チェコ




ようやく実現したチェコ旅行でしたが、行ってみたい都市が全て入っているツアーというのは当然なし
優先順位をつけての選択となり、今回は世界遺産に登録された5つの街を中心に周ってきました




トシェビーチ


各地でユダヤ教徒が迫害された時代に、ここではキリスト教徒とユダヤ教徒が共存する社会が築かれた
今もチェコ最大規模のユダヤ人地区が残されているそうです



トシェビーチのプロコピウス大聖堂とユダヤ人街
世界遺産に登録されています





プロコピウス大聖堂

1290年にベネディクト修道院として建立された


戦争や侵攻といった幾多の困難の後
現在のゴシック様式の大聖堂としてよみがえったのは18世紀に入ってからだとか








内部見学後は裏庭のテラスからの眺望を楽しむ




ユダヤ人街を散策中に見つけたもおしゃれな家







テルチ



昼食後に訪れたテルチは“モラビアの真珠”と称され、歴史地区は世界遺産に登録されている
この日は旅行開始以来始めての快晴、青い空に建物が映えてとても美しい




14世紀頃から優雅なルネッサンス風の町に発展したとか

今も当時の姿のまま絵画のような美しさで目を楽しませてくれる



ペン画を始めて間もなくテルチの教会を描きました
「この目で実物を見て来よう!

ブダペスト・プラハに次いで楽しみにしていた場所でした

右写真の二つの塔を描いたので、この教会だと思い込んでフリータイムになるや一目散…
ところがドアは閉ざされ入れなかったのです
目の前まで来て何故…と悔しがったものでした

ところが帰国後調べてみると…
道路を挟んだ向かいのテルチ城だったことが判明、それが左写真の建物でこの内側だったのです
二つの塔は庭ではなくて外側に聳え立っていた…
お城を教会とばかり思い込むという勘違い、まさかの大失敗でした
地図を見ればすぐにわかるのに、思い込みとは恐ろしいものです (>_<)




ザハリアーシュ広場の両側に立ち並ぶのが、オリジナリティーある可愛い建物群
様々な形やダマシ絵で装飾された建物に気を取られて見続けていた私
今になって考えてみたら、アーケードの中の土産物店も覗いてなかった…

可愛い家のミニチュアもあったようで残念!

旅行開始以来初めての青空が嬉しくて舞い上がっていた…??





この教会だと思い込み、入り口を探して付近を一周した時の写真
要は無駄な時間を過ごしたというわけ…





歴史地区のビューポイント

ウリツキー池に架かる橋より


行きたかったのに行けなかったテルチ城
教会だと思い込んでいた一因はいわゆるお城らしくないお城、2階建ての低層建築だったから…?

でも後日の確認で、お城はガイドツアーでのみ見学可能とか
ツアーで入場しなければやはり入れなかったとわかりました

今回は簡単な説明だけで後はフリータイム
どちらにしても入場は出来なかった、縁がなかったと言う事ですね










チェスキー・クルムロフ



2連泊するホテルは旧市街の中、駐車場からは徒歩で…


旧市街全体が世界遺産になっていて、世界で一番美しい街ともいわれる
ヴルタヴァ川が街を包むように流れていて、まるでお伽の国のような魅力的な景観が堪能できる



往路はこれが何かもわからずくぐり抜けた…

城からこの橋を進むと広大な庭園に出る
偶然写っていた右のピンクの建物
正面の教会を撮った写真に宿泊のホテルが写ってた!

モルダウに架かる橋を渡ると王宮です




ホテル “ドヴォジャーク” の部屋から…

お城が目の前という最高のロケーションに加え、携帯の着信メロディにもしている大好きな“モルダウ”が目の前を流れてる…
もう嬉しくて飛び上がりたい心境でした♪


部屋に シャンデリアなんて初めて…
エレガントな内装が素敵な部屋でした
王宮の中央部分
左を覗くとこの景色が…
公平にと抽選した部屋は1階
3階くらいがベストだけど
この景色が見えるなら文句は言えません♪

窓の下に造られた川岸のテラス
夏にはお城を眺めながら食事をする人達で賑わうようです
左側にはお城… 右側を見るとお城へ続く橋
お城を写す人で常に賑わっています
ホテル前にて


広場〜ホテル間は100mの距離、何度歩いた事でしょう


街の中心スヴォルノスティ広場


市庁舎

ライオンのチェコの紋章にチェスキー・クルムロフの紋章
そしてバラのロジェンベルグ家とカラスがトルコ人をつつくシュヴァルツェンベルグ家の紋章が掲げられています

これを見ると市庁舎…と納得します



聖ヴィート教会 朝の散歩は以前次女が泊まったというロジェホテル探し…

見つけたホテルは見晴台の前にあり、唯一の5つ星ホテル
“良いホテルに泊まったんだ!”





