し障りがあるので、その都市の名前は書かないが、少なくともそこなら可能らことは確かである。

  関係無い話だが、この女部長は独身で若くて相当の美人である。中国の結婚適齢期をちょっと過ぎたかもしれない。中国の適齢期というのは、日本より若くて巾が狭い。その適齢期を過ぎても独身であるのは、中国では珍しい。独身であると相当社会的プレッシャーがかかる。会社からのプレッシャーは無いのだが、世間からのプレッシャーは相当なものらしい。

  これも表題と全然関係無い話なのであるが、この部長に、李さん!李さん(李さんは仮名、中国に一番多い名前か、な)! と何回も声をかけても、何も答えず通り過ぎて行ってしまった。追いかけていったら、目に涙を貯めていた。何が原因か聞かなかったが、相当怒っていたらしい。美人と言うのは顔を歪ませないで怒るものだなと、妙なことに感心した。顔が歪んでいなかったので、怒っている事に気がつかなかったのである。

続報・「運転免許は取るものか、買うものか」