平成17年度 地域まちづくり活動事業(従前の“夢のまちづくりさぽーと事業”)に 『佐倉でさがそう! バリアフリーの道を V』と題して応募した結果、6月4日付けで 採択されたので、事業内容を紹介します。 |
事業の概要 |
事業名 佐倉でさがそう! バリアフリーの道を V |
(1)目的・まちづくりへの効果 |
高齢化社会。車いす利用者や視覚障害など何らかの障害を持った人が多い。こ れらの人が家に閉じこもらず、家の外で安全に生活し、余暇を楽しむことが、最 も重要なことの一つである。 通称「交通バリアフリー法」も施行されたが、私たちが志津地区(13年度)、 臼井地区(15年度)で調査を実施した結果、まだまだ弱者に厳しい街どと感じた 。 今回は佐倉地区(いわゆる佐倉地区)で前2回と同様な調査に取り組み、その結 果を小冊子(A5版)にまとめ、多くの方々にご利用いただき、明るく生き甲斐を もって生活できる一助としたい。 |
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資料(小冊子)を作成する |
(2)具体的内容 |
1 拠点の選定(原則として公共駐車場・車いす用トイレ・休憩できるロビーなど があると想定される場所) ・ 佐倉市役所 ・ 佐倉市立美術館 ・ ミレニアムセンター佐倉 ・ 佐倉市立中央公民館 ・ 国立歴史民俗博物館 |
2 コースの選定にあたって @拠点を中心に全行程3qぐらいまで(1〜3時間程度)の車 いすでも安全に楽 しく散策できるコースを選定する。 A拠点から離れている場所は、ワンポイント地として選定する。 |
3 車いす対応の整備状況を詳細に調査する。(データベース化) @道路の状況(歩道の有無、舗装、段差、幅員など) A京成駅の状況 Bトイレの状況 C目的場所の状況 D経路(道順)の状況など |
4 資料の作成 ・大きさ A5版 ・部数 400部 |
5 資料の配布場所 ・佐倉市役所 ・ミレニアムセンター佐倉 などが考えられる。 |
6 散策の方法 @拠点まで車で移動し、そこから車いすを利用して散策する。 Aワンポイント地の場合は、車で移動し到着後車いすでワンポイント地を散策 する。 |
7 散策範囲の対象など 自然・公園・植物、史跡・歴史、食事・喫茶、芸術鑑賞、買い物、カラオケなど |
(3)この事業を実施するに当たり基本的考え @自力で車いすを利用できない人を主体的に考える。 A家族が付き添い、散策しながら家族の対話(会話)を楽しむ。 介添者が付き添い、散策しながら対話(会話)を楽しむ。 B体験乗車を繰り返し行い、車いすの特性、動きを充分体得する。 C車いす利用者の考えを聴く機会を設けたい。 Dコースづくりに当たっては、目標地点を設定しそこまでのコースを充分点検 し、障害場所、障害内容などを把握し、最終的に可能なコースを複数設定 したい。 E今回の地域まちづくり活動事業で得られた具体的な改善や要望などを佐倉市に提言 したい。 |
(4)スケジュール 平成17年6月〜18年3月20日 会の通常の活動(月例会・臨時会) 6月〜18年3月 地域まちづくり活動事業の調査・研究 6月〜18年2月 原稿とりまとめ 12月〜18年1月 印刷・製本 18年2月 成果報告・清算 18年3月 |