【 全日本ロードレース選手権とは 】

ロードレースとは、アスファルト路面の閉鎖された周回路をバイクで走り、その速さを競う競技。国内では三十数年の歴史がある。
ギャンブルレースのオートレースと混同されることがあるが、オートレースはオーバル(長円)のコースを左回りに周回するのに対し、ロードレースは直線や、左右のコーナーを含んだ距離の長いサーキットコースを使用する。

ロードレースには大きく分けて二つの競技の方法がある。一般的に行なわれているのは、比較的短い周回数を走るレースで、進行方向に4台あるいは3台づつ並んでエンジンがかかった状態からスタートし、規定の周回数をより速く走ることで勝敗を決めるもの。
もうひとつはスタートの合図と同時にライダーがマシンに駆け寄りスタートする耐久レースで、こちらは二人以上のライダーがチームを組み、規定時間内に走った周回数で勝敗を決めるもの。
前者が世界グランプリや全日本選手権などに代表されるスプリントレースで、後者が鈴鹿8時間耐久レースのような耐久レース
現在、スーパーバイクGP250125の3クラスを開催し、全国6ヵ所のサーキットを転戦しています。特にスーパーバイククラスは、オートバイメーカーの世界トップ4といわれるホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキのお膝元であるために、各メーカーのファクトリーマシンが出場している。
ファクトリーマシンと言うのは、メーカーが技術の粋を集めて造った究極のロードレーサーで、次代の技術開発のため、また、各メーカーの威信をかけた戦いのために造られたマシンだ。

全日本選手権は世界レベルのトップライダーが参加しているだけでなく、車両においても世界レベルの戦いが展開されている。
全日本ロードレース選手権に出場するライダーは、全国各地のサーキットで開催されているエリア選手権を勝ち抜いてきた精鋭達だ。
このエリア選手権は、全国をノース、イースト、ウエスト、サウスの四つのブロックに分けてシリーズを組み、年間のチャンピオンシップを争うもの。
それぞれのシリーズで上位にランキングされたライダーは、晴れて全日本選手権の参戦権を得ることができる。
また、エリア選手権に出場しているライダーは、地方選手権を戦い抜いて来たライダーたち。
全国15ヵ所のサーキットで行なわれている地方選手権は、世界へ続く第一関門と言える。