1906年 南満州鉄道株式会社設立
南満州鉄道株式会社

満鉄の看板列車特急「あじあ号」
1906年に設立された南満州鉄道株式会社(略称:満鉄)は、日露戦争で獲得した中国東北部の鉄道や鉱山などの権益確保とその経営を目的とする半官半民の会社である。
日本の対大陸政策の拠点であり、1916年(大正15)には鞍山製鉄所を設立したのをはじめ、1937年(昭和12)には直系企業15社、傍系企業75社を要する一大コンツェルンにまで発展した。


満鉄調査部
満鉄調査部は、南満州鉄道株式会社の調査・研究機関として明治40年(1907年)に設置され、その経営の為の調査・研究のみならず、中国東北地区やモンゴルまでの政治、経済、地誌等の基礎的調査・研究をも行なった。
 しかし、昭和10年(1935年)頃より日本の華北侵略に呼応して、調査対象を華北一帯にまで拡げ、国策に添った活動を展開した。その後太平洋戦争中に憲兵隊による2度の部内左翼グループの摘発を受け、事実上活動を停止した。
 調査部の調査・研究は、必ずしもその経営にとらわれず、中国そのものを対象とした本格的な調査研究も含まれ、その水準は高く評価されるものである