見晴台にて

よく見る風景写真はここから撮影してるんだ…と


早朝だから霞んでるけど、この後ガイドツアーで来る時には…の期待を持って写したのが中央

左の写真が10時過ぎに写したもの、朝より見通しが悪い…
夢は叶いませんでした(>_<)


偶然にも11月のペン画の課題がちょうどここ
難しかったけど心が弾みました
描き上がったので並べてみました

先生が旅行の際は晴れのもよう
良いな…と思いながら描いたものでした





到着した日の夕方、食事までの待機時間にお城方面に散歩…



城への入り口・赤い門


赤い門を通り過ぎるともう旧市街の出口




チェスキークルムロフ城


チェコではプラハ城に次いで2番目に大きいお城、世界遺産である

下を覗くと…
こんなところに何故?
これ、本物の熊です
これらのお城の塔や建物、レンガや華やかな装飾が施された壁に見えませんか?

16世紀半ばにボヘミヤ全土に広がったイタリアからもたらされた装飾技術だとか
立体感を与えるための一種のだまし絵
で、スグラフィット装飾と呼ばれるものです

近くで見て初めて“あら、これにせものだ!”
多くの街で見かけたものです


この後城内はガイド付きのツアーで見学、残念ながら写真撮影は出来ませんでした



これが庭園に続く城の橋



“大きく屈曲して流れるヴルタヴァ川に抱かれて、チェスキー・クルムロフは世界中から訪れる旅行者を優しく受け入れる”
とガイドブックに書かれていたが、納得できる光景が広がる・・・


13世紀に城が建設されたのがこの地の歴史の始まり
16世紀には現在の姿がほぼ出来上がり、繁栄は頂点に達したとか…

しかし支配が移り変わるうち、次第に近代化から取り残され寂れていったが
そのおかげで最も繁栄した時代の風景が、現代まで損なわれる事なく保存されたのだといいます

谷間に広がる小さな街、誰もが感動するのではないでしょうか

私自身この旅行で訪れたどの街よりも、ここチェスキー・クルムロフが印象深い心に残る街となりました













ホラショヴィツェ



13世紀にできたこの小さな村は南ボヘミア風バロック様式という、バロックを田園風景と調和させたここでしか見られない独特の建物が残っている
農村バロックの真珠と言われる小さな村
当時のままの状態がほぼ完全に保存されているとして、歴史地区として世界遺産に登録されている

各家の前にあるのはポンプ式井戸
池のある小さな広場を囲むようにして家屋が建っている

正面はバロック式にパステルカラーでペイントされ
優しいラウンドを描く様々な形の切妻屋根を持つ

門を入ると庭があり、裏側に畑を備えていたそうです

出発前、娘に“何もない街よ”と言われ???

来て見て納得!

建物前面しか見る物もなく、1時間でも持て余しそう…
世界遺産というのが不思議に感じた街でした









フルポカ城



チェコで最も美しい城館といわれ、小さな町を小高い丘から見下ろしている

創建以来ルネサンス・バロック・英国チェダーゴシックと、大きく3回改築
現在の城は19世紀前半シュヴァルツェンベルク家に嫁いだエレオノア夫人が、英国のウインザー城に憧れて白亜の城館に改築したものだそうです


お城までの坂道は車でラクラク…

タペストリーや絨毯・ステンドグラスや戸棚・食器その他の調度品…
あらゆるものが夫人の好みで外国から取り寄せられ、外観だけでなく内部もとてもゴージャス








チェスケー・ブディヨヴィツェ



13世紀のボヘミア王国最盛期の時代
有力貴族に対抗するために国王直属の街として築かれた、南ボヘミア最大の都市
17世紀の火災でほとんどが焼失、今の町並みは再建されたもの

ブジェヨヴィツェのドイツ語名ブドヴァイスの形容詞の英語読みがバドワイザーで、世界的に有名なビールの銘柄の語源となった街
商標名の裁判で争った事もあり、ビールの生産地として有名だそうです



