全国高校軟式野球で準優勝 朝倉東に大拍手



 第50回全国高校軟式野球選手権大会(日本高校野球連盟主催、毎日新聞社、朝日新聞社など後援)の決勝戦が29日、兵庫県明石市であり、朝倉東(北部九州・福岡)は兵庫代表の神港学園に03で惜敗した。22年ぶりの全国大会で、決勝進出の快挙。頂点に立つことはできなかったものの、最後まで健闘した選手たちに、応援スタンドは拍手と歓声でわき続けた。

 一塁側スタンドでは、約30人の吹奏楽部員の演奏に合わせ、大声援が響いた。22年前のメンバーだった熊谷泰祐さん(40)は当時の仲間と一緒に、背中に「必勝 全国制覇」と書いたTシャツ姿で応援。「チームワークもいいし、みんな楽しそうに野球をやっている。大きな誇りです」と見守っていた。

 スタンド中段で、井上洋さん(46)はビデオカメラで試合を記録した。準決勝で完投した井上祐次郎選手の父。「決勝まで連れてきてくれて、うれしい。休まず練習を続け、3年間で体も気持ちも見違えるように成長した」と喜んでいた。

 倉地達也主将は「決勝は楽しめた。全国レベルの試合をたくさん経験できたことを財産に、来夏こそ全国制覇を」と後輩たちに夢を託した。

 尾西監督は「選手は力を出し切ってくれた。うちの打線がしっかり研究され、相手の守備が一枚上だった。これにめげず、全国制覇の目標に向かってチーム一丸となって突き進みたい」と話していた。

体育館で600人、声援送る

 「胸を張って帰ってきて」――。第50回全国高校軟式野球選手権大会で、29日に兵庫県明石市であった決勝戦。北部九州代表の朝倉東(福岡)は兵庫代表の神港学園に03で惜敗した。22年ぶり2回目の全国の舞台で、初の決勝進出。甘木市の同校でもスタンドでも拍手がわいた。

 同校体育館では、現地応援組を除いた約600人がラジオで応援した。3回の好機に歓声が響いた。しかし、無得点。ため息が広がった。試合終了時は落胆の声が上がったが、すぐに拍手に変わった。

西日本新聞2005/8/30


第50回全国高校軟式野球:「感動をありがとう」 朝倉東、準優勝に温かい拍手

 夏の全国高校軟式野球大会最終日の29日、兵庫県の明石公園球場で優勝戦があり、北部九州代表の朝倉東は、兵庫代表の神港学園と対戦した。序盤に好機は作ったものの1本が出ず、0−3で敗れた。しかし、22年ぶりの出場で、初めて優勝戦まで勝ち上がった選手たちに、応援団から温かい拍手が送られた。

 優勝戦

朝倉東

  000000000=0
  20100000×=3

神港学園

 初優勝がかかり、朝倉東の応援席には、22年前の出場チームのエース、矢ケ部(やかべ)一彦さん(40)の姿もあった。「自分もプレーしている気分。ぜひ優勝してほしい」とグラウンドを見つめ、声援を送った。初回、先頭打者の永田基喜選手(3年)が安打で出塁。スタンドは、いきなり盛り上がる。永田選手の父直幸さん(58)は「これで、波に乗ってくれれば」と手をたたいた。続く松岡直也選手(2年)が犠打を決め、チャンスは広がる。だが後続が断たれ、得点にならない。

 一回裏に相手に2点の先制を許し、三回裏にも守備の乱れから1点を与えたが、松岡選手の父学さん(47)は「まだまだチャンスはありますよ」と逆転を祈った。しかし、そのまま最終回を迎えた。応援団は総立ちになり「1点入れるぞー」とひときわ声援が大きくなった。しかし、最後の打者が倒れ、「あー」というため息に変わった。

 スタンド前に整列した選手らには「よくやった」と声がかかる。堀田俊輔選手(3年)の母洋子さん(45)は「厳しい練習を乗り越え、みんなで助け合ってここまで来た。本当に感動をありがとう」と涙をこらえた。

