葬儀


☆葬儀

*葬儀は人生のイニシエーションとして欠かせない行持です。
 人間が人間に成るための儀式なのです。
 ましてや、仏教徒にとって葬儀は仏に成るための道です。
 言われるところの成仏、不成仏の言葉は葬式をしたか、
 しないかということでしょう。
 葬儀そのものの吟味は、住職畢生の重大事です。当ホームページでも
 研鑽して参りたいと思います。

*勝胤寺では、慣習上お葬儀の時のお布施はお戒名の位階に合わせて、
 以下の三分類になります。
 
 ①院号居士(大姉)     百万円位
 ②院号信士(信女)    五十万円位
  居士(大姉)
 ③信士(信女)      三十万円位

*現実の寺院経済は、葬儀とこれによって派生する法事の時のお布施が
 全てである、と言っても過言ではないでしょう。
 寺檀双方にとって、今日の社会問題になるほどの大きな課題であります。
 お布施を頂くお寺側も逼迫状態であり、お布施を出される檀家さんも
 大きな負担になる(全国の寺院の七割強が兼職してます)。
 慣例とは言え、双方が知恵を出し合い、打開策を見出したいものです。

*四十年前、当時の役員会で、お寺を維持するには二百人の檀家さんが
 いれば大丈夫だろう、ということで墓地の造成に踏み切りました。
 が、昨今、負担額を人数割りで解決しようということだけでは、
 お寺の維持は難しいことが分かりました。
 勝胤寺の場合、六町歩の不動産があります。
 また曾て千葉県の中枢を担うお寺であったという歴史的背景もあります。
 お寺にはそれぞれの担うべき条件があり、それらを加味して
 維持発展を考えていかねばならないようです。
 因みに、檀家数だけで考えると、勝胤寺は四百人から六百人の檀家さんの力が
 少なくとも必要となりそうです。
 はたして、一人の住職ないしその家族がこれほどの大所帯を抱えて
 今以上に宗教活動が担保されるでしょうか。
 大いに考えさせられます。

*商いの道には、薄利多売という原則があります。
 大勢の人々の生計に役に立つ手法と言うことでしょう。
 この格言を参考に、次のように考えてみました。

 ①勝胤寺を地域の枠を超えたお寺として考える
  勝胤寺を檀家さん以外にも解放する
  会員制の導入

 ②一件当たりの負担金を低く考える
  お葬式の時の平均三十万円負担のお布施を十万円に押さえる。
  (いま、余裕のある方はどんどんお力をお貸し下さい)
  法事のお布施は、本人に考えて頂く。
  (遊興費はあるがお布施が出ない、という人の話ではない)

 ③お寺の行持・儀式には極力参加して頂く
  少なくとも人間らしく生きる道が仏教には用意されているのである。
  (カルチャースクールですむ話なら、人類に宗教は発生しない。
   仏教には学べば学ぶほど分からない、奥深い話がある)
 
 ④出前法事、だだし20分
  ご自分の家から離れられない方は、ご一報ください。
  車代込みで、二千円ほどで如何でしょう。
  私には一つの信念があります。宗教家は社会運動家ではない、というものです。
  ホームページの他の項目を見てお察しください。

 ⑤模擬葬儀の実施
  私が導師つとめる葬儀はこうだ、というものを公開したいと思います。
  後日、ホームページに掲載予定。

  一、葬儀の荘厳性・・・簡素な中のすばらしさ  
  一、経費の節約・・・祭壇がなくても。真の家族葬とは。
  一、葬儀までの段取り・・・自宅でも。お寺でも。
               一報はお寺まで(たとえ、夜中でも)。 
               葬儀社さんの紹介。

平成二十四年度護持会報新年号で、「セレモ共済会 株式会社セレモニー」さん
ご紹介してます。

お寺を会場にした家族葬

おばあちゃんを囲む三世代

ご本尊弥勒菩薩様に導かれて
感謝を込めての読経
あらためて、ご冥福をお祈り申し上げます

 


*以上、既にお気づきの通り菩提寺の護持発展は、
 拙衲の場合、勝胤寺あるいは勝寿寺と関わる人との交流を一人でも多く持ち、
 関わる人みんなの手で活動していくところにある、というものです。
 今できることを先ずやる。
 稚拙なことですが、他のお寺さんにも立ち上がって頂きたいと思います。
 人々のために、宗教的に、お互いに協力して参りましょう。
 まだお会いしたことのない皆様、お会いするのが楽しみです。

*このホームページはかかかる精神で開設致しました。
 ブログも用意しております。ご意見をお寄せ頂きご協力賜れば幸いです。