新市街の駐車場から徒歩で旧市街へ…

趣がガラッと変わります




街を築いた彼の名を冠する中心地、プシェミスル・オタカル2世広場



一辺が133mの正方形という珍しい広場
バロックとルネサンス様式の美しい色とりどりの建物が広場を囲む

サムリンの噴水
ヴルタヴァ川の水が引かれているそうです
後方は聖ミクラーシュ教会と72mの黒塔

バロック様式の 市庁舎

ひときわ華やかでした♪
聖母の祈り教会と手前は塩の家






カルロヴィ・ヴァリ



ローマ皇帝にもなったカレル4世が、狩りの際に撃ち損じた鹿が泉で傷を癒しているのを見て温泉を発見したとか
ヨーロッパ中から人が集まるチェコ隋一の温泉保養地
ゲーテ・モーツアルト・ベートーベン・ドボルザークなども訪れたそうです

ここを訪れた時は快晴
青い空に優美な建物群が映える

温泉街…という言葉に違和感を持つ、とても美しい町であった

ウオッカで弱った肝臓にここの温泉水が良いとか
ロシア人が多く訪れ、ロシア人オーナーのホテルやお店が多いとのガイドでした








高さ12mもの間欠泉が吹き上がるヴジーデルニー・コロナーダ

地下2500mの所から
毎分200gの温泉水を吹き上げているそうです

温度の違う5つの蛇口があり飲める

さっそく試飲、お味の方は?
薬と思えば飲みやすい方…(*^_^*)
白いレースのような華奢な木の柱が美しい
トルジニー・コロナーダ


最も美しいとされる石の柱廊が続く
ムリーンスカー・コロナーダ

100本以上の柱が支える屋根の上には12の像が並ぶ



湯治客が源泉を汲んだり温泉水を飲みながら散策できるように造られたのがコロナーダ
湯治客は持参のコップに温泉水を注いでその場で飲むそうです

この温泉水を飲むコップは、持ち手がそのま飲み口になっている独特のスタイル


左の写真がマイカップ私もひとつ買いました♪








プラハ



ロマネスクからアールヌーヴォーまで、各時代のそれぞれの建築物が一体となって保存された街並みはとても美しい
周辺諸国からの侵略を受け、厳しい歴史をくぐり抜けながらも民族的誇りを失わず
自らの言葉と文化を守り続けてきた人々の精神には頭が下がる

いよいよ最後の観光地プラハに到着

“百塔の街”とも呼ばれる世界遺産の街である



カレル橋を渡る車窓から…
右後方に見える塔がプラハ城



アンバサダーホテル
このホテルもベッドの真上はシャンデリア、しかも陶器製のもの
窓の外には素敵な景色はなかったけれど、緑色の効いたかわいいシャンデリアに感激です♪








プラハ城


ヴルタヴァ川の西岸の小高い丘にそびえるプラハ城
ボヘミア王国の全盛期であった14世紀から街を見下ろしてきたわけである


ここには旧王宮・聖ヴィート大聖堂等のほかに、歴史的な建物を利用した博物館や美術館がある



北門より入場



両サイドに立つ衛兵

観光客が隣に立って写真を撮っても
やはり一点を見つめたまま動かない…


聖ヴィート教会

着工したのは1334年、なんと完成までに約600年かかったといいます
いくつもの尖塔が空高く聳え、圧倒的な迫力で迫って来る大聖堂も写真で見ると霞んで…

やはり迫力に欠ける…(*^_^*)

中央がバラ窓

入り口を入って左側の手前から3番目
ムハが手がけたステンドグラス


ガイドブックにも載っていて、常に観光客で賑わっている

聖ヤン・ネポムツキーの墓碑



2トンの銀を使っているそうです



ステンドグラスが多く、厳かな中にも華やかさのある内部

バラ窓と網目状の天井



聖ヤン・ネポムツキーの像
正面とはまったく違った教会裏


大統領官邸 聖イジー教会 黄金の小路
旗が出てるのは大統領が執務中
ガイドさんの説明でしたが…
“プラハの春”国際音楽祭など
コンサート会場にもなっている
この一角に錬金術師が住んでいた事からのネーミング
現在は博物館やショップになっている

左側のブルーの家は“カフカの家”
作家フランツ・カフカが一時期滞在し執筆活動した



東門より退出、王宮庭園のテラスで


広大な城内
何処へ入場見学できるのかはガイド任せ
その時にならないとわからないので下調べもせず…

見学後に本を見直してみると、ほんの一部を大まかに周っていただけ
プラハは丸々二日あったのでそこそこ満足すると思っていた私

消化不良は意外でした!