 胸を張って帰りたい−−尾西徹・朝倉東監督

 相手は外野の守備位置などよく研究していた。悔いはない。立派な準優勝だ。胸を張って福岡に帰りたい。

 一番楽しい試合だった−−倉地達也・朝倉東主将

 チャンスはあったので1点は取りたかったが、3年間で一番楽しい試合だった。支えてくれた仲間に感謝したい。

〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2005830


朝倉東、神港学園が初の決勝へ 全国高校軟式野球


 第50回全国高校軟式野球選手権大会(日本高校野球連盟主催、毎日新聞社、朝日新聞社など後援)第4日は28日、兵庫県の明石公園野球場で準決勝があった。朝倉東(北部九州・福岡)は03年優勝の大津(西中国・山口)を、神港学園(兵庫)は初出場の千葉商大付(南関東・千葉)を破り、ともに初の決勝進出を決めた。北部九州勢は、昨年優勝の四日市(大分)に続き2年連続で決勝に進んだ。

 準決勝
   朝倉東(北部九州・福岡)3―1大津(西中国・山口)

   千葉商大付(南関東・千葉)12神港学園(兵庫)

(朝日新聞) -2005年8281820


第50全国高校軟式野球:朝倉東、天理を降す

 兵庫県で開かれている夏の全国高校軟式野球大会第3日の27日、北部九州代表の朝倉東は、近畿代表の天理(奈良)と高砂市営球場で対戦した。先制点を奪われたが八回に集中打で逆転。原田秀文、井上祐次郎の両投手の継投で、天理を2安打に抑え、4−1で完勝した。ベスト4入りに、スタンドからは大きな拍手がわき起こっていた。朝倉東は大会第4日の28日、明石公園球場の第1試合で、西中国代表の大津(山口)と優勝戦進出をかけて対戦する。

 八回、一気に逆転

 準々決勝

朝倉東

  000000031=4
  001000000=1

天理

 朝倉東が逆転勝ち。1点を追う八回、倉地、原田の連続長打と西の内野安打で3点。九回に敵失で1点を加え、突き放した。天理は三回、敵失絡みで先制したが、四回以降は打線が1安打に抑え込まれ、10奪三振の田中を援護できなかった。

 逆転を信じていた−−尾西徹・朝倉東監督

 先制されたが、打線が当たっていたので逆転を信じていた。原田から井上の継投は予定通り。

 自分たちの野球出来た−−倉地達也・朝倉東主将

 楽しく試合ができた。投手を中心に守り、打撃はゴロを打ってつなぐ自分たちの野球が出来た。

 声からす19人目の戦士

 ○…朝倉東の応援席には、たった一人、野球部のユニホーム姿で応援する永露景太君(2年)がいた。レギュラーの左翼手だったが、8月初め、練習中に左ひざを痛めて3週間の入院を余儀なくされた。部員が19人のため、試合の運営要員を出すとスタンドには永露君だけ。攻撃中は、立ち上がって、懸命の声援を送っていた。

〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2005828

第50全国高校軟式野球:朝倉東が快勝 東奥義塾を3−0で降す

 夏の全国高校軟式野球大会は25日、兵庫県の明石公園と高砂市営の両球場で始まった。
朝倉東は、明石公園球場での開会式で力強く行進。
同球場の第2試合で北東北代表の東奥義塾(青森)と対戦し、3−0で快勝。
夜行バスで駆けつけた応援団から大きな拍手が送られた。
朝倉東は大会第3日の27日、高砂球場の第1試合で近畿代表の天理(奈良)と対戦する。

 ▽1回戦
      東奥義塾
            000000000=0
            00111000×=3
      朝倉東

 ◇少ない好機生かす
  朝倉東が少ない好機を生かした。
三回に井上の左前適時打で先制。
四回には金子が右前適時打を放ち、五回無死満塁では倉地の投ゴロで加点。
原田は七回途中まで無安打に抑える好投。
東奥義塾は九回に1死一、二塁と反撃したが、力尽きた。
 ◇気負わず力発揮−−尾西徹・朝倉東監督
  原田と井上の継投といういつも通りのスタイル。
気負わずのびのびと力を発揮できていた。
 ◇全国大会楽しめた−−倉地達也・朝倉東主将
 (22年ぶり2回目の復活出場だが)初出場の気持ちで臨んだ。
全国大会の場を楽しめた。

〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2005年8月26日