佐倉の時代祭り

(11月)







今年初めて出かけた秋祭りが思いのほか盛大だったので、毎年11月に行われている時代祭りにも行ってみようという事になり…
広報誌で目にしていた時代行列を楽しみに出かけてみたのでした





電柱には歴代藩主の幟が… 初めに目に入った人の山を覗き込んだら… 佐倉囃子…

お猿さんが奮闘中!









第一目的だった時代行列

出陣式というので式典の後方で待機♪
挨拶に立った市長とマスコット“カムロちゃん”の任命式 元城主・堀田家の当主も挨拶を…


式も終わりこれから行列? と思っていたらそれぞれに記念撮影が始まり・・・???










道路の方に移動し待っていたら…


やって来たのはカムロちゃんひとり
そして試し切りが始まり、行列は…?
立身流の刀技

人垣の向こうに着物姿が見えたがまだ記念撮影のもよう
反対側にいたので近くに行く事もできず、夕方には来客の予定だったので退散する事に…

第一目的が空振り、何をしに行ったのやら…(>_<)
でも上の写真でもわかるように、扮装した人達は今回はごくわずか
潔く(?)諦めがつきました(^・^)





帰途で・・・




岡っ引きに扮した子供たち

十手を手に“御用・御用!!”






老舗菓子の木村屋


最後はここで蔵のお宝を拝見
そしてお茶をいただいてお祭りは終了♪♪



ここで腰元やお女中姿の人と同席となり
大きなテーブルを囲んで一緒にお茶…
何か変…??


秋祭りの印象でチョッと期待が大き過ぎた…?

もっとも秋祭りは金~日曜の3日間、時代祭りは日曜午後の5時間弱…
規模が違うのは当然のことかも知れません (*^_^*)










まだ時間に余裕があったので、車を停めた会場近くの体育館に向かう前に武家屋敷に寄り道…
十年ぶりくらいでしょうか

江戸時代の武家屋敷は大半が藩が所有して藩士に貸し与え、職務内容や俸禄に見合った住宅に居住
そして身分の変化や藩の転封によって転居したそうです


旧河原家住宅


安政6年居住


759坪あり大屋敷にあたるそうです


河原家と武居家の間

くらやみ坂と名が付いていました


旧但馬家




340坪で中屋敷

天保期の石高は100石だとか
お座敷には鎧・甲冑が並べられ、ここでは武将体験が…
20分程で着付けてくれるそうです







旧武居家



この住宅は290坪、小屋敷にあたる


しばし静寂の中に身を委ね、英気を養って帰還です♪♪





















佐倉の秋祭り

(10月)




江戸時代に土井利勝が佐倉城を築くと大手門近くにあった麻賀田神社は佐倉藩の総鎮守となり、祭礼は歴代藩主の加護の下に発展した
佐倉の秋祭りはこの麻賀田神社の祭礼が母体…
その後時を経て、各氏子町内が“御神酒所”と呼ばれる踊り屋台を拵え現在の祭礼の形となった・・・
パンフレットにはこう紹介されていました

市の広報誌で毎年お祭りの記事は目にしつつも見ぬまま15年…
今年初めて“どういうものか一度見てみよう”と出かけたのでした♪




鏑木町



メイン通りに向かう途中で初めて目にした屋台
カメラを向けている人に引かれて私も一枚!










人形 “石橋” を乗せた横町の三層江戸型山車




山車人形の調整中でした




メイン通りに入ると人も多く、否が応でもお祭り気分になります♪



宮小路の山車







3日間の秋祭り期間中、23の山車・屋台・御輿が練り歩くそうです

予想よりずっと規模が大きかったのにはびっくり
お祭りなんて何年振りでしょう、ワクワクしてきます♪



栄町






間之町












日が暮れると提灯の明かりが映え
又違った気分が味わえます♪

お囃子の中央に居るひょっとこの踊りが笑いを誘います♪









仲町の三層江戸型山車


髪をアップにした半被姿の若い女性がズラ~リ!!

“えっさっさ、えっさっさ!”と大きな掛け声をかけながら
道路いっぱいに張った綱を引いて行きます
山車人形は“関羽雲長” 





こちらは仲町の会館前に展示されていた屋台&御輿






本町

唐破風屋根曳き廻し屋台


こちらも負けじと大人数


目が回るほどの速さで山車を回転させる大サービス
上で立ってる人が振り落とされるのではと余計な心配をしてしまいました

そして小さな子供を交えての掛け声&踊り…

ここは一眼レフを構えた素人カメラマンが多かった(*^_^*)









麻賀田神社大神輿




この鳳輦型の神輿は佐倉市指定有形文化財で千葉県内でも最大級のものだとか
白丁を着用した氏子の青年会が二天棒のみで担いでいるそうです


写真を撮ろうと20分も待っていたのに、お神輿が通過の際には皆が前に出るので撮れず
慌てて写したら何とかこの2枚が撮れた…(>_<)








彌勒町





衣装に身を包んだ子供が見えるとついそちらに目が…♪






上町




今年は運行せず詰所でお囃子だけの参加
前を通る他の山車の引き立て役といった役どころでしょうか

山車人形を展示していた会場前

お神酒をいただく人で賑わっています
山車人形・日本武尊

山車人形のほとんどが明治時代に購入され、市の文化財に指定されています
貴重な江戸の文化・芸能を現在も各町会によって大切に保存され、100年以上の時を越えて文化継承されているのです



遅過ぎた発見でしたが気分は爽快(^・^)
又来年も・・・・・♪♪