すぐ下を流れるヴルタヴァ(モルダウ)川も見えない
夕方ではなく、まだお昼前なのです
(>_<)










カレル橋



カレル4世によって建造された、ヴルタヴァ川に架かる全長520mのプラハ最古の橋
600年近くも健在で、幾多の洪水にも耐えてきたという技術には驚嘆する

橋の上は常に大勢のツーリストであふれている

これから橋を渡ります プラハ城がある西側の二つの橋塔


橋の左右に15体ずつ30体の聖人像が掲げられている
こちらは17〜19世紀にかけて加えられたそうです

この風景、どこかで見たような…
ドイツのヴュルツベルグでマリエンベルク要塞に行く時に渡った橋を思い出しました
この時は娘との二人旅でガイドなし、聖人が誰かも気に留めず歩いたな



一番の人気はヴィート教会で何度も逸話を聞いたヤン・ネポムツキー

ヴァーツラフ4世の妻・王妃ソフィアの懺悔内容を聞いたのがヤン・ネポムツキー
国王命令まで出してその内容を聞きだそうとしたが
内容を語らなかったため王の怒りをかい拷問を受けた
そして後に橋から逆吊りに落とされた…というもの

聖人となったため頭上に5つの星が輝いている
唯一のブロンズ像で一番最初に建てられた
なでると幸運が訪れるとか…
台座をなでる人・写真を撮る人で常に人が群がっていました

なでられた台座部分



聖フランシスコ・ザビエル像

左手に十字架を掲げ、4人の東洋人に担がれている




写真に撮った像はほとんど真っ黒
表情等も思い出せない…



旧市街側の橋塔

上が展望台になっているので予定では行くつもりだったけど、このお天気では上がったところで…
ブダペスト・チェスキークルムロフ同様滞在期間中はずっと曇り空に霧…

ガッカリする前に潔く(?)諦めたのでした

正面は教会や図書館・天文台等
クレメンティヌムの名がつく複合建築物
左はカレル4世像が建つフランティスク教会
ヴァルタヴァ川を行く観光船
お天気ならフリータイムに…

これも中止!!
芸術家の家

“プラハの春”国際音楽祭のメイン会場
ドヴォジャーク(チェコ読み)・ホールがある建
韓国のソウルタワーでも鍵を見たけど…
ここの鍵もやはり恋の成就を願うもの?






出発前は街歩きを色々考えていたフリータイムの過ごし方
霞んでぼやける景色を前にして散策意欲も減退、見所多いプラハを駆け足で回るのは止めようと…

やはり今回最大のチャンスであった“ムハ”でいくことに急遽決めたのでした
ヴェレトゥルジュニー宮殿(国立美術館)で公開中のアルフォンス・ムハの超大作“スラブ叙事詩”の鑑賞です


この作品は今まではプラハではなく、彼の故郷モラヴスキー・クルムロフという南部の街まで足を運ばなければ見ることができませんでした
ムハがこの絵をプラハ市に寄贈したにも関わらず、遺族が街から出すことを拒否し続けていたようです
プラハ市が絵の返還を求めて約10年の係争の後、2011年にようやく絵はプラハ市に戻されたとか
その後修復作業を行い、2012年5月にヴェルトゥルジニー宮殿で公開をはじめたのです

当初は2012年の9月までという期間設定
私がプラハを訪れたのは10月半ばですから本来ならば終了…
ところが詳細はわかりませんが、終了後も期間不明のまま延長されているようです
プラハで“スラブ叙事詩”を見ることができたのが、今回の旅での最大の幸運だったともいえそうです


ムハが“スラブ叙事詩”を描くきっかけとなったのが、1908年にボストンでスメタナが作曲した“わが祖国”を聞いたことだと言われています
スメタナの音楽がムハのナショナリズムを目覚めさせたのだと…

長年の外国生活を止めて故国に戻り、18年をかけてムハがスラブ人としてのルーツを見つめ描いた20枚の絵
1作目ではスラブ民族の起源としてアダムとイブを前景に描き、2作目以降も歴史上の出来事を取り上げている
そして最後の20作目ではスラブ民族の歴史を総括する絵で連作を締めくくっている


