スーパーバイク世界選手権

SBKは、SuperBike World Championship(スーパーバイク世界選手権)の略。

世界を転戦する二輪レースの中でも、WGP(ロードレース世界選手権)と並び称されるビッグイベントだ。

毎年世界10数カ国を巡って迫力のスーパーバトルが展開する、文字通り「ワールドワイド」なカテゴリーとなっている。
WGPが一から作り上げられたレース専用マシンを使用するのに比べて、、Super Bikeでは世界中どこでも、誰でも買える市販車をベースにしている。
ベースとなる市販車は、生産台数の下限が定められていて(年間10万台以上バイクを生産する製造者は500台以上、年間5万台以上10万台未満を生産する製造者は250台以上、年間5万台未満を生産する製造者は150台以上)、レース用のスペシャルマシンを作れないようになっている。
レースは、この市販車を、厳しく定められた規則の範囲内で改造したマシンで争われる。

これらの規則は、マシンの性能差を抑え、なるべく同等の条件で、ライダーのテクニックを競い合えるように決められているものだ。
実際、テール・トゥ・ノーズの激しいバトルが展開することが多い。
ライダー同士が持てるテクニックを駆使し、白熱した争いをサーキットの随所で繰り広げている。

レースの迫力を生み出しているもう一つの要素は、最低重量167kgのモンスターマシン。すべてのマシンは4サイクルエンジンを搭載し、排気量はシリンダー数によって定められている(4気筒・600〜750cc/3気筒・600〜900cc/2気筒・750〜1000cc)。
この大排気量マシンが、野太い4ストサウンドを響かせて所狭しとサーキットを駆け巡るのだ。

さて、レースの流れを見てみよう(日曜日に決勝開催の場合)。
金曜日に1回目、土曜日に2回目と、予選は2日間にわたって行われる。
この予選で上位16位に入ったライダーは、土曜日午後にスーパーポールと呼ばれるタイムアタックの出場権が得られる。
スーパーポールとは、ライダーが1人ずつ1周してタイムを争うもの。
そしてこのタイム順で、決勝のグリッドが決まる。わずか1周で決勝グリッド順が決まるのだから、ライダーたちの本気度は満点。
一人ずつの走行だから、観る側にとっても各ライダーのライディングテクニックをチェックする絶好のチャンスだ。
そして翌日は、2ヒートで争われる決勝。そう、1日に2度の決勝レースをこなすのがスーパーバイクの特徴だ。
ライダーは、テクニックはもちろん、体力も要求されることになる。

文字どおり「スーパー」なバイクレース、それが、Super Bikeなのだ。

HONDA YAMAHA SUZUKI
KAWASAKI DUCATI



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