世界ラリー選手権


WRCとは何か

●ラリーの概要  細かい規定は頻繁に変わるが、今年は年間14戦行われる。
 各ワークスの1イベントに対するドライバーは2人で、メーカーは全戦参戦しないとタイトルをとれない規則がある。
 このレースの魅力は、市販車がカーブでは真横を向きながら公道を走っていく姿と迫力。
 各開催地(国)では年に一度の盛大なお祭りである。
 その為、クラッシュして壊れた自分の家の塀も記念として直さなかったりする人もいる程だ。
 日本で開催しようという話は以前からあるが、道交法や開催可能なコースの選定等、問題が多くて実現が難しい。
 また、コース長は全体的に短縮傾向にあるのが残念な事である。

●ポイント制度

 ドライバーには、順位に応じて次のポイントが与えられ、その年間の合計ポイント数が一番多いドライバーがチャンピオンとなる。
 メーカーには所属ドライバーのポイント合計が、マニュファクチャラーズ・ポイントとして与えられる。
 但し、1ラリーに登録出来るドライバーは2人までとなっている。

 1位   2位   3位  4位   5位   6位  それ以降
10点 6点 4点 3点 2点 1点 0点

●ラリーの流れ  ラリーは数日に分けて行われ、それぞれを第1(2、3〜)レグと呼ぶ。
 現在は、基本的には3日間で争われる。
 その開催期間中、決められた道を走りながら、チェックポイントと呼ばれる所を通過して、区間ごとに点数を出す。
 そして、その点数が高いチームが優勝となる。
 コースは、ロード・ステージとスペシャル・ステージに分られている。
 ロード・ステージは移動区間であり、一般車に混じって走る。
 チェック・ポイントに入るタイムが決められていて、早くても遅くても減点される。
 スペシャル・ステージ(SSと呼ぶ)はガンガンに飛ばしていい区間である。
 トラブルがなければ、通常はSSの走行時間で勝敗が分かれる。
 ラリーはサーキットと違って、1台ずつ数分の間隔を置いて走るので、デッドヒートになるのは少ない。
 しかし、ラリーの凄いところは、数日間一般道を一台ずつ走っているのに、終わってみれば全てのSSでコンマ数秒差という事が起こること。