参考までに、全作を載せてみました

  1作目
 原故郷のスラブ民族


最後の20作目





スラブ賛歌


美術館の展示風景


これは6番目の絵
“プラハ・ベツレヘム礼拝堂でのヤン・フスの説教”
610×810cmという巨大な連作のひとつです


小さいものでも1辺が4m以上、これら20作が一堂に展示されているわけです

当然の事ながらものすごい迫力、素晴らしいものでした




アルフォンス・ムハ


フランス語読みの“ミュシャ”の名と左の絵を見るとご存知の方も多いのではないでしょうか

アールヌーボーを代表するグラフィックデザイナーとして成功
長く住んだパリで名声を得たため、フランス語読みの方が有名なようです

左側の美しい女性の絵、よく目にする彼の絵です


商業的に成功をおさめ、財政的な心配のなくなったミュシャが故国に帰国
そしてスラブ民族の歴史、20点の絵画から成る連作「スラヴ叙事詩」を制作したのです

記念に何か彼の絵のグッズを買おうと思っていた私
ところがここは展示場のみで売店らしきものはなく…


そこでお土産を買いに…というのも変ですが、行くつもりのなかった常設の“ムハ美術館”へ
普通ならこの美術館でムハに触れ、楽しい時間を過ごせるのでしょうが“スラブ叙事詩”を見た後では・・・・


作品内容が違うのはわかっていても違和感ばかりが頭をよぎり、早々に退散したのでした










宿泊のアンバサダーホテルはから旧市街広場まで徒歩10分足らずという便の良さ
朝に夕に…、何度も足を運びました

ホテルと広場の真ん中辺りの市場
これは早朝、まだ人は少ない


ボヘミアグラスのお店
素敵な品物がいっぱい…
プラハの街にはお似合いです マリオネッ人形がズラ〜リ…






旧市街広場

広場を取り囲む建築群
ゴシック・ルネッサンス・バロック様式など、プラハの歴史を彩ったあらゆる時代の建築様式が混在している



正面に見えるのが市庁舎

青い建物の1階はスターバックス
何処にでもあるのですね

早朝の広場

ティーン教会 2本の尖塔は高さ80m

      時が過ぎるとパラソル&テーブル・椅子が並ぶ
違った景色が現れます


聖ミクラーシュ教会
白壁の美しいバロック様式の教会

現在はフス派の教会だそうです
中央にある像は英雄“ヤン・フス”
チェコにおける宗教改革の先駆者


旧市庁舎
からくり人形と精巧な天文時計で知られる

9:00〜21:00
毎正時にからくり時計が動き出す



 (左) 20分程前になると続々人が集まって来る 


キリストの12使徒が左の窓から右の窓へ... (右)
チラッと見えます♪ 

時計台のある建物から左の黒っぽいっ建物までが旧市庁舎
隣接する建物を買い取って広げたらしい


終わるとファンファーレが鳴り響く…
塔の展望台
中で練習中です♪
展望台の出入り口付近が大混雑で出られず終い
空くのを待って展望台に…

下で見ていた人は既に散って…

お天気が良ければ頑張ってカレル橋へまで、ライトアップされたお城を見に出かける予定だった…
でも日中のお天気から考えると100%無理…の結論
わざわざ出かけてもガッカリするだけ…と諦め、再び市庁舎方面へ向けて最後の散歩です



ライトアップされた夜の市庁舎


近距離だからこそ見れた?

まだまだ人出は多く賑やかでした♪

ホテルはプラハ隋一の繁華街・ヴァーツラフ広場の前

今はショップやカフェが並ぶ賑やかなこのヴァーツラフ広場
チェコ共和国の独立に向けて、様々な歴史的事件の舞台となってきた場所だそうです


週末だった事もあってか、夜になっても大勢の人が行き交う…
連なる屋台でソーセージやポテトを肴に、楽しそうにビールを飲む人々を横目にホテルへ戻ったのでした

明日は朝から空港へ向けて出発、いよいよ帰国です


正面の建物は国立博物館 アンバサダーホテル
間口は狭いけれど、カジノも備えた5つ星の最高級ホテルでした




プラハ・ルズィニェ空港で搭乗手続き
乗り継ぎ地・チューリッヒへ…
チューリッヒ・クローテン空港
旅も終了、いよいよ成田に向けて出発です


何とか仕上げたハンガリー&チェコ編、更新作業の前に見直してみると…
お天気に恵まれないと言う記述の何とまあ多いこと!
それほどショックだったと言う事でしょうか

お天気も予約できたら少々お値段張っても買うのにな…などと馬鹿なことを考えてしまいました

ともあれ愚痴の多い旅行記を見ていただいてありがとうございました